さよなら、おとこのこ2巻【感想・あらすじ】(ビーボーイコミックスデラックス)

さよなら、おとこのこ2巻

謎が少しずつ解かれてゆく 「自分の恋心と向き合う」ことで

 

【あらすじ】
勇紀と同棲し、性的にも充実した日々を送っていたかなでだが、身体だけ子供に戻ってしまい、頭も生活も混乱するばかり。こうなった原因を探ろうと、以前の記憶を呼び戻すうち、勇紀とつき合うことになった日のことや、脚本家としての才能不足に悩んだ日々が思い出される。その苛立ちの勢いで、かなでは一度勇紀に別れを告げていたのだ…。
一方、勇紀は、長い片思いのすえに叶えたかなでとの関係がもし揺らいでしまったらと不安にかられる。そんな中で、心に聞こえる不思議な声が、実体化して現れ…?

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さよなら、おとこのこ1巻【感想・あらすじ】(ビーボーイコミックスデラックス)

 

2018.11/10さよなら、おとこのこ2巻発売しました〜*\(^o^)/*
1年半、待ちに待っていた作品でしたが、読み終えて若干ポカン状態で…何度も何度も読み返し、感想まとめるまでに時間がかかってしまいました〜〜〜(ノД`)!!

 

1巻での謎が解かれた部分もあれば、まだまだ分からない部分もたくさん(_ _)…!!!
2巻表紙内側に書かれた、

 

見えない糸にたぐりよせられるということは
本当にあるのかもしれない

 

という言葉。
あ、そういうことなのかな…と、ス〜っと沁みた気がしました!

 

ざ〜っくりあらすじ&感想です♫
(現在と過去が行ったりきたり…なので《現在》《過去》と記しておきます。)
登場人物はこんな感じ。

 

 

(引用元 さよなら、おとこのこ2巻)
さよなら、おとこのこ2巻

 

 

【さよなら、おとこのこ2巻】

 

 

1巻ラストで勇紀の前に現れた“謎の男”は、勇紀の心の中で昔から聞こえていた“声”が実現化したものでした!

 

 

 

(引用元 さよなら、おとこのこ2巻)
さよなら、おとこのこ2巻

 

 

《過去》
そして、かなでが子供に退行してしまった理由は、ずっと想っていたスズメ(劇団代表)とその妻の“子供になりたい”と願ったから…。そうすればスズメとずっと一緒にいられる、と。
そして、脅威に感じていた同い年の脚本家・裕太からも逃げるためでした。

 

かなでが『1人になりたい』と勇紀に別れを告げた夜(by1巻)、1人公園で落ち込む“かなで”の前に“謎の男”が現れてました。少しして、公園から勇紀の元に戻り、謝るかなで。
仲直りをした翌日、子供になってしまった様です!!

(その日に、裕太(弟)が勇紀(兄)の家に来る事を知って逃げたいと感じたからなのか。)

 

 

《現在》
1巻で怯えた様に勇紀の家から飛び出し、スズメの所に行った子供verかなででしたが、勇紀の元に帰りひどい事を言った…と謝ります。そして、かなでにも人ならざる“謎の男”の姿が見えていました!(裕太や他の人には見えません!)

 

 

ある夜、勇紀が寝ている間に謎の男に誘われ外に出かけるかなで(子供ver)。
子供が1人で歩いていると警察に補導され(警察には謎の男は見えません。)勇紀が引き取りにいきます。
そして勇紀&かなで&謎の男が帰宅すると、裕太が心配して待っていました。

 

 


 

 

とっさにかなで(子供ver)がついた、母親が死んだという嘘を信じた裕太。
かなでは自分の話をするからお芝居にして欲しい、と裕太にお願いします。
(それは、自分と向き合う事で“元の姿に戻れる”と思ったから、なのかな…。)

 

 

ちょうど劇団で大幅にリテイクを食らっていた裕太はその話にのり、2人は脚本を作り始めます♫

 

 

 

だがしかし!

 

 

 

子供だったかなでが、急に大人に戻ってしまう!!!

 

 

 

そして、もう一つ大切な事に気づく。
“そうだ これはオレの書いた オレの物語だ”…と。
現れた“謎の男”も『物語をひとつ書け』というその男の言葉も、実はかなでが過去にボツになった脚本のセリフなのでした!!

