
できたて“家族”のドタバタストーリー、ここに完結!
【あらすじ】
ひとりぼっちだったわたしに、家族ができました。
お父さんと、三人のきょうだいと暮らす毎日は、怒ったり怒られたり、笑ったり笑われたり、てんやわんや。恋ってなんだろう? 家族ってなんだろう。思春期まっただ中のわたしたちには、ちょっとだけむずかしい――。
続きは感想 ネタバレ注意
ちぇみと三兄弟1巻ラストの流れから、見(ケン)兄の彼女・壊知(かいち)の悪行の数々を見(ケン)、聞(ブン)の前で暴露した言(ゲン)。
『クソビッチ』
『スリッパに画鋲仕込むわ サンポール入りの紅茶出すわ まぁ他にもいろいろやってんだけどさ…わかるか?これは全部その女がちぇみにしたことだ』
『だろ?ちぇみ』
超ーーーーー気まづい雰囲気の中、そのことを認めたちぇみ。最初はゲンの悪ふざけかと思ったブンだけど、ゲンは壊知の暴言のボイスレコーダーや、もう一人いる彼氏の証拠まで持ってきてたwwさすがに信じた見(ケン)兄は…。
『もういいからちょと…一人にしてくれ』
なんでゲンが壊知のことを色々知ってたかって?実はゲンの彼女(の一人?)が壊知の妹だった!!
壊知がいなくなって平和な日々が戻った御館田(みたてだ)家。主にちえみw
そんなある日、ちぇみがお風呂に入っているところをゲンと間違ってドアを開けてしまったブン!
『早く出………』
ギャーギャー喧嘩になるちぇみとブンでしたが、その最中ブンは鼻血を出しちゃう。(だって童貞だしねw)しかもその後、ちぇみに女扱いされキレるブン!の壁ドンどや〜〜〜w
で、この様子を見てたゲンが動きだす〜〜♫(あ〜もうゲンの性格の悪さが大好きだッッッッ。)
『自分がちぇみのこと好きって気づいてねーの?』
注:ブン男らしく見せるため髪切った↓
ブン『は!?』
ゲン『…だからさ大方他の女に言われても気にならないぐらいのことでもさぁ ちぇみに言われたら気にすんだろ』
ブン『そう……かも……』
そう言ったブンの言葉聞いて、あ…まじだったのか、と思うゲンwww
で、テキトーに煽るだけ煽って、仲直りしたちぇみとブンを見て“…なんかこのふたりがイチャついてるとすっげーキモくてゲロ吐きそう”ってなるゲン。ウケる。
そして物語は急展開!?三兄弟と旦那を捨て出て行った母親が急に訪ねてきたッ!!
『ブンの…お母さん』
(ちぇみの態度に気を取られ実の母親に気づかないブンw)
そもそもお金目当てでお父さんと結婚し、その後離婚、ちぇみの母親とお父さんが再婚した後も二人はちょこちょこ会ってちぇみの母親との離婚の原因でもあるみたい。
そんなサイテーなクソビッチ(あ、ゲンの発言お借りしました)は家に戻ってきたいと言い出します。三兄弟的にはありえない提案でしたが、お父さんの出した決断は…
“ブンが大学卒業したら東北にある家に二人(父母)で暮らす”
さすがにこの展開に…
ちぇみ&ゲン&ブン『……は?どーゆーこと?』
ダメダメなお父さんだなーーー。あんなに性格ひん曲がったゲンだって、今度こそ父親が自分たちを選んでくれるって信じて待ってたのになーーー。母親もなんか話持ってくのがうまいんだよなーー。間違いなくクソビッチだな。
で、最後はゲンが家を出て行き、なぜかちぇみも一人で御館田家を出て行きます!!
『いい機会だからわたしもこの家を出ていくことに決めた』
『……え?』
ちぇみは一人ぼっちだった時のバイト生活に戻るワケなんだけど、そこにちょっかい出しに来るゲン。家も近いみたいwwなんだかんだでちぇみのこと心配してんだろ〜な。で、ここでサクーーーっとちぇみと三兄弟終わっちゃうんです!でも、これからも家族的な感じで続いていくのかな〜って思わせられました。
離れて暮らしても『年末には一応帰るか』と思える存在が出来たのは
この短い家族ごっこの中での大きい収穫だったと
そう思う
三兄弟の誰かと結婚して本物の家族になんてどーすか、と思いつつも、それもなんかヤダな、と思ってちぇみと三兄妹2巻閉じました。
もうちょっと長く描いて欲しかったな〜と残念だけど、相変わらずいがわうみこの漫画はツボだな。ここに書いてる話の流れ的な感じじゃなくて日常の兄妹とちぇみの会話とかが面白いし性格曲がった奴が多くて良いwwぜひぜひ読んで、ちょっとニヤッとしてちょっと切なくなってちょっとほっこりしてみてください♡オススメです。
《引用元 作品DATA》
出版社:祥伝社
著者:いがわうみこ
掲載誌:FEELYONG
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