涙雨とセレナーデ最新45話【ネタバレ・感想】孝章の母は一体何者だったのか…。

kiss12月号2021

KISS12月号(2021)の涙雨とセレナーデ最新45話のネタバレ感想です☆

 

火事の直前、ノアから様々な過去の事実を聞き出した菊之進!
ヒナは孝章の母・おタカについて明かされ…。

 

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続きは感想ネタバレ注意

前回までのあらすじ◎阿片に溺れるノアから過去の事情を聞き出した菊之進。姉が身投げしたこと、孝章の父と超曲商会は人身売買に手を染めていた事、孝章の母がオルブライトの愛人だった事…。自ら邸に火をつけたノアは重症で入院。怪我をした菊之進を孝章の家へ連れて帰るが…。

涙雨とセレナーデ最新44話【ネタバレ・感想】孝章の父の悪事と、新たな真実が明かされる!

 

涙雨とセレナーデ45話

 

【涙雨とセレナーデ45話あらすじネタバレ】

 

“本郷孝章の母親は一時期、オルブライトの愛人だった。
早苗(菊之進姉)とノアの数少ない友人でもあった。”

 

その事実を菊之進に聞かされたヒナ。
意味がわからない…と真っ青です( ゚д゚)!!!ソレナ
(孝章は出社中で、家に菊とヒナの二人です!)

 

 

孝章の母・おタカはオルブライト邸にやってくる前、12歳の時に本郷章尚(孝章の父)と上海行きの船の上で出会っていたそうです。章尚(アキナオ)はなぜか、身売りされるはずだったおタカを助け、上海で一時期一緒に暮らしていました。

 

 

その後、おタカは帰国し14歳で子供を出産。
赤ちゃんは名前も聞かされないまま本郷家に取り上げられたといいます。
(これが孝章だよね。おタカと章尚の名前から取って孝章?かな?愛があるような気がし)

 

 

その後またおタカは飢饉で再び売りに出され…オルブライト邸にやってきたと言います。
オルブライトの屋敷は身売りされた娘たちの待機場所で、かつ、定期的に開かれるパーティーは競売場でもありました。
(一時主人の妾として囲われながら商売のイロハを叩き込まれ、目的の人数が揃うと海外へ送り出されていました。)

 

 

でもおタカは唯一売られずに邸に留まった女性。

本郷との子を儲けていた事、それと早苗(菊之進姉)が珍しく懐いていたからでした!

 

 

菊之進『…ただ 留まるには其れ相応の
新たな役割が与えられ…

 

その事が引き金となり
…起きた事件が

 

後にノアや早苗の心を蝕んでいったのではないかと
俺は…見ている』

 

 

と話す菊之進。
話を聞いていたヒナは、その事件も知りたいけれど、そもそもなんでノア(座長)がオルブライト邸を燃やせたのか?と疑念を伝えます!!

 

 

菊之進が目を離したすきに火をつけたそうです。
『俺の判断の甘さが招いた結果だ』と落ち込む菊之進…。
そんな菊之進を見ていたヒナは、『3人とも命は無事だったんだから 菊がこれ以上 自分を責める必要はないと思うよ』と慰めます。

 

 

ヒナ『私は 今日までずっと

 

菊には……感謝しかないんだから

 

今まで知らなかったコト
沢山聞き出せたんだから

危機一髪で大前進じゃん』

 

 

と言います♫
ただ、これからの話は孝章に聞かせにくい…と戸惑う菊之進。

 

 

孝章の母・おタカは、邸に長く止まる代わりに…

 

里から半ば強制的に連れてこられた娘たちを

説得役の顔をして
騙しそそのかし

幾人もの貧しい村の娘を
海の向こうへ送り出した

 

…という事実。
おタカは次第に心を蝕まれやせ細っていったと言います。
おタカに懐いていた早苗は心配し、オルブライトから解放させるために、ノアに協力してもらいおタカを逃す計画を立てたと言います。

 

 

が、その計画も失敗に終わり、逃走する為に隠れた地下室で、おタカは片足を失う大怪我を負ったそうです…。
怪我の治療の退院後、おタカは本郷の別邸に引き取られたというが、その後は不明…。

 

 

おタカの存在を巡って本郷とオルブライトの関係が深まったのは事実だろう、と話す菊之進。
オルブライトは密航誘拐業者たちの元締めで、本郷章尚はその資金提供をしていた、さらにその悪行に母親までもが関与していたなど…『あの温室育ちは受け止めれれるか否か』と言う菊之進。

 

 

でもヒナは、“たーくんはきっと受け止める どんなに辛くても向き合って考え続ける”と感じていました。
その頃、出社していた孝章の元に、父・章尚がやってきました!

 

 

孝章は父に、『昨晩 オルブライト邸が炎上したのをご存知ですか?』と切り込みます…!

 

 

ここまでが、涙雨とセレナーデ45話のあらすじでした〜。

 

 

【涙雨とセレナーデ45話感想】

 

 

なんだかどんどん想像以上のダークな過去が明かされていく…。
まさかここまで深い物語が絡んでいる作品だとは全く思っていなかった(°_°)

 

 

実際に戦後の日本でこんな事が行われていたのか…!?
孝章の母・おタカの過去も明かされ話はさらに複雑に…。
おタカは産んでからその後、孝章と一度も会えていないんだろうか。
そんなの悲しすぎる、。

 

 

 

 

そして、父とオルブライトの悪事を知った孝章。
貧しい者たちから搾取した娘と金で成長したこの会社。
それは同時に俺自身の血と肉と骨を育てた、と考える孝章。

 

 

俺は今日までのうのうと
弱き者の涙をすすって生きてきたのだ

 

(ヒナを思い出し…)

 

添い遂げられぬのなら
せめてその想いに一夜限りでもと…

だが俺には
陽菜を抱く資格など無かった

陽菜は俺には
美しすぎる

 

 

そう感じ涙を流す孝章。
それでも手放せない、と…。。。

 

 

父親の悪事でここまでショックを受けている孝章様ですが…母親も絡んでいたとなるとかなりのショックですよね…。
まだまだ明かされてない事もあるだろうし…。。。

 

 

 

 

ハワ〜。続きが気になります!!!
隔月連載の涙雨とセレナーデですが、4号連続掲載です♫
来月も楽しみに待っています〜!!!

 

【次回!涙雨とセレナーデ46話掲載kiss発売予定日】

 

 

次回の涙雨とセレナーデ45話は11/25発売のkiss1月号(2022)に掲載予定です!

 

 

 

《引用元 作品DATA

出版社:講談社
著者:河内遙
掲載誌:KISS

 

 

 

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