 

 

勇紀が仕事から戻ると、大人になったかなでがいました!
ボロボロと泣き出し、弱音を吐き出す…。

 

 

 

かなで『なんだよ どいつもこいつも
何が物語を書けだ

オレのことを認めてくれる世界なんて
どこにもねえじゃねーか

何を書いたら正解なんだよ』

 

 

 

そんなかなでを、泣きながら慰め抱きしめる勇紀。
自分は別れた方がいいのか?と。裕太の顔も見たくないよね、と。
かなでの涙の理由には、ずっと心にわだかまっているスズメの存在もあった様です…。
でも、かなでは勇紀と別れるつもりはないみたい。

 

 


 

 

 

バイトから帰った裕太の前に、大人のかなでが現れます!
大人のかなでを兄の恋人で、かなで(子供ver)の父だと聞かされていた裕太でしたが、かなでは子供と自分が同一人物だと打ち明けます!

いや〜テンパりますよね。ポカンですよねww

 

 

(引用元 さよなら、おとこのこ2巻)
さよなら、おとこのこ2巻

 

 

 

なぜかかなでは裕太を実家に誘い、自分が過去に書いた脚本を見てもらいます。
かなでの脚本を読み、

 

“よくあるストーリーだと思った
過去に自分も似たような話を書いたことがあったし”

 

 

と感じる裕太。

 

 

 

 

実は、“大人の男が子供に戻ってしまう”という話は、裕太が中学生の時にシナリオコンクールで賞をとった作品の内容だったんです!
そしてそれを劇で演じたのが、スズメが過去に所属していた劇団。
更には、その劇をかなでが見に来ていて、大人になってスズメの劇団に入るきっかけになったのでした〜。

 

 

脚本を読み終えた裕太に

 

 

 

かなで『似てるだろ
お前の書いた話に

 

お前みたいになりたいって
ずっと憧れてた

 

スズメは
桑田裕太の焼き直しだな て』

 

 

そう言われたらしい。
その時スズメに、裕太が正式に劇団に入ること、裕太は勇紀の弟だと聞かされたかなでだったのでした。(そうして全てから逃げ出したくなったかなでは子供になってしまったんだろうな…。)

 

 

 

裕太に全てを話した後、所属してた劇団やスズメに謝罪をし、劇団雀荘(スズメの劇団)に復帰が決まったかなで。

 

 

スズメには『土下座パフォーマンスしやがって』なんて言われてしまってます。
そんな禊中の恋人の報告をソワソワしながら待つ勇紀&謎の男、なのでした!

 

 

 

 

 

ここまでが、さよなら、おとこのこ2巻のざ〜っくりあらすじでございました!
なるほど〜!!!と物事の不思議なつながり(縁)に圧倒させられつつ、まだまだ謎が残る2巻でございました〜!!

 

系列的には…

 

中学生の裕太のシナリオが賞を取り、スズメの劇団で演じられる。▶️
それを見に来ていた裕太と同い年のかなで。▶️
大人になったかなでがスズメの劇団を尋ね所属する。▶️
スズメを通じて勇紀とかなでが出会い交際。▶️
裕太が勇紀の弟だとかなでが知る。

 

って感じですかね。

 

さよなら、おとこのこというタイトルは、裕太が考えたシナリオのタイトル。
紙の上でならなんにだってなれる”という言葉も裕太の考えたセリフでした!

 

 

わぁ。運命の糸にたぐりよせられている(ノД`)!!!中心は、スズメ、かな。
そしてかなでが子供になってしまったのは、大好きな片思いのスズメから脚本が裕太のマネだと指摘され、脅威であるその裕太が劇団に正式に入る&勇紀(恋人)の弟だと知ってしまったから、ですね。

 

いろんなことから逃げたくて…。
でも子供になることも、出てくる謎の男も、かなでが過去に書いたシナリオのひとつ。
ただ現実の今、かなでと勇紀には謎の男は見えてる、わけだし、子供になってしまったのもリアルなわけで。かなでが自身と向き合い始めたことで子供に戻ることはもうなくなるんだろうか??

 

ライバルで脅威だった裕太とかなでが一緒にいるシーンなんだか好きです。
スズメの劇団にかなでが戻ったことで、どんな変化が出てくるんだろう???
1巻ではBLならではなちょっと過激なシーンもありましたが、2巻はほぼほぼナシwww
なんだかもうBLジャンルとして読んでない自分がいます。むしろそっちがいいですw

 

さよなら、おとこのこ3巻も首を長〜くして待っております♫
ざ〜っくりとしかあらすじ書けてないので、ぜひ、ぜひ!読んでみてください!

 

最終巻!さよなら、おとこのこ3巻【感想・ネタバレ】(ビーボーイコミックスデラックス)

 

 

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