青の花器の森4巻【感想・ネタバレ】(フラワーコミックスアルファ)

青の花器の森

各メディアで話題!小玉ユキが贈る器と恋の物語。

 

【あらすじ】
青子と龍生は長崎・波佐見の窯で働く職人。青子は絵柄、龍生は形…と器への強いこだわりを持つ二人。反発を経て、次第に感性を認め合うようになる。毎年恒例の社員キャンプを楽しみにしていた青子。だけどそこへ、彼女の元彼・熊平らが参加し、青子と龍生に過去を語り…!?波乱の第4巻!

 

青の花器の森各巻ネタバレはこちら

続きは感想ネタバレ注意

青の花器の森3巻【感想・ネタバレ】(フラワーコミックスアルファ)

 

2020/1/10青の花器の森4巻発売していました!
4巻では、熊平の過去が語られ、青子と龍生(たつき)の距離が更に縮まります♫
ざっくりとしたあらすじ&感想です!

 

青の花器の森4巻

 

【青の花器の森4巻あらすじ】

 

青子を熊平から守る為、しのぶの代わりにキャンプに参加した龍生。
青子たちを含む窯のメンバーがキャンプ場のある海に到着すると、熊平がすでに待っていました!

 

 

日中は海で遊ぶみんな。
龍生が青子のそばを離れないからか、熊平は青子に近寄る事はありませんでした。
子供と仲良さそうに遊ぶ熊平を見て、過去を思い出し切なくなる青子…。
だがしかし!龍生も子供と一緒に砂で(えぐいクオリティの)完璧な城を作り、青子たちを驚かせますwww

 

 

 

その夜、青子と龍生がふたりきりで海辺で飲んでいると、熊平が話しかけてきます。

 

 

熊平『もしかしてと思ったけど

やっぱり二人でいたんだ

少し青子と話がしたいんだ

いいかな青子』

 

 

 

…と。

 

 

結局、龍生も一緒にいることに…。
熊平は“青子に言えてない北海道での話”をちゃんと話たい、と言います。
無表情で、『わかった』と受け入れる青子。

 

 

 


 

 

熊平は、地元である北海道の災害ボランティアでの出来事を話し始めます。
ボランティア活動中に出会った一人の女性。
子供2人を抱え、2年前に亡くなった夫と始めたパン屋を元通りにする為に必死で作業をしていました。
熊平は、彼女に(土砂が入り込んだ)“店ではなく外で売る”提案をします。

 

 

それが成功し、笑顔を取り戻す女性。
いつの間にか子供達も熊平になつき、親子のように接する様になります…。
それでもパン屋の再オープンの日が来たら青子の元に戻ると決めていた熊平。

 

 

 

でも、再オープンの前に女性が体調を崩し入院。
入院の間、熊平が子供達の世話をすることになります!
退院する時には、子供たちは熊平を『父ちゃん』と呼び、父親になってほしいとさえ言い出します。

 

 

 

 

女性が熊平には“帰るところがある”と子供達を説得しますが、子供達の悲しそうな表情を見た熊平は思わず『俺はいなくならないよ』と子供たちに言います…!!

 

 

 

 

それを聞いていた女性は、熊平の前で安心したように涙を流してしまいます…。

 

 

 

 

 

熊平『その涙を見た瞬間
何かが決壊した

 

この人とこの子達のために
生きていきたいって気持ちが

 

あふれ出してきて…』

 

 

 

と、青子に話す熊平。
青子と最悪な形で別れることになってしまたけれど、どうしても会って謝りたくて波佐見に戻って来たと言います。
でもいざ帰ってきたら、青子に会えると嬉しくなってしまい、(抱きついたり)あんな態度を取ってしまった…と。青子ならきっとわかってくれると、甘えた考えを持っていたことを謝罪する熊平。

 

 

 

頭を下げ、

 

 

熊平『友達に戻りたいなんて言ったのも
完全に甘えだ

青子の気持ちを無視してた

本当にごめん

もう許してなんて言わない

許さなくていい』

 

 

 

と伝えます。
青子は、

 

 

 

 

青子『……わかった

一生許さない。』

 

 

 

 

と、言います…。
熊平が去ったあと、龍生に『すっきりした』と精一杯の笑顔を見せる青子。
そのままバンガローに戻り、眠りにつきます。

 

 

 


 

 

 

翌朝、青子が早い時間に目を覚まし海辺に行くと、そこには龍生がいました!
個人作品を作ると決めた龍生は、新作のアイディアスケッチをしに海辺にきていました♫

 

 

青子も一緒にアイデアを探すことに!
でも、海辺に落ちているものではなく、龍生にインスピレーションを与えたのは、海風に揺れる青子の髪でした…!

