ハコイリのムスメ9巻【感想・ネタバレ】(Cookie)

ハコイリのムスメ9巻

ラブラブ同棲生活に大ピンチ到来!?

 

【あらすじ】
ラブラブ同居生活を送る珠子と紀之。そんな中、サークルに加入してきた他大生のミーが紀之に猛アタック&大暴走!大パニックになるものの、ミーを見張るために加入したユラのおかげで平穏な日々が。そのユラは珠子に告白しますがユラこそが一番の危険人物で…。

 

ハコイリのムスメ各巻ネタバレはこちら

 

続きは感想ネタバレ注意

ハコイリのムスメ8巻【感想・ネタバレ】(Cookie)

 

2019.12/25ハコイリのムスメ9巻発売していました〜!
紀之と結婚したい!と突き進むミーと、紀之を陥れるために裏で手を回すユラ。

 

ざっくりあらすじ&感想です♫

 

ハコイリのムスメ9巻

 

【ハコイリのムスメ9巻あらすじ】

 

 

珠子&紀之の所属するフットサルサークルにユラが入ったことで、なんと!秀英杯、初予選突破します♫
その祝賀会を珠子と紀之の家で行いたいと言い出すユラ。
ミーが来るなら…と却下する紀之でしたが、珠子がOKを出します。

 

 

その夜、珠子たちの家に訪れたユラは珠子を見つめていました。

 

 

ユラ:さてどうするかな
あの女粉かけてイケそうな気もしたけど

思ったよりバカじゃなかったな

金もあるなら
そっちから攻めても
グラつかないだろう

面倒クセー……
千夏は向こうから来たからな……

 

 

過去に親友・エナチの彼女・千夏と関係を持ったユラは、その時、ずっとエナチを憎んでいた事に気づいたようです。
いつも人に囲まれて自信に溢れていて、(いじめられている)惨めな自分を助けるのは気持ちよかっただろう、と。

 

 

千夏が浮気している、と、エナチの相談に乗り慰めながら、影でずっと千夏との“行為”の写真を送り続けていたユラ。
卒業と同時に全てを打ち明け、二人の前から姿を消したそうです。

 

 

 


 

 

 

どうしても紀之を貶めたいユラは、強硬手段にでます( ´Д`)!!!
金に困り相談してきた知人に、珠子を誘拐し暴行してその動画を撮るように命令!!!

 

でもその男たちがミーに協力を頼んだ事で失敗してしまいます!!!
(知らない家に連れて行かれた珠子。危なかったよ〜〜〜〜。)

 

 

失敗の怒りをミーにぶつけたユラ。
SNSではS大2年坂M由Rがツレの女をボコボコにして逮捕されたという情報が…。

 

 

 

 

 

 

結局、珠子たち数名はSNSでそのことを知りますが、本当の事はわからないまま。
サークルからも消えたユラとミー。
(ミーへの暴力沙汰は金で納めて、ユラは海外の大学に逃亡してましたっ。)
ユラとミーの話はここまで…。

 

 

 


 

 

 

ハコイリのムスメ9巻後半では、珠子の兄的存在・敬一郎(敬ちゃん)とその彼女の話でした〜。
冬休み、紀之よりも先に帰省した珠子は、敬一郎とランチ中に彼女を紹介されます♫

 

 

 

(引用元 ハコイリのムスメ9巻)

ハコイリのムスメ9巻

 

 

 

 

実家の八百屋で働いていて、とってもサバサバしていて敬一郎とお似合いだと大絶賛する珠子。
32才で結婚願望がない所も敬一郎とピッタリ…のハズでした、が。実はめちゃくちゃ結婚願望が強いという本音を、後日美子とふたりきりで話した時に打ち明けられる珠子。

 

 

 

美子『敬一郎は本音だろうけど

私は嘘つきました

若い時から結婚願望強め

子供たくさん欲しい派……

 

夢はハワイのビーチで結婚式……』

 

 

 

(敬一郎と)今日でも明日にでも結婚したい、という本音を美子から聞かされた珠子。
出会った時に敬一郎から結婚願望がないと聞かされ、言い出せずにいたそうです。
どうすればいいと思う?と真剣に珠子に尋ねる美子。

 

 

どうすればとかはわからないけれど…

 

 

 

珠子『敬ちゃんと結婚したいなら
いつか本音をぶつける以外ないと思います』

 

 

 

と、伝えます。
そして紀之の元に戻った珠子は、美子の話をします。
すると色々見透かした紀之に『要するに珠子はその彼女が気に入らないんだろ』と言われてしまいます!

 

 

 

 

紀之『そもそもその彼女相談じゃなく
珠子の仲介を期待してたんじゃね

 

それが透けて見えたから
珠子もイヤな感じがしたんじゃない』

 

 

 

と、手厳しいながらも珠子のモヤモヤを的確に言語化しますw
紀之に“首を突っ込むな”と言われてしまいます!
(その後、せっかくの紀之との旅行でもそのことで喧嘩になってしまいます…( ´Д`))

 

 

 

でも、珠子が動くことなく敬一郎と美子の恋は終わってしまいました!

