激甘年下ヤンキー×恋愛初心者アラサーのピュア恋!!
第10回 ananマンガ大賞 準大賞
【あらすじ】
飯野朋子(はんのともこ)、略してパン子30歳は会社でもプライベートでも本音が言えないのが悩み。
そんなパン子にそっと寄り添う、心優しいヤンキーの高橋くん。キスしてから一緒に過ごす時間が増えたけど…これって付き合ってるのかな?
「ヤンキーの人に、良いように利用されてるんじゃない?」
以前デートに誘ってきた同僚・山本さんから今いちばん言われたくないことを突っ込まれてしまい…!?
続きはネタバレ注意
少しずつ惹かれていったヤンキー・高橋くんとキスをしたパン子。
ふたりの距離がぐっと近づく第2巻です♡
自転車屋さんの高橋くん2巻
【自転車屋さんの高橋くん2巻(9話〜14話)あらすじネタバレ】
ある夜、朋子の家に遊びに来た遼平。
朋子の手料理をいっぱい食べて、朋子の高校時代の写真を写メして帰っていく遼平。
帰り際、朋子をガバッと抱きしめます♡
翌日、会社で頼まれ物をこなす朋子。
すると以前デートに誘って来た爽やかイケメン・山本が手伝ってくれます!
山本は遼平のことについて探りを入れ、まだ朋子と遼平が“友達”だと聞き安心した様子。
朋子がいい人だから利用されてるんじゃないかと思ったと言います。
自分の周りに似た人がいたと。
山本『もうさすがに俺達30歳だし
世間的に輩が恋人ってキツくない?』
遼平の悪口を言われた朋子は…涙目で言い返します…!
朋子『私はいつも流されやすくて
情弱で
臆病で卑怯です
遼平くんは
怒ると怖いし
輩って言われても仕方ないかもしれません
お箸持つのもヘタだし
でも
誰かの事も…
誰かの好きなものも…
バカにしたりしないで…す』
(い、言ったーーーー!!!!)
そう言って部屋を出た朋子。
するとキミちゃんに引き止められます。
話を聞いていたキミちゃんは『がんばったね えらい』と言ってくれるんです♫
仕事後、キミちゃんは朋子を彼氏が待つ店に連れて行きます。
そこで、キミちゃんに子供ができた事を聞いた朋子!おめでとうと言って喜びます!
キミちゃんたちと別れた帰り道、遼平に会った朋子。
ふたりは遼平の幼馴染・まさやんの中華料理屋へ…。
そこで朋子はキミちゃんに子供ができた事を遼平に話します。
すごく嬉しいし元気に生まれて欲しいけど、会社を辞めてしまうのが寂しいようです。
そんな自分に呆れる朋子。
すると遼平は、まさやんの子供が生まれた時、遊べなくなって寂しかった経験があると話します!
(でもその子供がめっちゃ懐いて可愛かったようです♫)
朋子と遼平の様子を見ていたまさやんが『もしかして付き合っとるん?』と聞きます。(ナイスアシスト!)
『つ…付き合って るんで しょー…か』とモジモジする朋子に、遼平は
遼平『は?何言っとん
付き合っとらん女と
チューするかて』
(だって〜〜〜〜〜♡(>人<)きゃ〜!やった!朋子〜〜〜!ハイタッチしたいw)
(帰り道「付き合ってる」を何かと会話に入れて朋子の反応を楽しむ高橋くんw)
ある休日、遼平と電車で“毛塚治展”に出かける朋子。
(イケメンの遼平は女の子から見られてます〜。)
展示を見終えグッズを買って、カフェでお茶するふたり。
話の流れで遼平に『どんな子どもだったの?』と尋ねた朋子。
でも遼平はしばらく考えたあと、『忘れた』と言います…。
遼平が欲しがっていた“アシムTシャツ”を早めのプレゼントと言って渡す朋子。
遼平、めちゃくちゃ喜んでますw!
ふたりが店を出ようとした時、遼平が人にぶつかりコーヒーをかけられてしまいます(°▽°)!
その相手は…キミちゃんの彼氏・駿河さんでした!キミちゃんもいました。
駿河さんは遼平に謝り“弁償する”と言いますが、遼平は丁度朋子にもらったTシャツを着れるから『いらんいらん』と言います。
が、、キミちゃんたちと別れた後、駿河さんの所にダッシュで戻る遼平!
怖い顔した遼平に怒りの導火線がめっちゃ遅いのかと怯える駿河さんwww
実は、駿河さんは遼平の大好きな漫画の作者だったんです〜〜〜〜!!!
自分のTシャツに名前入りサイン描いてもらって満足そうな遼平。
遼平は、駿河さんが20年前に小学生新聞で連載していた作品のファンでした!
