はみだし者たちが織りなす、スリルと笑いがつまった極道ラブストーリー第4巻！
【あらすじ】
夏休み到来！吉乃は霧島を連れて、地元・大阪へ帰省することに。染井組の面々や翔真と久々の再会を果たす。一方霧島は、吉乃に隠れて元カノ・菜緒に接近中。大阪に着いてきた理由も、その彼女が絡んでいるようで……。大阪の地で、吉乃と霧島の関係は思わぬ方向へ！
続きは感想ネタバレ注意
2020,6/23来世は他人がいい4巻発売しました〜( ＾∀＾)♫!!
1年ぶりの新刊。待ってました〜〜〜!!!
吉乃の地元・大阪で吉乃&霧島&(巻き添え？)翔真が暴れちゃいます！
ざっくりとしたあらすじ&感想です♫
来世は他人がいい4巻
【来世は他人がいい4巻あらすじ】
夏休みに入り、吉乃は霧島を連れて大阪に帰省しました〜♫
知らぬ土地で完全アウェイの霧島に対し、(水を得た魚状態で)新大阪駅からサクサクと買い物を済ませ、行きつけのお好み焼き屋までノンストップで楽しそうな吉乃。
そんな吉乃をお好み焼き屋で待っていたのは…翔真でした〜！
吉乃の実家・染井家についた後、吉乃&霧島&翔真で夕食を食べに外に出ます。
…が、霧島と翔真は互いにキッチリ無視で、会話を回さなければいけない吉乃は気疲れしますwww
霧島はホテルを取っていて、吉乃の実家には泊まりませんでした。
吉乃たちと別れた後、霧島が会っていたのは…元カノ・菜緒でした！！
アナウンサーの内定をもらっている菜緒は、仕事兼大学のボランティアで大阪を訪れていました。
元カレであり、最近連絡してくる小津という男が“ヤバイ事をしている”と聞いた菜緒は、身を守る目的で霧島に連絡します。
ホテルで菜緒と抱き合った後、シャワーを浴びる霧島。
1人になった時、菜緒は霧島のスマホのホーム画面を見ます。(吉乃が水着姿でラーメン食べてるヤツ♡)
翌日、吉乃の大学の見学に付き合う霧島。
ちょうどその現場を菜緒に見られます！1人になった吉乃を追うように大学に潜り込む菜緒。
偶然にも菜緒は、吉乃に学生寮の場所を聞かれます！
その流れから霧島の話題に…。
霧島の事を何も知らない吉乃は、(周りに言われたのもあり)菜緒に霧島の過去を尋ねます。
そして2人は連絡先を交換することに…！
その夜菜緒は、元カレ・小津につかまってました〜。
女子アナが内定している菜緒に、ヤクザ絡みである霧島と寝たことや付き合っていた事、2年前アメリカに行った時にマリ○ァナをやった事をネタに脅されてました。
小津『明日
俺が指定する場所に
深山霧島呼んでこい』
と。
しかも、霧島とつるんでいる染井組の孫娘・吉乃も一緒に…と。(菜緒はそこで初めて吉乃がヤクザの孫娘だという事を知ります！)初めは拒否する菜緒でしたが、菜緒がヤクザとつるんでるという情報を流したのは、他でもない霧島だと知り動揺します…。
小津『お前
アイツに売られたんだよ
上手く男使いわけてるつもりが
良いように使われて
残念だったな
まあ今更後悔しても
どうにもならないから
よろしく頼むよ』
と、小津は菜緒に伝えます。
翌日、吉乃と霧島は水族館デートをしていました〜♫
水族館を周りながら、霧島にいろんな質問をする吉乃。好きな食べ物や趣味、誕生日などなど。
(その流れから、霧島が中2くらいまで金目的でパトロンを転々としていた事も判明w)
珍しく質問してくる吉乃に“お見合いみたいだ”と疑問を浮かべる霧島。
吉乃『普通
最初にそういう話するもんでしょ？
今までそこ
すっ飛ばしてたのが
おかしいのよ
結婚する気
さらさらないけど
何も知ろうとしないのも
フェアじゃないと思って』
と、吉乃は言います。
でも、“嘘はつかないけど本当のことも言わない”霧島に『もういいや』と背を向ける吉乃。
すると、霧島は真剣な顔で吉乃の手を掴み、引き寄せて何か言いかけます…！
(珍しく、張り付いた笑顔じゃない霧島…逆にドキッとしちゃいますね〜。)
(引用元 来世は他人がいい4巻)
その時、霧島のケータイが鳴り、“用事ができた”と言って霧島は別行動を取ります！
その事を吉乃に聞いた翔真は、大阪で“急用”なんて様子がおかしいと霧島を怪しみます…が、吉乃はすでに霧島の怪しい行動に気づいていました！！
霧島なんて放っておいたらいい、もし死んでも自業自得だ、と言う翔真に対し…
吉乃『なんやアンタ優しいな
わたし
５、６発しばかな
気 済まへんねんけど
死ぬんやったら
それからにして
もらわな困るわ
人が大人しくしてたら
どいつもこいつも
舐め腐りよって
じゃあまた後で』
と、電話を切る吉乃。
その頃、霧島は菜緒とホテルにいました〜( ﾟдﾟ)！
霧島は菜緒と吉乃が大学で会った事や、小津に脅され自分を呼び出すよう命じられている事も全て把握していました。
霧島と小津がグルで、何かするつもりなのだとショックを受ける菜緒。
でも霧島は、菜緒の知り合いや他の女の子が小津と絡んだ事でAV女優としてデビューし、蒸発するという流れがなんども起きていると話します。