 

 

原因は、美子が(結婚願望が強いという)本音を弟を使って言わせたこと、でした。
春休みに実家に帰省中、敬一郎からその事を聞かされた珠子。

 

 

 

敬一郎『彼女の結婚観を
なんで俺は人伝に聞かなきゃならんの?』

 

 

 

しかも美子に話を聞こうと連絡したら通話無視の既読スルー。
やっと会って話を聞こうと思ったら1時間ダンマリを決め込み…終いには…

 

 

 

美子『結婚したくない女なんて
いるわけないでしょ……

 

ーいい大人って言うなら…
責任………取ってくれてもいいと思う…』

 

 

 

と言ったらしい。
無理だと思った敬一郎は、その場で美子に別れを告げました。

 

 

 

その話を聞き、もっとしっかり相談に乗ってあげれば…と罪悪感を感じる珠子。
自分が焚きつけたのでは…と。
でも、美子のアプローチは“オイオイコラコラ ソレどーよ”と思ってしまう珠子。

 

 

 

そんなある日、美子からLINEが入ってきます。
明るい感じで“3人で遊ぶの楽しみにしてるよー”と。
そのことを敬一郎に確認すると、実は敬一郎にも別れた翌日から毎日LINEがきているといいます!

 

 

 

 

何気ないことから愛の言葉まで…。
それを聞いた珠子は

 

 

 

珠子:美子さん ねぇ
していることこわいし
痛々し過ぎるし

わたしはどうしても
思いつめた
美子さんに

敬ちゃんが
何かしらされないか
心配だよ

 

 

 

と、感じてしまいます。
そして珠子は実家の八百屋で働く美子を見に行きます。
仕事中は明るく元気よく声を出す美子。
でも休憩に入ると一人川岸に行き、大きくため息をついていました。

 

 

 

“本当は辛いのに
あんなに声出して
仕事をしてる……?”

 

 

そう感じた珠子は、美子に近づき話しかけます!

 

 

 

珠子『ごめんなさいっ

 

敬ちゃん決めたらブレません

 

だからもう
諦めてください

 

いつまでメールしても
敬ちゃんは返信しません

 

美子さんの苦しい時間が
延びるだけだと思います』

 

 

 

と頭を下げ、伝えます。
美子は、わかってるけれど、どうしても諦めがつかないと言います。
そして珠子にお願いをします。

 

 

 

敬一郎の休みの日、川岸に敬一郎を呼び出した珠子。
すると、離れた歩道橋から美子の叫び声が聞こえます!!!

 

 

 

 

美子『けーいーいーちーろ〜〜〜

 


だいすき〜〜〜〜〜

愛してる〜〜〜〜

 

私と結婚してくれませんか〜〜〜〜〜

 

敬一郎〜〜〜
私はアンタと

結婚したかったよ〜〜〜〜っ

 

 

ご静聴
ありがとうございましたっ』

 

 

 

そう叫び、敬一郎に両手を振って去っていく美子。
美子が珠子に頼んだのは、さよならの意味を込めて思い切り敬一郎の自分の本音をぶつけたい、ということでした。

 

 

 

美子が去った後、紀之が言っていた『敬さんと結婚しなくても その美子さんがいい人生歩む可能性なんて アホほどあるだろ』という言葉を思い出す珠子。

 

 

 

 

珠子:そうだけど紀之さん

 

美子さんは敬ちゃんとの未来が欲しかった
ほしいのはそれだけだったんだよ

 

わたしだって
紀之さんとの未来しか

 

欲しく無い……

 

 

ここまでが、ハコイリのムスメ9巻のあらすじでした〜!

 

 

【最新刊!ハコイリのムスメ9巻感想】

 

 

 

う、ううう〜〜〜〜ん。
正直、なんだかなぁ〜〜〜〜なハコイリのムスメ9巻でした。
ユラとミーの事も登場人物たちには結局どうなったのかなんだったのか分からない中途半端な感じで…。
珠子と紀之の関係がそれで変化する事も一切なかったし(;゚Д゚)

 

 

敬ちゃんと美子の話はまぁアラサーリアルあるあるな展開で切なかったですが…。
それよりも、9巻まできて珠子と紀之の恋愛が噛み合っているのか、なんだか不穏な空気( ´Д`)

 

なんだろうな〜。
珠子の紀之への愛は感じるんだけど、どんどん紀之の(性格の)冷め方が増してる感じwww
珠子への愛もよくワカラナイw
付き合い始めた時はもっとアツさがあった気がしたけどw?

 

 

 

不穏な空気は10巻にも持ち越されそう。
フットサルサークルの仲間で、ユラに遊ばれて姿を消した大森ちゃんの実兄が、紀之さんの好きな作家だったって展開があったので、紀之さんが今後そっちに進みたいと思うきっかけになるのかな???

 

最後の最後で悲しい展開はいやだぞー!
ハコイリのムスメ10巻は初夏発売予定だそうです♫

 

最新刊!ハコイリのムスメ10巻【感想・ネタバレ】(Cookie)

 

 

《引用元 作品DATA》
出版社:集英社
著者:池谷理香子
掲載誌:Cookie

 

 

ご購入はこちら↓

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です