うるわしの宵の月 32話【ネタバレ感想】琥珀が両親に心を閉ざす理由は…?

デザート8月号2024

デザート8月号(2024)掲載のうるわしの宵の月・32話のネタバレ感想です☆

 

みんなの前で交際宣言し、オープンなお付き合いになった琥珀と宵。
ふたりの恋、新展開へ…♡

 

うるわしの宵の月・全話ネタバレはこちら

 

続きは感想ネタバレ注意

うるわしの宵の月 31話【ネタバレ感想】宵の親友・のばらの視線の先には♡

 

うるわしの宵の月32話

 

【うるわしの宵の月32話あらすじネタバレ】

 

文化祭の秋が過ぎ、季節は冬になり、宵たちはスキー合宿を控えていました♫
昼休み、琥珀を待ち合わせ場所の教室で待つ宵。

 

 

公になって、週に1〜2回お昼を食べたり、一緒に帰ったりするようになっていました!!
(琥珀のファンにヒソつかれていたのも落ち着いてきたようです♫)

 

 

空き教室?で、ふたりで昼食をとっていると、琥珀が『今日一緒に帰れないけどいい?』と宵に尋ねます。
久々に実家に帰って冬服を取ったり、進路調査票など出さないといけないものも溜まっていると言う琥珀。

 

 

進路というワードに反応した宵。
琥珀が先にいなくなってしまうことを考えてしまいます、
どこか寂しそうな?宵を察したのか、琥珀は、大学も都内から出るつもりもないし、今の一人暮らしの家に住み続けると言います。

 

 

(引用元 うるわしの宵の月32話)

 

 

『欲を言えば
宵ちゃんにも早く卒業しほしいし
なんなら一緒に住みたいし』

 

 

と、サラッと大胆なことを言う琥珀♡
琥珀の言葉で、宵の顔が赤くなります♫

 

 

それから、宵は少しうつむき、一緒に実家に行きたいと(これまた大胆!?)発言。(宵アルアルw)
少し考えた琥珀でしたが、OKを出し一緒に行くことに。

 

 

実家に行く途中も、着いてからも、琥珀は妙に静かで宵は違和感を覚えていました。
どこかそっけない琥珀。
そそくさと服を取り、琥珀と宵が家を出ようとすると…ちょうど帰ってきた琥珀父母に遭遇します!!
(厳格そうな父と、柔らかく明るい雰囲気の母。)

 

 

琥珀の両親に挨拶をする宵。
母親に『彼女さんかしら?』と聞かれた琥珀は、『うん そうだよ』と答えます!

 

 

その後、琥珀は父親から進路の件で呼ばれ、宵は玄関で待つことに。
両親に対する琥珀の態度(敬語や表情)が、まるで最初に会った時の琥珀の雰囲気で、“私 来るべきじゃなかったのかもしれない”と一人考える宵。

 

 

トイレを借りに部屋に戻った宵は、琥珀と父親が話している所を見てしまいます。
琥珀は進路のことで父親に説教されていて、大学は(父親が)言った所以外は認めないと言われていました。

 

 

宵が盗み見て?しまった時、背後から琥珀の母が。
うちは会社のことがあるから少し厳しいとため息をつく琥珀母。
琥珀を“こーちゃん”と呼び、琥珀には経営は向いていないし荷が重すぎる…と。
その点、琥珀の兄・柳(りゅう)はすごくできた子で、比べると…と言う母。。

 

 

『こんな時、柳くんさえいてくれたら』
琥珀母の発言に対し宵が、『あの』と言いかけた時、琥珀が部屋から出てきました!!

 

 

少し気まずそうに、『なんだ 玄関やった意味ないじゃん』と微笑む琥珀。

 

 

その後、二人は公園で座って話します。
『ごめんね 恥ずかしいところ見せて』と言う琥珀。
両親に会わなくて良いよう急いでいたそうです。

 

 

琥珀は、昔、兄と殴り合いのケンカをした時の事を宵に話します。
両親が止めに入って真っ先に庇うのは兄の方、理由も聞かず、父親はしばらく口も聞いてくれなかったと。
熱を出したり怪我をした時、兄を迎えに来るのは両親、琥珀を迎えに来るのはお手伝いさんか会社の部下の人だったと…。

 

 

 

似た呼び方でも、常にお気に入りは兄の『柳くん』だったと言う琥珀。

 

 

その話を聞いた宵は“私は大ばかだ”と感じ、琥珀に『ごめんなさい』と謝ります。
(複雑だと知っていたのに)わがままでついてきて、ちゃんと先輩の気持ちを考えるべきだった、と。

 

 

すると琥珀は、恥ずかしい所を見られたくなくて連れて行くのを迷ったけど、やっぱり宵にいてほしくて連れて行ったと言います。

 

 

 

(引用元 うるわしの宵の月32話)

 

 

『だってどんなやなことあったとしても

宵ちゃん見たら安心できるから オレ』

 

 

そう言う琥珀を、泣きそうな表情で見つめる宵。
宵は琥珀を抱きしめ、『じゃあ私が 先輩をずっともとに戻しつづけるから』と伝えます…♡

 

 

ふっと笑って、宵の肩をポンポンと叩き『じゃあお願いしようかな』と言う琥珀。

 

 

琥珀を抱きしめながら“私の未来にはずっと あなたが隣にいますように 私がずっといられますように”と願う宵なのでした。

 

 

ここまでが、うるわしの宵の月32話のざっくりとしたあらすじでした♫

 

 

【うるわしの宵の月32話感想】

 

 

兄と比べられ、差別され、両親との関係に小さい頃から傷ついてきた琥珀…
そんな琥珀を抱きしめ、慰め、心の傷を癒す宵の優しさと愛に胸がじ〜んとした32話でした。

 

父親との会話を聞かれ、気まずそうな恥ずかしそうな悲しそうな琥珀の表情、切なかった〜。
悪気もなく琥珀と兄を比べ、兄がいてくれたらなんて言っちゃう琥珀母よ。

宵に対しても優しいし、可愛く明るい雰囲気だけど…結構な毒親じゃな、い???(気をつけよう)

 

もし琥珀が部屋から出てきてなかったら、宵は琥珀母になんて言ってたんだろう。
次回も楽しみです♫

 

【次回 うるわしの宵の月33話掲載デザート発売日】

 

うるわしの宵の月33話はデザート11月号に掲載予定です♫

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《引用元 作品DATA》
出版社:講談社
著者:やまもり三香
掲載誌:デザート

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