毎週図書室で読んでいたと言う遼平。
そう聞いた朋子は、子供時代の事を“ホントに忘れたのかな いつか話してくれるかな…”と考えていました。
雪が積もったクリスマスイブの朝、朋子は遼平に会社まで軽トラで送ってもらえることに♫
夜の約束もして出勤。
すると、母親から電話がかかってきます。
朋子の嫌な予感は的中。実家の飼い犬・たもつが立てなくなり“最期”だと思うという連絡でした。
真っ青になる朋子…。
年末の仕事の量を気にする朋子でしたが、キミちゃんと同僚に背中を押され早退して実家に帰ることに!
でも雪で新幹線が止まってしまっていました。
困った朋子は遼平に電話。
遼平はすぐに朋子の様子に気づいてくれました!
申し訳なさそうに『助けてほしいです…』とお願いする朋子。
遼平はすぐ車をだし、5時間かけて朋子を東京まで送ってくれました!
申し訳なさそうに謝る朋子。
すると遼平は
遼平『損か得か知らんけど
ともちゃん困っとんなら
東京行く意味あるやろ』
と言います!
そして実家につき、愛犬・たもつに最後の別れをする朋子。
(もう、ここ、泣くしかない…。)
死んでしまったたもつを抱きしめ泣く朋子の背中に、母親がそっと寄り添います…。
以前、お盆で帰省した時、母親に“いい人”がいると遼平の事を話していた朋子。
朋子の母は、遼平の事を優しい人だと言い、『あんたに頼れる人が出来てよかった』と安心した様子。
まるでたもつが家に来た時のようだと。
そこで母親は初めて、子供に向き合ってこなかった事を謝ります…。
そんな母に朋子は…
朋子『お母さんのとこは
私の居場所じゃなかったけど…
もう見るけられたから
…いいの』
と伝えるのでした。
別れ際、朋子の母は遼平にお礼と『朋子のこと よろしくお願いします』と伝えます!
(不愛想な遼平だけど、嬉しそう…♫)
その日は東京に一泊することに。
ふたりがカレー屋で食事を終え出ようとした時、遼平の目に入ったのは年配の女性…。
なんと、その人は遼平のお父さんでした…!!!
気まづそうなその人を遼平は投げ飛ばします(>人<;)!!!
店の人に止められ、その後なぜか3人で座り話すことに…。
遼平の父は、幼い遼平を祖父の所に置いていったっきり一度も連絡もなし、会いにも来ていませんでした…。
父親の開き直った態度にブチギレた遼平は水をかけます。
すると
『しょーがないでしょ
家族作るの苦手なのよアタシは!!
自分のやりたい事諦めて
ガキの面倒見るなんて
そんなの無理だったの…っ』
…と。
その言葉を聞き、朋子を連れて店を出る遼平。
ホテルについてすぐ疲れて寝てしまった遼平。
朋子は『こんな事頼まなかったら…つらい思いせず済んだのに ごめんね』と謝ります。
目を覚ました遼平は朋子のブラウスのボタンを外し、朋子の胸元に顔を埋めます…。
『このままでおってい?』と聞く遼平。
朋子は遼平を抱きしめ、『…うん』と答えるのでした。
ここまでが、自転車屋さんの高橋くん2巻のあらすじです〜。
【自転車屋さんの高橋くん2巻・感想】
お互いの“痛み”を見せ合った朋子と高橋くん。
ふたりの絆はさらに強くなった気がしました…!!
パン子の付き添いできた東京でまさか、自分を捨てた父と再会した高橋くん。
最後の(ホテルお泊まり)展開はドキドキなんだけど、高橋くんの悲しさが沁みて切なかった。
そして、高橋くんに影響を受けているのか、パン子は少しずつ強くなってますね〜(°▽°)!
今までは言いたい事を我慢しモヤついてましたが、山本くんや上司に思った事をぶつけていました!う〜なんか嬉しいぞ!!
高橋くんの事をディスった山本くんに対し、(パン子と同じく)“世間的”なんて言葉を使ってずるいんだよ山本〜( ゚д゚)!と苛立ちましたが、同時になんだかギクっと。
自分も今までにこんな表現で人を傷つけた事があるのでは?と。
“周りが言ってたから”“世間的に”で自分の意思は隠して相手を傷つけて…。
まぁ山本くんは、パン子に興味があって焦ったんですよね。
そう考えると可愛くも見えるけど、当のパン子からしたらそんなやつ好きにならないよ。ドンマイ!
かなりざっくりとしたあらすじなので、ぜひ2巻読んでください♫
きみちゃんと朋子の出会いのストーリーもグッときたyo〜。
《引用元 作品DATA》
出版社:リイド社
著者:松虫あられ
掲載誌:トーチweb
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