なかじまなかじま3巻(花とゆめCOMICSスペシャル)

親子三角関係の結末は!?
西炯子が描く非モテ女子ラブコメディ衝撃の最終巻!!

 

あらすじ
東京のお嬢様女子短大に通う、超地味系女子・北白川麗奈。そんな麗奈が映画監督の中島圭、そしてその息子で陸上部のスター中島駿と知り合いになり、仲良くなってしまう。そして、駿は父の系が麗奈と関係がある事を知ってしまい…!!

続きは感想 ネタバレ注意

なかじまなかじま1〜2巻ネタバレはこちら


完結しましたー!野獣系中年(父)とさわやか高校生男子(息子)に挟まれるおいしーい漫画・なかじまなかじま三巻!姉の結婚も同月に完結しましたね。西炯子先生、お疲れさまでございました!ほんと、めちゃくちゃ描きますよね、漫画。好きなんだろうなぁ…と思います。(売れっ子だから描かせてもらえるんでしょうが。)

さて、なかじまなかじま最終巻ネタバレしていきます。
2巻ラストで父・圭の部屋から麗奈のDVDを見つけ驚きの駿。女にだらしない父だからこそもう2人は大人の関係じゃないかと動揺します。
遂に父・圭に麗奈との関係を問いつめますが…

 

 

『か 彼女とはどういう関係なんだよ!? す……好きなのかよ!?』
『ガキには関係ねぇ』と、はぐらかされて終わり。

 

 

 

その後偶然駅のホームでダブル中島と出くわした麗奈ははじめてそこで2人が親子だと知る!

 

 

『えっ?』親父…?

そして父・圭を避けるため、家に帰らずシェアハウス(ボロボロアパート)を借り、荒れた生活を送る駿。そんな駿を見てしまった麗奈は放っておけすお弁当を差し入れする日々が続く。アパートのお姉さんに駿の家に入れてもらった麗奈だが、駿との食事中に父・圭が乱入しそこからなぜかボロアパートでの3人暮らしがはじまる。

 

 

『俺もここで暮らす』

 

 

 


2人の男(しかも親子)に挟まれ、どちらの事が好きなのか、むしろどちらの事も好きじゃないのか悩む麗華は自分の気持ちを確認するため駿にキスを迫る。そこに父・圭が割って入り、“麗奈は自分の商品だから子供でもできたら困る、仕事をなめんな”と喝。

 

 

『息子のお前でもぶっ殺すぞ』

 

 


自分の気持ちに悩む麗華は友人・西園寺さんに相談。すると…

 

 

『答えはココじゃくてココにあるんだから 決まってるはずよ本当は』と。麗奈は『でもあの人は…私を仕事の道具としか思ってない…』と言う。ここで父・圭の事を口に出したわけだから圭なんだろなー。

そしてついに、駿が麗奈に告白!!!

 

 

『俺…麗奈さんが好きだ!け…結婚してよ!』
『ご…ごめんなさい!』

 

 

 

頭で考えるよりも先に言葉が出て来た…と思う麗奈。これでもう父・圭への気持ちは確認できたわけで。
そしてある日、田舎から出て来た両親とする事になり、就職先や縁談先は確保してある…お前は器量もないから若いうちに結婚した方がいいと言われ、ずっと小さいころからそう言われてきた…でも…と、麗奈はデパートに向かい化粧をし身なりを整え…

 

 

私キレイだ…高望みでも勘違いでも勘違いでもない これが私だ
私の生きる場所は自分で見つける 自分を必要以上におとしめたりしない 私は「ここ」からぬけ出す

 

 

 

えっと…いきなり化粧した設定になった途端、男の一生のつぐみ、姉の結婚のヨリに涙ボクロつけた人に笑。ま、そんなツッコミは置いときましょう。せっかく自信もったんだから…(結局化粧なのか?と疑問が残らなくもないが、気持ち的にてことかな?)

一方!!圭の方にも映画の仕事のオファーが。長身で細身なイメージの主人公役に麗奈を抜擢しようと考えるが、事務所の力でどこぞやのアイドルグループの女の子が決まってしまう。圭も麗奈への気持ちを表すようにあがいてみるがやはり麗奈を主役に抜擢することは叶わず…。

そして制作発表会の当日、その映画の話を聞きつけた麗奈は“その役は自分のものだ”といてもたってもいられず相変わらず車に敷かれたりしながらボロボロで記者会見場に…

 

 

『その役、私にやらせてください!!』
そして圭も…

 

 

『紹介します 主演の北白川麗奈です』

そしていつもの圭の車で帰る中、この車に他の子も乗せたの?と聞く麗奈に『離婚してお前以外は乗せた事がない』と言う圭。それを聞いた麗奈は…

 

 

『もう他の誰も乗せないで 私だけを見て 私もあなただけを見てる 幸せにして』
『約束する』

 

 

 

で、キス。そして…駿が箱根駅伝で優勝しみんなで喜ぶ所で終わりでしたー!!またいつものダサい麗奈に戻ってたり、父・圭がこっそり駿の撮影してたりでほんわかムードで終わりました♫駿も片思いされてたマネージャーの子が彼女になってて、なんと西園寺さんも麗奈が2巻で出た劇団監督の人を婿養子とりみんなハッピーな感じでございました。

最後までひっぱられた姉の結婚とは違い、トントンと話が進み若干さくっと終わった巻はありましたがおもしろかったです♫男の一生、姉の結婚、なかじまなかじまと、主人公はみんな自分に自信がない女性が男性の愛によって変わる…というパターンでしてそれぞれ面白いんですが、次は全く違うキャラの西炯子先生の作品もぜひ読んでみたいと思ってます!

 

 

 

 

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