 

 

 

(引用元 青の花器の森4巻)
青の花器の森4巻

 

 

 

龍生『青子さん
見つかりました

 

青子さん
お願いです

 

俺の器に絵付けをしてもらえませんか

 

 

 

と、龍生は青子に申し出ます。

 

 

 

 

 

出会った頃、器に“絵付け”は不要だと言っていた龍生から頼まれ、驚く青子。
龍生は器の“胴を一周する感じで曲線の連続”を入れたイメージを青子に依頼します!
(青子は、波を見て思いついたと勘違いしているんですが…本当は青子の揺れるウェーブヘアがイメージで、ごまかしながらチラチラ青子の髪を見ている龍生が可愛い♡!)

 

 

 


 

 

キャンプを終え、窯に戻った青子。
熊平との事を心配していたしのぶに全てを話します。
それよりも今は、龍生に頼まれた絵付けを考えるのに夢中な様子。

 

 

『どんな柄がいいかなあ…』と嬉しそうにスケッチブックを眺める青子を見て、しのぶは何かに気づきますが…青子は自覚が無いようなのでそっとしておきますw

 

 

しのぶが帰った後、絵付けの打ち合わせで青子の元に龍生がやってきました!
なんだか近づいたような距離に、少しドキドキする青子。(ここチェックしてほしい!読み手もドキドキです♡)
そんなふたりを見ていた青子の師匠・辻は、アドバイスをもらいに来た青子にズバリ。

 

 

 

辻『自覚ないのん?

 

あいつ青子ちゃんに惚れとるやろ

 

はたから見てもだだ漏れや』

 

 

 

と!!!
師匠の言葉に驚き、龍生とは“仕事仲間”だと否定する青子でしたが…

 

 

 

それ以来、龍生の事をめちゃくちゃ意識しちゃいます!

 

 

意識しすぎて龍生にぎこちない態度を取ってしまう青子。
何も知らない龍生は青子に避けられるような態度を取られ、(落ち込んで?)珍しく作業中にミスをしてしまいます!

 

 

龍生がミスをして落ち込んでいると同僚に聞いた青子は、龍生を励ます為、仕事後、窯で作業する龍生に声をかけます。
(青子に話しかけてもらい、龍生のモヤは解消されてます〜♡)
それから二人は、龍生の新作の器のデザインに入ります♫

 

 

 

 

龍生が作った器に、デザインを入れていく青子!
でも、龍生に何度も何度もダメ出しをくらいながら、やっとノってきた所で、社長に声をかけられますwww
社長にお手製ちゃんぽんをご馳走してもらった2人。
龍生の作品をギャラリーのどこに飾るかという話になった時、龍生はある事を言い出します…!

 

 

 

 

龍生『これは 
連盟でもかまいませんか?』

 

 

 

と!
肯定する社長と、龍生の言葉にまさか自分とかと驚く青子。
龍生は青子は手伝いの絵付け職人ではなく、自分にとってパートナーだと言います。

 

 

 

 

 

社長の勧めもあり、連盟で出すことを受け入れる青子♫
(二人のキャプション用の写真を社長が撮るんですが…これがとってもいい感じです♡!)
それからさらに器の絵付について熱く語るふたり。

 

 

 

 

 

青子をきっかけに、絵付にも少し興味を持ち出した龍生は、この辺りで絵付された器を見られる所はあるか、と青子に尋ねます!青子はお勧めの陶磁器博物館を紹介。
龍生は(さりげなく)青子を誘います!

 

 

 

 

週末、ふたりきりで出かける展開に、“デートやん!?”とドキドキする青子。
でも、照れもせず誘ってきた龍生の態度に、仕事のパートナーとしてだと自分に言い聞かせます。
一方の龍生は…

 

 

 

一人帰りながら…顔を赤くしていました〜〜〜〜〜!!!

 

 

ここまでが、青の花器の森4巻のあらすじでした♫

 

 

【青の花器の森4巻感想】

 

 

熊平の過去がわかり、『許さない』と口にした事で、ようやく前に進めた青子。
きっと、支えるように守るように龍生が一緒に聞いてくれた事や、龍生との作品作りという情熱を注ぐものがあってこそだと思いました♫

 

そして、青子と龍生(職人同士)の作品へのアツさがひしひしと伝わるこの4巻!
読んでてとても面白かったし、こんなにも少しずつか!と地団駄踏みそうな二人の男女としての距離の縮め方がまぁ焦れったくて最高です♡w

 

(普段結んでいる)青子のほどかれた髪が揺れ、そこから龍生が絵付けのイメージを浮かべたシーンと、龍生が青子の髪に触れ思わずテレてしまうシーンがベストでした♫
龍生は人見知りな分、好きな人や心を許した人にはとことん懐く所が可愛いですね〜。
青子は器と食べ物への愛が溢れてて可愛い♡

 

 

(引用元 青の花器の森4巻)
青の花器の森4巻

 

かなりざっくりとしたあらすじなので、ぜひチェックしてください!

 

 

【次回 青の花器の森5巻発売予定】

 

青の花器の森5巻は2020年初夏発売予定だそうです。

 

最新刊!青の花器の森5巻【感想・ネタバレ】(フラワーコミックス)

 

 

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