涙雨とセレナーデ40話【ネタバレ・感想】暴かれる、過去の秘密。

涙雨とセレナーデ8巻

KISS4月号(2020)の涙雨とセレナーデ40話のネタバレ感想です☆
40話は涙雨とセレナーデ8巻収録。

 

陽菜の失くした祖母の形見は「移動装置」だったことが竹虎によって明かされた!
本郷貿易と天久座長の因縁とは…?少しずつ明らかに。

 

涙雨とセレナーデ全巻ネタバレはこちら

 

続きは感想ネタバレ注意

 

前回のあらすじ◎天久座長と本郷財閥の過去を探るため、菊之進と一緒に横浜へ行った陽菜(ヒナ)。先代のオルブライト邸の隠し扉の奥から鍵がかかった箱を見つけます!
その頃「片桐陽菜」を探す竹虎と、彼に思いを寄せる雛子も横浜へ来て陽菜と対面。そこで、ひいばあちゃんの首飾りが「移動装置」だと聞かされます。さらに、未来に帰る方法はあるが、その時は親密になった相手の記憶を消す必要があると知りショックを受ける陽菜なのでした…。

涙雨とセレナーデ39話【ネタバレ・感想】竹虎の正体が明かされる!

 

 

【涙雨とセレナーデ40話・あらすじネタバレ】

 

 

 

横浜にて。
本郷貿易の裏取引について探る孝明(たかあき)。
孝明は、本郷貿易の帳簿の中に品名に見合わぬ売り上げが計上されている事に気づいていました。そしてそれが密輸が横行していることだと…。
幼なじみの貞光に力を貸して欲しいと頼みます。

 

 


 

 

陽菜と別れた後、竹虎と雛子は海辺にいました。
会話から、竹虎の豆知識に感動する雛子。
そこで雛子はクラスメイトで医者を目指す“和子さん”の話を竹虎にします。

 

 

農民出身で、服装はいつもくたびれている和子。
でもそれを丁寧に繕いながら海外留学に向けて努力する和子に、陽菜は憧れていました。
でもある日、和子が友人のために放った言葉がきっかけで、クラスメイトたちに陰口を叩かれてしまう事に…。

 

 

そんな時自分は、意気地がなくて黙って見ていた“恥ずかしい人間”だと雛子は言います。
日傘で顔を隠し涙する雛子に、『君は彼女が羨ましかったのか』と言って竹虎は顔を覗き込みます。

 

 

めそめそと泣く雛子を泣きやませようと…思わず雛子を抱きしめる竹虎…♡!!!

 

 

抱きしめたものの…慌てて体を離します。
でも雛子の涙は止まりません。
『此れが最後と…思うと 理解が…気持ちに追いつきませんの』と俯く雛子。
(そうだった、竹虎と最初で最後の、だった。)

 

 

その言葉を聞いた竹虎は…

 

 

竹虎:このまま拒絶し続けるのと
今だけ応えて後から何一つ
なかったコトにするのとでは

どちらの方がひどいのか

 

 

(日傘に隠れて…キスーーー♡!?)

 

 

 


 

オルブライト邸にて。

 

オルブライト邸の開かずの地下室からヒナたちが持ち出した木箱。
木箱の中には謎のノートやリボン、更に二つの薄い箱が入っていました…!!
1つ目の薄い箱を開けることが出来たヒナ。

 

 

中に入っていたのは…ポ○ノ写真( ゚д゚)!!!

 

 

 

それを見た菊之進は異人向けの土産物だと言います。
小銭稼ぎにノア(現:天久座長)が女たちをそそのかしたのか?と。
こういうものを毛嫌いするオルブライトが知ったら卒倒ものだ、と。

 

 

オルブライトは厳格なクリスチャンで、日清戦争の戦争孤児を救うため一座を旗揚げしたと話す菊之進。

 

 

自分と姉を拾ったのもそういう一貫だろうと。
横浜へ来たばかりの頃は子供達に英語塾を開いていたらしく、よくあれででかい貿易商の長と劇場の支配人なんかが務まるものだと感じていたと言います。

 

 

