
いくえみ綾が描く大人の交錯恋愛劇!
【あらすじ】
十川善十、とある札幌のバーで働くバーテンダー。北海道を襲った大地震の後、日常を取り戻すべく仕事に励む
善十と一葉。しかしバーテンダーの先輩・汐を巻き込んだ謎の事態が続く。その歪んだ欲望を投げつけてきた人物は…
僕らの日常はいとも容易く壊されてしまう…そして…!?
続きは感想ネタバレ注意
2020.10/12おやすみカラスまた来てね。5巻発売しました〜!
日本で現実に起こった真夜中の北海道大地震が作中で描かれた第4巻。
5巻を読み進め、地震の後の善十たちを追うことで、リアルな現状を少し知れました。
5巻の主役は、表紙の汐さん???
同性として、かっこよくてファンになっちゃいました♡
ざっくりとしたあらすじ&感想です♫
最新刊!おやすみカラスまた来てね。5巻
【最新刊!おやすみカラスまた来てね。5巻あらすじ】
真夜中の地震の後、元カノ紅ちゃんを心配し家を訪ねた善十。
『起こしたげる』と約束しながらも…ぐっすり寝てしまった善十なのでしたwww
(紅ちゃん起きた瞬間怒って一人ノリツッコミしてました)
地震の後、善十たちのバーはめちゃくちゃ暇でした…( ゚д゚)
唯一の客・柳原が訪れていた時、信一と紅もやってきます♫
紅が来た時、バーのドアの前で手を合わせていたのを見た一葉。
4巻で善十が『怖い話』で話したマスターの話を、善十の、この店の話だとわかっていた様です…。
一葉『優しい方ですね。』
と、みんなが帰った後善十に伝え、微笑む一葉。
善十も、“こんなバカげた話を あたりまえに受け止めてくれたあなたが愛しくて”と紅に対し感じていました。
(ちなみに、紅ちゃんの会社の後輩・安西君は紅ちゃんに告白しますがフラれちゃいます〜。)
年末年始を実家で過ごした善十。
元旦の夜に戻り、バー汐へ…。
(なんだかんだこの善十の笑顔とキャラに癒されているのは私だけじゃないはずw)
ある日、サラリーマンのおじさんが善十たちの一白玄玄(いっぱくげん)にやってきます。
カウンターで飲みながら、不躾に『あんた日曜の早くによくいるっしょ。』と善十に尋ねる客。
その男は、バー汐の常連で、自分の“憩いの場所”で汐と楽しそうに話している善十に嫉妬?苛立っていました。
後日、街でペット用品の買い物をする汐を見つけた善十。
話しかけて、無理やりw?一緒にランチをします♫
なんとその様子を…例のおっさん・岩清水が見ていました〜!!!
その夜、善十たちの店に架空の予約電話(嫌がらせ)が入ったり、店のトイレがコーラまみれにされるというイタズラが起きます!!!(はい、岩清水の仕業です…。)
ある日、汐の店で岩清水とバッティングしてしまった善十。
岩清水は、善十と汐が焼肉を食べていた事や、汐が彼氏(たぶん?)と犬の散歩をしているのを見たと話します…( ゚д゚)!!!
汐に一緒にいた男性は彼氏なのかとしつこく聞く岩清水。
(サラリと交わす汐の対応。さすが〜!)
善十が割って入ると…『黙れ。お前の店潰すぞ!!』と岩清水は脅します!!!
そのまま帰っていった岩清水でしたが…汐が仕事を終え店の鍵をしていると…出待ちしてました( ゚д゚)ホラー!!!
汐を壁に押さえつけ、暴言を吐く岩清水。
どうやら、職場で目をかけてやった後輩に裏切られ、その子と善十を重ねて苛立っていた様です!
『調子良くてあいそばかりで
バカで なのに周りには人がいて
あいつにそっくりだ。
あの男も同じだ。』
と汐越しに何度も壁を叩く岩清水。
汐は乱れた髪のまま、岩清水をまっすぐ見つめ…
汐『ですから岩清水さん、
そういうお話を
お店でしましょう。
私は聞きます。
どれだけ長くても聞きます。
営業時間内で ですが。』
と、冷静に対応。笑顔を見せます。
涙して、汐への想いを漏らす岩清水なのでした…。
実は岩清水は奥さんに浮気され離婚してました。
同じく浮気をされ離婚したという汐に好意を持ち、憩いの場として店に通っていた様です。
ある日、一白玄玄(いっぱくげん)に一葉の幼馴染がやってきます!
小学校ぶり、久々に会った天馬望は占い師になっていました。(昔から霊感があったけれど、隠していたそうです。)
再会が嬉しくて嬉しくてしょうがない様子の一葉♫
なんだか怪しいと望を警戒する善十…。
一葉は自分の友人を疑う善十に苛立ち軽く口論になってしまいますw
(善十はただただ一葉を心配してます〜。)
店の外で会った望は、自分を導いてくれた“先生”に一葉を会わそうとします。
『ノゾの話は聞きたいけど 先生には興味ないかな』とハッキリ言った一葉。
望はさっさと席を立ち、行ってしまいます。
善十は一葉を心配し、(一葉の憧れの存在の)汐にLINEしてました。
そのLINEを見た汐は一葉を誘い、ふたりは食事に♫
汐の前で、望のことで涙を流す一葉。
一葉『私…友人少ないから
もう…会えないのかなと思って。』
と言います。
『私を友人にカウントしてください』と言う汐。
『そんなに悲しいですか?』と尋ねられた一葉は複雑な気持ちを打ち明けようとします…。
その時、一葉のスマホが鳴ります。
一葉『大変!マスターが緊急手術です!!』
ここまでが、おやすみカラスまた来てね。5巻のざっくりとしたあらすじでした〜。
【最新刊!おやすみカラスまた来てね。5巻感想】
えっっ。どうした善十!?!?!
5巻は…汐のバーテンダーとしての力量に惚れてしまいました…♡
バーテンダーとは、美味しいお酒を提供するだけじゃないんだなぁと。
実際にバーが誰かにとって憩いの場になっていたり、一週間頑張るための原動力になっていたりするんだなぁと感じました!
汐に淡い恋心を抱いてた岩清水は残念でしたが(当たり前)、バーテンダーに恋しちゃう人が多いのもわかる気がしますね♫
実際、善十のバーに行ってみたい!と漫画と現実がごっちゃになっているワタシがいますもんw
一葉の元同級生・望が現れた時の善十可愛かったなぁ。
見えない世界のこと、お父さんの事を知りたくなったのなら、『僕以外にきかないで下さい!』と必死になってましたね♡
一葉もまたそれが嬉しかったんだと思います…!
かなりざっくりとしたあらすじなので、ぜひ!おやすみカラスまた来てね。5巻読んで下さい♫
《引用元 作品DATA》
出版社:小学館
著者:いくえみ綾
掲載誌:スピリッツ
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