珠子と紀之に危ないヤツが近づいてきた!?
【あらすじ】
夏休みが終わり、珠子と紀之は安定のラブラブ同居生活。だけど、他大生のミーが紀之を追いかけてきて大暴走!
そこに友達のユラが現れてミーを見張るために一緒にサークルに入ってくれたので珠子も紀之も一安心。
でもユラの視線の先にはいつも珠子が…!?
続きは感想ネタバレ注意
2019.6/25ハコイリのムスメ8巻発売してました〜!
はい、かなり放置プレイしてたハコイリのムスメ。
7巻で心変わり疑惑の紀之にモヤつきながら、8巻の内容の拍子抜け感で記事にするの放置してましたw
ざっくりとしたあらすじ&感想です!
ハコイリのムスメ8巻
【ハコイリのムスメ8巻あらすじ】
7巻ラストで発覚した園田家使用人・クマちゃんの結婚!?
大学3年の夏休み、珠子と紀之は一緒に地元で過ごすことに♡
ある日、珠子の母親から“クマちゃんがプロポーズ”されたと聞かされるふたり。
でも、クマちゃんはそのプロポーズを断ったと言います。
クマちゃんが結婚しないことを喜ぶ珠子と、当たり前のように話す珠子の母親に、紀之は違和感。
『結婚を喜べなくて当たり前』発言にちょっと引いた、と珠子に漏らします。
紀之に指摘された珠子は
クマちゃんがプロポーズを断った理由は“自分がいなくなったら園田家が困る”からだと気付きます…。
その後、夏休みの間、大学の友達が珠子の実家に泊まりにきたり、夏祭りにみんなで行ったり、楽しい行事は過ごしつつも、なんだかクマちゃんの事が気になり悶々とし始める珠子。
ある日紀之は、クマちゃんとクマちゃんにプロポーズした男性と街で遭遇します!
そこに珠子を呼び出し、4人で食事を♫
クマちゃんにプロポーズした片倉さんはイケメンで面白くてすごくいい人でした!
その後も悩みに悩んだ珠子は、ある日クマちゃんに涙ながらに思いを伝えます!
珠子『クマちゃんがこの家を出るなんて
考えられないくらいイヤだけど
クマちゃんが幸せになれないなんて
もっとヤだよ………』
でもクマちゃんは、『わたくしは この屋敷が好きなのです』と珠子に返します。
一度は結婚の決心をしたけれど、最後の最後で踏み出せなかった、と。
クマちゃん『わたくしはここにい続けます
旦那様もお嬢様もそうでしょう
そして珠ちゃんが
いつか迷う時が来たら
わたくしは先程の
珠ちゃんの言葉を返します』
クマちゃんのお話はここまででした。
夏休みを終え、大学に戻った珠子&紀之。
ふたりはフットサークル“R・M・B”に所属しています♫
8月末の夏合宿を終え、次の大きなフットサルイベント『秀英杯』に向け、気合十分な紀之!!!
ある日サークルメンバーで話していると、他校の女子がフラフラと近づいてきます。
まるで紀之に吸い寄せられるように…www
(みんなの推測通り)完全な紀之狙いでサークルに入部した女子・岩田一美(ミー)。
ミー『津川さん(紀之)と結婚したくて
このサークルに入りましたー
みなさん
ミーをよろしくで〜す♡』
と入部初日に公言www
紀之も珠子も唖然です( ´Д`)!!!
珠子が彼女だと知っても完全スルーのミーに、紀之は…
紀之『俺が好きなのはあのコで
アンタみたいなタイプは
本気でウザくてキモいから
近寄んないでね
以上!』
ビシッと言いますが…ミーは全くこたえてませんwww
それ以来珠子は、紀之がミーにうんざりしてサークルを辞めると言い出すんじゃないかと心配していました。
その後もミーの紀之への攻撃?は治らず苦悩する珠子と紀之(&フットサルメンバー)。
そんな時、ある男がフットサルサークルに現れます!
その男はS大2年の坂本由良。通称・ユラという男子でした!
ユラは元々ミーの夜遊び仲間。
ミーが迷惑をかけないように見張るという理由で入部しますが…フットサルサークルに近づいた目的は“紀之”でした〜。
ユラは地元で親友だった“エナチ”という男子と紀之を重ねてました。
見た目とかではなく、いつも堂々としていて“強い”所に。
ユラの歓迎会の二次会でユラの高級タワマンに訪れたフットサルメンバー。
そこで珠子と紀之は、ユラが昔いじめられて卑屈だったという事を聞きます。そして、エナチに憧れていた事も…。
明るくて話やサッカーも上手ですぐにフットサルメンバーと打ち解けるユラ。
紀之も(ミーを黙らせてくれる)ユラを気に入り、ユラの“モテ力”に珠子も少しドキドキしてしまいます!
珠子:ジッと目を見て話すとか
目が合うとニコッと笑うとか
なんとなく距離近いとか
ちょっといい匂いとかするし
カワイイとかさらりと言ってくれちゃったり
女子校時代ならすぐ好きになっちゃってたかも、とソワソワする珠子w
(隣にいる紀之に心の中で謝罪www)
ある日、フットサルメンバーでカラオケに。(紀之はバイトで不在。)
みんなが終電ギリギリで慌てて帰ってしまい、街中で珠子とユラはふたりきりに。
『人にぶつかりそうになったから』と言って、珠子を軽く抱き寄せるユラ。
そして、珠子にこう言います。
ユラ『俺……実は
珠子さんのこと
好きになりかけてます
津川くんがいるのは
わかってるけど……』
と。
その言葉を聞いた瞬間珠子は、
珠子『あーウン
それは違うよね?』
と言い返します。
ユラにはいつも余裕があって、誰かを好きなになった時は切なくて不安で、みっともなくオタオタするものだと言う珠子。
珠子『ユラくんからわたしに対して
そんな雰囲気まるっきり!感じないもん』
と、にっこり笑います。
ユラも“ふたりになれたんで口説いてみようかと…”とごまかします。
口止めしてきたユラに、『わかった忘れる』と約束し、帰りのタクシーで紀之への思いを再確認する珠子。
珠子を見送ったユラ。
『なんだよ千夏より
ずっとブスのくせにハラ立つ
簡単に落ちないなんて
生意気じゃん』
とつぶやいていました。
(千夏とは、エナチがずっと付き合っていた彼女です)
ユラ:俺はまた
アレが見たいんだよ
いつも笑顔で
余裕ぶっこいてたエナチの顔が
グチャグチャに歪んで
あれは最高の思い出だった
似てるのは強さ
タイプは違うけど
いつも堂々としていて
人の顔色を窺うこともない
人を羨んだり
惨めさに泣いたこともない
そんな奴の顔が
少しでも歪むところを
津川くん
俺はもう一度見たいんだ……
ここまでが、ハコイリのムスメ8巻のあらすじでした〜!
【ハコイリのムスメ8巻感想】
すっごいクセのあるキャラが登場しましたねw
歪みすぎというとかなんというか…。
過去に親友の彼女を略奪して、憧れの存在にダメージを与えた事が快感になっているんでしょう。
確かに紀之は芯がしっかりしてて強い!
でも意外と、珠子も人をしっかり見ててブレないんだよ〜〜〜だw
ハコイリのムスメ9巻ではユラの紀之への執着が加速し、アブナイ展開に…。
ハコイリのムスメ8巻ぜひチェックしてみてください〜!
《引用元 作品DATA》
出版社:集英社
著者:池谷理香子
掲載誌:Cookie
ご購入はこちら↓