素顔のオルブライトは商売人というよりただひたすらに甘く志の高いじいさんだった、とオルブライトについてヒナに語る菊之進。

 

 

 


 

 

その頃、孝明と貞光は、本郷貿易と超曲商会(天久一座)のアヘン密売の関係について話していました。
今では敵同士だけれど、孝明の父親と超曲商会がかつて手を組んでいたのではないか、と。

 

孝明は本郷貿易が扱う船や倉庫を調べ始めるコトに。
父の積み荷を暴いていけばいつか自分の「家」に対する胸の憂も晴れるのだろうか…と考える孝明。

 

 

全て片付けると約束したヒナのために。
“彼女を待たせている 其の様に信じて今は進むほかあるまい”と考えます…。

 

 


 

 

天久座長(ノア)が屋敷にやって来る前に、部屋を片付けて身支度をするヒナと菊之進。
結局、レンガ倉庫に戻る事に…。
そのとき菊之進が触っていた、地下室から持ってきた“薄い箱”のもう一つが開き、中からバラバラと写真が…。

 

 

それはなんと児童ポ○ノでした、、。。

 

 

そこには、ヒナや菊之進が地下室で見た、“世界の悪趣味を煮詰めた様な”道具を使い、身体中傷だらけの女の子が映っていました…。その女の子は…菊之進の姉・初代天菊……???

 

 

ここまでが、涙雨とセレナーデ40話のあらすじでした〜!

 

 

【涙雨とセレナーデ40話感想】

 

ラストページで写真を見て固まった菊之進…。
ちょ、こちらも情報量が多すぎて頭が追いつかない( ゚д゚)!!!

 

あくまで40話の情報を元にした私の考察&感想、なんですが。
菊之進が“優しいじいさん”だと思い慕っていたオルブライトが実はヘンタイでアヘン密売してた悪の根源ってこと???

 

地下室のギロチンや道具は趣味なのか“商売”なのか分からないけど、それを使って菊之進の姉に傷をつけ撮影していた。
(40話でノアが初代天菊の事を思い出してるシーンがあって。「ノア 私は大丈夫 叔父様には感謝しているわ」と幼い初代天菊が言うんです。でも、ノアが恨んでいて復讐を誓ってるのは孝明の父、なんだけど。)

 

かつて本郷貿易と超曲商会が“アヘン密売”で手を組んでいたと孝明たちは話していたので、それもオルブライトと孝明の父がしていた事なのかな〜と。

 

 

オルブライトが初代天菊を孝明の父に差し出していて、その時に初代天菊は死んでしまった?殺されてしまった?
そうなれば、初代天菊を愛してたノア(座長)が孝明の父にあそこまで執着して復讐を誓うのも分かる、気がする。か、もしくはオルブライトは一切知らない???あり得ないか〜。

 

 

 

写真を見てしまった菊之進は衝撃だろうなぁ…。
まさか自分の知らないところで姉がそんな仕打ちを受けていたと知ったら、、しかも自分が慕っていたオルブライトに…???(か、孝明の父になのか。)

 

 

そしてそして!!!
ヒナのために真実を暴こうと動く孝明の姿…見てて胸が張り裂けそう。
産みの母にも目を向けてもらえず(40話冒頭シーン)、大好きな兄は病死し、愛した女性(ヒナ)もいなくなってしまったら…。しかも記憶を消されちゃうとか…辛すぎるんですけど…。

 

雛子も竹虎とまさかの…♡!でしたが、記憶消されちゃうのかなぁ。
タイムスリップものって、、、読んでてほんとずっと切ない。(アシガール以外w)

 

次回も新事実が出てくるのかな。
かなりざっくりとしたあらすじなので、ぜひkissでチェックお願いします。
41話も楽しみです!!!(2ヶ月先。待ーてーなーいー)

 

 

【次回!涙雨とセレナーデ41話掲載kiss発売予定日】

 

 

次回の涙雨とセレナーデ41話は4/24発売のkiss6月号(2021)に掲載予定です!
次号はお休みです!

 

涙雨とセレナーデ 41話【ネタバレ・感想】汚される幸せの記憶。

 

《引用元 作品DATA

出版社:講談社
著者:河内遙
掲載誌:KISS

 

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