2015年秋、多部未華子、綾乃剛主演で映画化決定!ジョージ朝倉が描く、20代の大恋愛叙事詩!!
あらすじ
拒絶されたことで、かえって京志郎への想いを再確認した志乃。「報われない片想い」を貫き通す決心をかためるが、顔を見ると心がときめいてしまう。一方、京志郎の彼女・あかりは何か秘密をかかえているようで…。うごめく人間関係! 迫力の大恋愛叙事詩、第2巻!!
2015.3/9ピースオブケイク番外編連載スタート!
ピースオブケイク番外編ネタバレはこちら
続きは感想 ネタバレ注意
どこにでもいるフツーの女子、そんな志乃だからこそ読み手もガッツリ感情移入しちゃう。そして自分のコトバにできない恋愛感情もなぜかうまく表現してくれるのが、ジョージ朝倉先生の最大の魅力だと思っています。ピースオブケイクのまとめた感想はこちらに書いてますので、ざっくりストーリーを知りたい方、管理人のうざめな感想を見たい方はどうぞ。では、大人?の恋愛叙事詩、第2巻ネタバレスタートでっす。
今まで自分から本気で人を好きになった事がなかった主人公・志乃が25歳にして初めて恋に堕ちた相手は、彼女持ちでバイト先の店長・京志郎。
想いが募りすぎて告白しちゃうもモチロン玉砕!京志郎は彼女のあかりが好きだからこそ、どうにかなっちゃいそうな志乃は“困る”と言う。
勢いにまかせてしつこく(ギャグっぽく)迫る志乃だけど…
『分かりました だったら拒みませんから私と火遊びしませんか?』
でもでも、本気で嫌われるほど、しつこくはできない。
ある夜、おすすめコメントが書かれたレンタルビデオ(なつかしー)に泣きながら感動しまくる志乃。実はそのビデオのコメントを店長が書いたと聞き、その偶然に運命を感じ、バイト先に、店長の元に、走る!走る!
たまたまコメント目ぇついただけでさぁ
その映画に震えたって別に店長が撮った訳で無し
ーでも その偶然は美しい!
『あーあ やっぱ来た』
“この人が笑うんだから世の中はステキだ”、この人困らすのはやめよう”と、店長にしつこくするのはやめる事に。一方、店長・京志郎の彼女・あかりは小説家を目指す中、バイトでテレクラのサクラを続ける日々。
もともと成り行きで京志郎と関係を持ち、すぐ出て行くつもりがそのままズルズルと10ヶ月も同棲を続けてた。どんどん京ちゃんを好きになってたんだろーな。
小説とかばかばかしくなっちゃう位
もうずっと『あかり』でいいかなって思っちゃう位
私が信じてた私がゆるくゆるく消えていく
もう京志郎の所には帰らないと決め、テレクラで知り合った男と会ったものの逃げ帰り、帰るとその男とのやりとりが京志郎にばれ大げんかに。
『何でっ…』
『あんたといてもつまんないからっ』
『じゃあ帰ってくんなよ!』
出て行った京志郎が戻ると、あかりはいなくなっていた…。しかもあかりに聞いていた故郷の住所や名前までウソだった事が判明。
とにかく俺は10ヶ月騙されてた訳ね
志乃は店長がうまくいってないと噂では聞きつつ、“変なファンでいい”と心に決め、バイト代でクワイヅモ(観葉植物)育ててみたり充実した日々を送る。
ある夜、隣でドンドンする店長が気になり庭に出て行くと…
『梅宮さん飲まん?こっち来る?』
『いや、明日早いし…』
『店長がこっち来て飲みます?』と聞いてみるけど、店長も『やめとくよ』、と2人の関係が発展する事はなかった。(なんだこのやりとり〜きゃーーーてなる笑♡)もちろん志乃は行きたい、けど、今行っても店長が後でしんどくなるんじゃないか…と。
そのまま1ヶ月経ち、志乃も25歳になりました。1巻でチューした川谷くんも(テンちゃん(ゲイ)の心のオアシス)彼女とヨリを戻した様子。好きでもなんでもないけれどもなんだか寂しさを感じる志乃。(わかるぞ笑!)
そうかーヨリ戻ったのかー なーんだいいけどさ
そしてバイト先で久々京志郎と会った志乃。ヒゲがなくなってることをつっこむも…
『あかりが帰ってこねぇ いやいいんだけど 帰ってこないのは 寂しいんです寂しいんですよ』
そんな思わせぶりで都合のいい事言っておきながら!!翌朝ソワつく志乃が見たのは、バーで一緒に飲んできた女を家に連れてくる京志郎…笑。
他の女なんて全然考えてなかった!こんな事なら1ヶ月前のあの日行ってしまえばよかった!と思う志乃。すると隣から壁を叩かれ京志郎に呼ばれさっきの女性には帰ってもらったと言われる。そのまま志乃の家に行く事になり…志乃を抱きしめる店長。
『梅宮さんが怒ってたら嫌だなと思ってさっきのヒト帰ってもらった』
関係の無い人から寂しさをまぎらわす人に昇格したようで
昇格?まいっか
あーーーずるいずるいずるいずるいずるいっっ。でもこのずるい素直さが好きすぎるぜ、京ちゃん。(←はぁ?)この巻で、志乃が、見た映画に感動してそのコメントを書いたのが店長って知って走るとこめっちゃ好きなんですけど、ほんと、恋愛ってこじつけというか好きになった人に運命無理矢理感じたりってありますよねー。冷めた瞬間忘れちゃうけど笑。そんでもって、個人的にはこの頃のジョージ先生の絵が一番スキっす。はい、余談、ヒトリゴト。
志乃の友人テンちゃん(ゲイ)は映画では松坂桃李くんが演じます!あー楽しみ!
『っていうかあのふたりどうなんだって聞かれたから「先っちょくらい入ってんじゃない?」と言ってしまったわ』
皆様漫画で予習して映画館へどーぞ♡♡
《引用元 作品DATA》
出版社:祥伝社
著者:ジョージ朝倉
掲載誌:FEELYONG
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