物語の核心が明かされる第9巻!!!
くやしいけど理久の心の一番奥にいるのは私じゃない。
【あらすじ】
大好きな人のことを全部知りたい。その一心で、白岡から理久の過去を聞く天。でもその理久の笑顔の裏に隠された真実は、あまりにも悲しいもので。理久を救いたい…天は、いても立ってもいられずに…!?
続きは感想ネタバレ注意
https://kojimangavip.com/2018/03/sho-toke-kike-ki8/
2018,6/25ショートケーキケーキ9巻発売しました〜♫!!
この9巻は理久と鈴(れい)のこじれてしまった関係性・衝撃的な過去が描かれる巻でして…8巻でグッとこらえた涙が溢れ出てしまう内容でした…。ショートケーキケーキ当初の軽め?な三角関係はどこいった!て位切ない内容ですが、どんどん面白くなってます!!!
もうぜひ読んでください!って感じですが…ざ〜っくりあらすじ&感想です!
【ショートケーキケーキ9巻】
ショートケーキケーキ9巻前半は、理久自身がずっと話さなかったの出生の秘密や“水原家”との関係が描かれてます。
白岡『どうかあの2人の
長い長い兄弟ゲンカを止めてくれませんか?』
そう言って、天と千秋に“水原家”の過去について語り始める白岡。
鈴(れい)と理久の母であり、水原家の1人娘・水原真幌(みずはらまほろ)が長い不妊治療の末、生まれてきたのは今の座敷こと“鈴(れい)”でした!!そして…
理久は、鈴の産まれた少し後に、真幌が教えるクラフト教室に置き去りにされていた赤ちゃんだったんです…!!!
理久の母親は、真幌が可愛がっていた教室の生徒で当時高校生のあやめ。
『その子が全然…かわいくないの…』
そう電話越しで涙ながらに真幌に伝え…そのまま姿を消したあやめ。あやめに変わって真幌は理久と養子縁組し、鈴と理久を兄弟として分け隔てなく育て始めます…。
周りの噂により、自分の出生について幼い頃から自覚していた理久。
それでも小さい頃はとても仲が良く過ごしていた2人。(かけがえのない存在だったようで、この過去編読みながら号泣です…。。。)
でも、小学生の頃から…何事も自分より器用にこなしていく理久に劣等感を抱き始める鈴。(鈴は祖父に認められたくて必死で理久よりも習い事をし、あの“クマ”ができちゃった様です( ゚д゚))
そんな時、鈴と理久の両親が交通事故にあい他界…。。。
そのタイミングで葬儀に現れた理久の母親・あやめ。理久を引き取ろうとしたあやめを鈴が追い払った事により、鈴と理久の関係はさらに悪化してしまいます…!!!
そして…。
鈴『こんなゴミクズ野郎弟なんかじゃねぇ
俺はお前がずっと目障りで仕方なかったんじゃ
分かったんなら さっさとこの家から消えろ』
この鈴が理久に放った言葉で2人は決別。
それ以来、白岡の家で暮らし始めた理久。どうやら中学も鈴とは違う学校に通い、今の下宿所で天や千秋に出会ったわけですね〜。
天が出会った頃に感じていた“理久のウソ臭い笑顔と軽い発言”は幼い頃の理久が“人に必要とされる為”に白岡に習い、身につけた事でした……。(クゥ〜。涙が止まりません(ノД`)!!!)
白岡に全てを聞いた天と千秋は、“理久の為に出来る事はないか”…と、理久の母親探しを始めます!
が、しかし!理久の母親・あやめが通っていた産婦人科や高校を調べていると…その事が白岡&鈴にソッコーバレてしまいます( ゚д゚)!
そんな天を『部外者が』と罵り、
鈴『だったらさっさと見つけて
あいつを母親の元に帰してやればいいんじゃ』
と言う鈴でしたが、その表情は拗ねているようにしか見えなかったと感じる天。
が、しかーーーーし!ここで急展開( ゚д゚)!!
新学期を迎え、新たに入寮してきた“皆谷琉(かいたにりゅう)”という男子が紹介したいと連れてきた人物が…
理久の姉・藤吉蛍(ふじよしほたる)!!!
理久に『ずっとあなたと話がしたかった』と言って涙を流す蛍でしたが、理久は全く整理できてない様子。(いや、こちらもです!!!)
どうやら、理久の実母である藤吉あやめは高校の合格発表の日に第1子・蛍の妊娠に気づき高校に行かず15歳で出産。その3年後に理久を産んでいたようです…。(実の親にも縁を切られたらしい。)
蛍『理久…あなたを手離したのは 仕方なかった』
そう語る蛍の前に息を切らせて現れたのは白岡でした〜!!
母親に会って欲しいと頼む蛍に対し、(理久は)『水原家の人間なんだよ』と怒鳴って理久を連れ出す白岡!!(ここ、ここ!ジーンです(ノД`)!幼い頃、仲が良かった鈴との事を思い出してる理久にもジーンです(ノД`)!)
結局、白岡の家にいる事になった理久ですが…
天たちの前で『家族は一緒にいるべきだと思う』と言って理久に似た笑顔を見せる蛍を…
“嫌いになんてなれない”
と感じる天なのでした〜〜〜。
理久との距離、自分の無力さを天は感じながらも、何か“理久の為に出来る事はないか”…と考え…再び鈴に会いに行きます!…が、結局鈴を動かす事はできず…。
その夜、白岡の家にいる理久の元を訪れる天。
部屋で2人きり…天をぎゅっとぎゅっと痛いくらい抱きしめる理久に、天は自らキスをします…。
自分の行動に照れて離れようとした天を引き寄せ…
『だめ 今離れないで』
そう言ってベッドに押し倒した理久〜〜〜♡!
ここまでが、ショートケーキケーキ9巻でございました〜!!!
大好きで思い思われのはずの理久に近づけず遠くに感じてしまう天(&千秋)の切なさや、何か呪縛にとらわれ意地を張り続けているようにしか見えない悲しい鈴の姿、きっとそんな鈴の事を未だ大切に思っている理久。そしてそんな2人の関係を修復しようと必死なアツすぎる白岡さん。(←9巻MVPですw)
いや〜もう切ないやら悲しいやらドキドキやら興奮やら感情がいっそがしい9巻でした(ノД`)!!!
しかも理久に姉がいたという衝撃の事実。(モールで理久を見つけてた女性でしたね。(by8巻)琉と蛍の関係は謎のまま。琉が蛍に恋してるのは確かだなw)
もうこれからどうなっていくのか、、、楽しみでしかない!!
本当にざ〜っくりとしたあらすじしか書けてないので、ぜひぜひ!ショートケーキケーキ9巻読んでみてくださいな!!オススメです〜〜〜。
《引用元 作品DATA》
出版社:集英社
著者:森下suu
掲載誌:マーガレット
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