ちはやふる34巻【ネタバレ・感想】(BE LOVE KC)

見ていてー、私の覚悟。

 

【あらすじ】
それぞれの決意を胸に臨んだ、高校最後の全国大会個人戦。女王・若宮詩暢と新の決勝戦は、手に汗握る運命戦の末、新の勝利で幕を下ろした。互いに強くなると誓った千早と新。全員で戦った熱く長い夏が過ぎ、千早たち3年生は次のステップへと進むときがやってきた。詩暢とクイーン戦で再び会うことを約束した千早は、いまやるべきことに思い悩み……!? 一人でも進んでいくと決めた秋。覚悟を胸に、約束の試合へ――!!

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ちはやふる33巻【感想・ネタバレ】(BE LOVE KC)

ちはやふる34巻発売しました〜〜〜〜♫
高校最後の全国大会個人戦を終え、“互いに強くなる”と新と誓った千早でしたが、将来について悩んでいました…!!ざっくり感想&ネタバレです。

 

 

ちはやふる34巻

 

 

全国大会を終え、“クイーンになる”という夢を持つ千早は変わらずかるたに邁進してましたが、千早の母親に『浪人してまでクイーンになってなんになるっていうの?』と現実的な言葉を突きつけられ…勉強を取るかかるたを取るか悩みます。

 

 

 

ある日吹奏楽部とかるた部の部室取り替えをめぐるカラオケ勝負!が行われるんですが、急遽太一も参加♫(太一の参加で無事勝利!)
その帰り道、太一に名人・周防さんとクイーン・詩暢ちゃんのかるた特番があることを聞きダッシュで自宅に帰る千早!!!太一も道連れですwww

 

 

太一『え?』

 

 

その番組でなぜか周防さんの対戦役として出ていた太一に驚く千早!(本人横でしれっと親子丼食べてますww)番組では周防さんの聴力のスゴさが解明されていく!!さらに周防さんは“専任読手7名の読み上げデータ”を揃えていたことが判明!!才能と努力で得た“強さ”が明かされます。

そしてその後は詩暢の強さの解明があるんですが…番組ラストの詩暢のかるたへの愛情に、千早は心を動かされます!!!

 

 

詩暢『うちは 札はみんなこんくらいの 小さな神様みたいに見えてます みんなとってもかわいくてわがままです』

詩暢『この子たちとこの札たちと 離れずに生きていくのが 私の夢です』

 

 

その映像を見た千早は母親に直談判!!

 

 

 

千早『お お母さん 私 クイーン目指したい』

千早『勉強もがんばるから 必死にやるから クイーン戦に出たい 両方がんばるから』

 

 

 

それでも反対気味の千早母でしたが、太一が千早には名人に近い“耳の良さ”があること、でも聴力にはピークがあってそれが“今”かもしれない、と口添えしてくれるんです!!!
千早母も“両立する”ということで、千早のクイーンへの夢を認めてくれました〜〜〜〜♫!!!!

 

 

 

それからというもの千早は母親との約束通り、かるたと勉強を“両立”する日々を送ります!!!
時にはかるたを一旦引退し受験勉強に励むカナちゃん、机くん、肉まんくんの姿を少し切なく見つめながら…。

 

 

でも千早はそれでも進むって決めたんだと、あえて自分に居心地の悪い場所へ向かう!!!
そこは名人や須藤(先輩)のいる“東大かるた会”でした!専任読手の音源をもらうために!!!(聞き込めば聞き込むほど早く取れると感じていたから。)

 

 

千早『バカは承知でございます』

 

 

周防さん不在の中、ドSの須藤さんに『3人抜きできたら音源をやる』と言われ挑戦する千早。でも3人目の須藤との試合中に周防さんが現れ試合を中断…『読手さんのデータはなにしてもあげないよ』とキツイ言葉を千早にぶつけます…!!!