小津は、菜緒の事も同じようにするつもりだ、と。
このままだと一生“小津健斗の犬”になってしまう…と。
霧島は小津を釣るために菜緒に近づいていたようで、『そろそろ行こうか 小津くんの指定した場所教えてくれる？』と菜緒に笑顔を見せます。
そんな霧島に、『吉乃って子はどうするの？あの子もう先に向かってるわよ』と伝える菜緒。
霧島が固まります…！！
霧島は吉乃のIDでログイン済みのスマホの複製を所持していて(犯罪やんwさすがストーカー)、菜緒から吉乃に連絡がいっていないと言い張りますが、なんと…吉乃は菜緒に、タブレットの方に連絡をする様伝えていました〜。
(霧島の行動を見越していた吉乃。一枚上手だわ〜♫)
慌てて吉乃に連絡を取り、居場所を尋ねる霧島。
すると…
吉乃『GPSでわかるでしょ？
まあ聞きなさいよ
そこに汐田菜緒っているわよね？
どうせ分かってると思うけど
その子が指定してきた場所
小津健斗いないから
今 わたしの目の前にいるってことよ』
と、吉乃は言います！！！
小津は霧島の体力を消耗させるため、菜緒に伝え指定した場所には半グレ集団を集めていました。
小津が金で雇っていたのは、以前“赤座しおり”絡みで霧島&吉乃がモメてボッコボコにした半グレ集団でした！
吉乃も一緒に呼ばれたのは、その集団にあの時の恨みを買っていたから。
小津は男４人でホテルのバーにいました。
吉乃は霧島に
吉乃『アイツ(小津)一人潰せば
あとはチンピラの寄せ集めじゃない
今ここに直接来るなら
４人しかいないわよ
アンタ一人なら
どうにか出来るでしょ』
と、提案します。
が、４人のメンバーのうち、１人の風貌を聞いた霧島は一瞬固まります。
そして、菜緒を連れホテルを出た霧島が連絡をしたのは翔真でした！！！
菜緒を小津の指定した場所に置き去りにし、そこに翔真を向かわせる霧島。(←翔真にはそこに吉乃がいると嘘付いてますw)
霧島の読み通り、菜緒を連れ出した翔真は(霧島だと思って)向かってきた半グレ集団をボコボコにします。
(いや〜。吉乃の名前を口にした男にキレまくる翔真、かっこよすぎます♡)
全員ボコボコにして、菜緒と立ち去ろうとする翔真でしたが…危ない(っぽい)ヤツが一人やってきます。
(引用元 来世は他人がいい4巻)
(その頃、吉乃は小津に接近してひき止めてましたが、隙を見て逃げられていましたw)
電話で吉乃と連絡を取り合う霧島。
霧島は吉乃を巻き込みたくない、と伝えますが…。
自分の土地を踏みにじる真似をした霧島&小津に吉乃はブチ切れていました…！！！
吉乃『どうせやめろって言っても
今更やめれるもんでも
ないんやろが
ええかそれでもやるんやったら
誰にもバレんな
全員殺すつもりでやれ
無理やったら
お前が潔くその場で死ね
お前ら全員
私が金出して
後処理したるわ
死体なんか
溶かしたら終わりじゃ』
と、吉乃節が炸裂www
そんな吉野に、霧島は水族館で言えなかったという話を続けます。
自分の誕生日は11月13日だと言い…
霧島『だから
俺が18になったら籍入れない？』
と！！！
『吉乃と結婚できる男なんて俺しかいないし 俺と結婚できる女なんて君しかいない』と断言w
霧島『俺がこの世で一番
君のことを愛してる
俺以外の男と一緒になっても
上手くいかない
絶対に』
と、言い切りますw
その発言にキレる吉乃でしたが…。
霧島は、日付が変わるまでに(今回のこと)全部片つけられたら、彼氏にしてほしいと言います！
なんやかんやモメつつも…約束？取り付けました〜！
勝算はあると言う霧島。
ここまでが、来世は他人がいい4巻のざっくりとしたあらすじでした〜！
【来世は他人がいい4巻感想】
やはり、霧島が菜緒に近づいたのは、吉乃に意識してもらうため♡なんて女子な考えでも何でもなく、思惑アリアリな行動でしたねwww
ただ、小津という男に絡んでいた(翔真がバトル中の)パーマ頭も、そいつを動かしてる“アザミ”というヤクザもそーとーヤバそうな雰囲気ビシバシで…正直アウェーな大阪で大丈夫なのか霧島、といった感じです( ´Д`)!!!ｼﾝﾊﾟｲ
菜緒の件だけでなく、後ろで大きなコトが動いてるんだろうな〜。
でも、吉乃とのお付き合い&結婚!?がかかった今、霧島のモチベーションは半端ないでしょう…。
ただ賭けとかどうとかでなく、単純に霧島に惹かれる吉乃を早く見たい♡！！！
次巻予告では“吉乃と霧島がたどり着く先は 結婚か、絶縁か ひとつの答えが出る！”となってましたので、5巻も楽しみでございます♫
か〜な〜りざっくりとしたあらすじなので、霧島の一枚上手を行く吉乃、でもそんな吉乃の言う通りには動かない霧島、をぜひチェックしてください〜！
《引用元 作品DATA》
出版社：講談社
著者：小西明日翔
掲載誌：月刊アフタヌーン
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