ヤングマガジン2020年34号の【私の少年40話】のネタバレ感想です☆
私の少年40話は私の少年9巻に収録予定と思われます!
続きは感想ネタバレ注意
私の少年40話
【私の少年40話 面影 あらすじネタバレ】
ある日の下校中ふと、“ここしばらくは 水曜日になっても 小片さんを見かけることはない”と思う真修。
駅から帰宅中、小学生の頃サッカーの練習をしていた公園を通ります。
そこで過去の自分を思い出す真修。
(真修は小学生の頃、弟の遼一に家の鍵を閉められてしまい、家の外で父親の帰りを待っている事が多かったようです。)
真修が家に着くと、珍しく父親が帰っていました!
その日は真修の亡くなった母の誕生日。
祖母の代わりにキッチンで料理をする真修。
すると父親が真修の周りをウロつきながら監視してますwww
真修父『…お前が包丁持ってるとな…
あれ思い出すんだよ
サンドイッチ流血事件…
ばあちゃんが目ェ離した隙に
お前が忽然と消えて
キッチンは辺り一面真っ赤
そして床に転がる出刃包丁』
(うん。そりゃ〜トラウマになるw
真修は入院中の母親の為にサンドイッチを作っていたらしい。)
しかも、その後真修を3時間探したそうです!
当時の事を語る父に、(怒らないという条件を出して)真修は打ち明けます。
真修『あの時
俺 結構すぐに
家まで戻って来てたんだよね』
と。
玄関横の植木の茂みに隠れていたそうです!
さらに他の日もよくそこにいた事を打ち明けます…。
そして…
真修『あと
サッカークラブの試合に失敗した日も
あそこで一晩過ごそうと思ってたけど
その日は聡子さんが保護してくれて』
その事実に驚く真修の父。
真修は堂々と、そのおかげで今元気に会話できているんだと強気な発言。
真修のカミングアウトを聞き、自問自答する真修の父。
真修父:………俺が
通り過ぎた真修を
どうしてあの人は
すぐに気づけたんだろう
と。
その当時、仕事が忙しく家に帰れない日もあった事を思い出す真修の父…。
“家の中で足元を見ると 俺にだけ影がない気がするんだよな”…と感じます。
真修父『何したらいいのか
もうわかんねぇよ』
と呟きます。
すると真修は、“料理の手伝い”の事だと思い、もう座ってていいと伝えます!
そして…
真修『父さん
手を貸して欲しい時は
俺からちゃんと頼みに行くから
それ以外は座って待っててよ
俺は大丈夫だから』
と、伝えます♫
『…わかった じゃあ楽しみにしとくよ』と答える真修の父。
その後、家族4人で(亡くなった)母親の誕生日を祝います♫
後日、真修の事を駅で菜緒が待っていました!
無言で一緒に歩く2人。
足を止めた菜緒が何か切り出そうとします…!
すると真修は、『俺こないだ気づいたんだけど ここまで歩いて帰るよりも 駅から出てるバスに乗った方が早く着くんだね』と言います。
真修『だから ありがとう
俺と一緒に歩いてくれて』
と伝える真修。
別れ際、菜緒は『早見くん あの人が好きだったんだね』と尋ねます。
すると…
真修『うん すきだよ でも
俺は全然隠したりできないから
恋とは違うのかも』
と笑います。
菜緒は『……なにそれ』と言って笑い、バスに乗り“私も隠さなきゃよかったのかなぁ”と思いながら涙目に…。
バスを降りて、友人のりおんに電話します。
カラオケに行く約束をし、そこまで走って行く菜緒。
菜緒の顔には笑顔が戻っていました♫
ここまでが、私の少年40話のあらすじでした〜。
【私の少年40話感想】
サラリと過去の真相?が描かれていましたね…。
聡子は当時真修が“ネグレクト”を受けていると疑っていましたが、実は弟が(親の言いつけを守って)鍵を閉めてしまって家に入れなかったりだという事が判明。(確か当時の真修もそう言っていた…。)
ただ、父親も思うところがあるように、仕事が忙しすぎて子供たちにまで目が行き届いていなかったのは事実っぽいですね。
でも、そんな父親の気持ちも少し見透かしたような真修の『大丈夫だよ』に、真修の父は救われたんじゃないでしょうか。。
真修と父親の関係が変わる事で、聡子との関係にも変化が訪れそうですね。
そして、菜緒は真修への気持ちに区切りがついて前に進めた様子でした♫
自分への恋心をずっと隠していた菜緒を見た事で出た真修の『俺は全然隠したりできないから 恋とは違うのかも』発言だと思うんですが…まぁそこは人それぞれなので、真修の場合は違う気がするんですがw
真修も聡子と同じく、聡子への好きの幅がとんでもなく広いんじゃないかな、と思ってます♡
私の少年41話も楽しみです!
【次回 私の少年41話掲載ヤングマガジン発売日】
次回の私の少年41話は、2020年39号(8/24発売)に掲載予定だそうです!
《引用元 作品DATA》
出版社:講談社
著者:高野ひと深
掲載誌:週刊ヤングマガジン
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