 

 

千早が諦めて帰っていると、須藤さんから電話があり『音源を持っている』…と。
後日須藤さんと一緒に北央で練習をする千早。でも、その“音源”はいらないと断ります。

 

 

 

千早『須藤さんはどんなに性格が悪くても 卑怯なコトしちゃダメなんです』

 

 

 

…と。
その代わりに超レアな読手バージョンで練習する千早たちwww
その練習後、なんと須藤の将来を語ります…♫

 

 

 

須藤『いつか おれがかるた教会の会長になったらおもしろくねぇ?』

須藤『ハハ 夢とかじゃねーけどアリじゃね? 向いてね?』

 

 

 

就職してもかるたを続けて、運営の方もいろいろやって、後輩のかるた部のやつらが安心して楽しくかるたやれるように…と語る須藤にその場の全員号泣ですwww

 

 

千早のかるた熱、クイーン戦への熱がさらに熱くなりました。

 

 

一方、詩暢はテレビの反響を受けて“現役女子高生クイーン”として番組に呼ばれていました!!
自分が“かるたのプロ”になる為…母親の言う通り、台本通りに“演じる”詩暢。
そのせいか……かるた達の“声”が聞こえなくなってしまいます…。

 

 

 

そんな追い込まれた詩暢が電話をかけた相手は…周防でした!!!
すぐに切れてしまった詩暢からの着信。かけ直しても出ない詩暢を心配したんでしょう…(周防さんとその場に一緒にいた千早もね!!)

 

 

 

 

 

 

まさかの、、、京都まで会いに来てくれます!!!
(ちょ、初めて周防さんをカッコイイと思ったーーーーwww)

 

 

その瞬間、周防の手を引いて幼い頃通っていた京都明星会会長・伊勢先生の元へ!!!
詩暢も幼い頃はワクワクしながらこの明星会へ通っていました。きっと詩暢にとって唯一の“師”だった伊勢先生。でも強くなった詩暢に“一人になるほど強くなる子や”と呪いをかけ“一人で強くなる道”を選ばせたのもこの伊勢先生なんだろう。

 

 

それでもきっと認めて欲しくて。認めて欲しくて。

 

 


詩暢『これから名人とかるた取るわ 勝ったら認めてや うちこそ最強やって』

 

 

でも試合が始まりそうになる瞬間、一人の小学生の女の子が“試合をしたい”と割り込んでくる!
まるで幼い日の自分を見ているよう…

 

 

 

あのころの自分の前にいまの自分がもし現れたら

会いたかった会いたかった会いたかった
一人でさびしかった
どこへ向かっていいかわからへんかった
まだまだ先にきれいな山があると
見せてくれる人がおったら

 

 

 

涙を拭き、その女の子と試合をすると言う詩暢。(名人はポイ捨てされましたw)
新幹線での帰り道、千早に電話をする周防。

 

 

 

周防『東日本予選頑張って 詩暢ちゃんと 不尽の高嶺で待ってるよ』

 

 

 

と。

 

 

ここまでがちはやふる34巻でございましたっっ。
周防名人自身、強さゆえ孤独を感じるからこそ詩暢の気持ちがわかるのではないでしょうか…。伊勢先生へ『詩暢ちゃんになにか呪いをかけてたのは伊勢先生でしょう?』とズバリ言う瞬間、良かったです!!

 

そして千早には言いませんが周防名人に張り付いて、同化するように同じものを飲み食べ同じリズムで歩いてみる太一。
でも千早を見た時だけは…

 

 

太一:自分になっちゃうからダメだ

 

 

やっぱり太一の唯一の弱点は千早ですね♫

 

 

千早も悩んでいましたが…やはりかるたを休むコトはなく安心しましたっ。
あああ、早くクイーン戦が見たいような(でもそうしたら作品が終わってしまう?から)もう少し先にして欲しいような…。

 

 

ちはやふる35巻も楽しみです〜〜〜!!

 

 

《引用元 作品DATA》
出版社:講談社
著者:末次由紀
掲載誌:BE LOVE

 

 

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