横浜流星×浜辺美波主演で実写ドラマ化・わたどう!
【あらすじ】
新章開幕。光月庵の火事から10ヵ月。意識不明の重体だった椿もようやく回復。行方がわからない七桜を探し回るが、一向に見つからず焦燥感だけが増してゆく。そんな椿のもとに足繁く通ってくる長谷屋の栞は、ある決意を胸に秘めていた。一方、傷が癒えた七桜もまた多喜川の力を借りて立ち上がる。背負わされた重い運命は、愛と復讐の歯車を思わぬ方向へと導く!!
続きは感想ネタバレ注意
惹かれ合い、愛し合いながらも…運命によって引き裂かれた椿と七桜。
8巻は新章スタートでございます!!!
ざっくりとしたあらすじ&感想です♫
私たちはどうかしている8巻
【私たちはどうかしている8巻】
椿:あの火事のあと
俺は10日間意識が戻らなかった
目が覚めたとき
あいつはもういなかった
火事から10ヶ月後。
光月庵で和菓子教室を始めた椿。時々、厨房に立つ七桜の幻想を見ながら…。
火事のあと、椿(つばき)は七桜(なお)を探し続けていましたが、見つけ出すことはできませんでした。
そして、椿の和菓子教室に通う生徒の中に、元婚約者の栞がいました。
実は火事の夜、意識を失いかけた椿を見つけ助けたのは栞でした!!椿を庇って追った顔の傷は残ったまま…。
しかも、栞は椿への想いを断ち切ることができず、決まっていた縁談を自ら破棄し、家から勘当されてしまいます…!
行くあてのない栞を見つけたのは椿でした…。
栞が懇願し、光月庵で住み込みで働かせてもらう事が決まります。
それから3年が経ち、栞は光月庵の看板娘として店頭に立っていました♫
当主の代わりとして菓子作りではなく、忙しい業務をこなす椿を支えるように、そばにいる栞。(女将も栞を応援しています。)
一方の椿は、まだ目を閉じると七桜の姿が浮かんでいました。
楽しそうに御菓子を作り続ける七桜の姿が…。
椿:3年ー…
過去にするのに
充分な時間だ
俺はずっと過去にしばられている
6歳のあのときからずっと…
でもあいつはもう
前を向いてるんだろう
幸せでいるんだよな…
七桜への想いを断ち切ろうと決めた椿は、いつもそばにいる栞と少しずつ距離を縮めます…。
そんな時、栞は偶然にも七桜(なお)と再会します…!
久しぶりに見た七桜は、昔と雰囲気が変わっていました。
七桜はしばらく東京で修行していて、最近金沢に戻り自分の和菓子屋を持てるようになったと言います。
そして、栞が光月庵で働いていると知り、嬉しそうにしていました。
ただ、
七桜『いまの御菓子
椿さんはほとんど
作ってないですよね』
と鋭い目で指摘します。
そして…
七桜『いちばん美しくて
美味しい御菓子を出す
それ以上に
大事なことってあるんですか?
作れるのに作らない
店の名前にあぐらをかいて
お客様を甘く見てる
そんな店に負ける気しないから』
そう言い放ちます。
椿のこと、光月庵を否定された栞は怒ってその場を去ります。
(椿に七桜に会ったことは言えないままの栞。)
一方の(平然とした姿を見せていた)七桜も、突然で動揺し栞にひどいことを言ってしまった…と、店に帰り、多喜川に落ち込んだ姿を見せていました…。
“負ける気がしない”と公言した通り、有名な“五月雨亭”という茶亭で出す御菓子の権利を、七桜の“花がすみ”が光月庵から奪い取っていました!60年付き合いのあった光月庵。
外されたと知った女将は動揺し焦ります!
椿は、『もう決まったことです』と言いますが、五月雨亭主催の“新春園遊会”の御菓子で選ばれるため、久しぶりに御菓子を作ることを決めます…!
椿『その御菓子は 俺が作ります』
選定会に向け、菓子作りに励む椿。
美しい和菓子を作り出しますが…しかし!椿の体には異変が起きていました…!!
そして七桜(なお)も選定会への参加を決めていました。
光月庵からは若旦那の椿が作品を出すと聞いても、七桜に戸惑いは全くありません。
光月庵を乗っ取って自分のものにする。
それが、七桜が決意したことでした。
七桜『ママの残した御菓子を
光月庵から出す
あの日そう決めたの
今度こそ
だれにも邪魔させない』
そう多喜川に話す七桜…。
そして選定会の日、作品をそれぞれ提出し終えた椿と七桜。
五月雨亭の庭で、七桜は椿の姿を見つけ、二人は再会します…。
“いまの光月庵には消えてもらう”
揺るぎない信念を胸に、椿をまっすぐ見つめる七桜。
でしたが…!!
椿『だれかいるのか?』
椿に七桜の姿はハッキリと見えていませんでした。
椿は、目の病に犯されていました…((((;゚Д゚)))))))!!!
ここまでが、私たちはどうかしている8巻のあらすじでした〜。
【私たちはどうかしている8巻感想】
正式な後継者は自分だ、と、いまの光月庵に復讐を決めた七桜でした…が!
椿の身体を襲う異変に、動揺してしまってましたね…((((;゚Д゚)))))))
久々の二人の再会でしたが…運命のいたずらがスゴい。
そして、一途に椿を思い続ける栞もまた良いキャラで…( ´Д`)
3年経った椿は、さらにかっこよく、大人の色気が増していました♡
今後どう展開していくんでしょうか。
七桜(なお)の空白の3年が明かされる、私たちはどうかしている9巻あらすじ&感想に続きます♫
《引用元 作品DATA》
出版社:講談社
著者:安藤なつみ
掲載誌:BE LOVE
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