実写アニメ化!
胸がひりつく大人気極道ラブストーリー第8巻!
タコの刺青を背負う謎の男・アザミに拉致された吉乃。彼の目的は蓮二の殺害、そして吉乃との結婚だった!
吉乃の前にキケンな男がまた一人増え、桐ケ谷組に不穏な影がちらついている。
わずか11歳で暴力沙汰を起こした霧島。自分のことを一切語らない男の過去が今巻で明らかになる――!
続きは感想ネタバレ注意
来世は他人がいい8巻
【来世は他人がいい8巻あらすじネタバレ】
アザミに拉致された吉乃を間一髪で助け出した霧島。
ふたりで逃げ出すが、霧島は深い傷を追い意識がなくなってしまいました…!!
なんとか霧島を助けようと吉乃が応急処置をしていると、車に乗った翔真が現れます。
それと同時に意識を取り戻した霧島。
霧島は翔真に、吉乃を病院に連れて行くよう頼みます。
霧島を置いていく事に抵抗する吉乃でしたが、霧島も『どこにも行かないよ』と言う言葉を受け病院に。
吉乃は足の捻挫と擦り傷打撲の軽傷でした。
病院の待合室で、翔真は吉乃にアザミのことを尋ねます。
アザミに、父親が死んだのは交通事故じゃないと聞かされたと話す吉乃。
翔真は『ほんまやと思いますよ』と言って、18年前の新聞を吉乃に見せます。
翔真は、18年前吉乃の母親が里帰り中、吉乃の父親が実家に帰ってきていた。
そして、吉乃が生まれそうだと真夜中に連絡を受けた父親が病院に行こうとした時、組長(吉乃の祖父)そっくりの吉乃の父親が祖父と間違われ車に突っ込まれ死亡したのではないかと言います。
その事を吉乃に隠すために、いろいろと手を回していた祖父たち。
そして吉乃を、吉乃の父親と同じ目に遭わさない様、東京に避難させ霧島に保護させたのではないかと言う翔真。
なぜなら、桐ヶ谷組みのトップがいない今、次期組長候補の吉乃の祖父を消してしまいたい連中がいるから。
『つまり 大阪と東京の抗争とかじゃなくて
大阪で内輪揉めの抗争起きるってこと?』
と言う吉乃。
その時、アザミが桐ヶ谷組みの直参の誰かに雇われているんじゃないかと気づく吉乃。
これは推測だけど、アザミは『ほんまにただ わたしに会いにきただけちゃうか』と言います。
アザミは霧島に似ている、と話す吉乃(゚o゚;;
吉乃は、霧島が帰ってくるのを待って話を聞くと翔真に伝えます。
その頃霧島は…???
(霧島の過去編突入・ぜひ8巻チェックしてください〜!)
霧島が過去に起こしたいう同級生たちの病院送り事件。
霧島は1年近くの間、小鷹という男子をリーダーとした同級生たちから暴力を受け続けていました。
(いじめ…ですが、霧島はマゾ体質で暴力を受ける事を心の底から楽しんでいた様です。)
初めて同級生たちから暴力を受けて300日後、霧島は小鷹以外の男子たちを半殺し状態に…。
そして、笑顔でリーダーの小鷹に迫ります。
(引用元 来世は他人がいい)
霧島『どうしたの?
うちの学校で一番暴力の素養があるのは確実に君だよ
だからここまで教育したのに
頼むから俺のこと失望させないでくれ』
そう言って小鷹をバッドで殴る霧島……。
問題を起こした霧島を手に負えなくなってしまった霧島の両親。
そうして霧島は伯父の“深山萼(みやまがく)”を叔母から紹介されます。
ファミレスで対面に座る萼に、『人生ってずっとこんなクソつまんないの?』と冷めた目で尋ねた霧島。
萼は『知らねぇよ お前がつまらねぇからだろ』と返します。
(霧島は父親に友達を作ったら楽しいとアドバイスされ、自分と同じ様な人間を作ればいいんだと考え、小鷹を調教しようとしていた様です…。真顔で萼に話す霧島、色々ぶっ飛んでんなぁ…)
その後、萼には昔、友達(吉乃祖父)がいたと知った霧島。
(無口な萼の表情から、友達って楽しいんだと察した霧島は…)
どんな人なのかと萼にしつこく問います。その人となら自分も友達になれるのか?と。
萼は『無理だ ジジイだぞ』と言った後、しつこく誰なら友達になれるのかと食い下がる霧島に…
『そいつに孫ならいる』と、萼(がく)。
霧島はすかさず、『似てる?俺に』と尋ねます。
萼は、『しらねぇよ ただ そのジジイなら俺に似てた』と答えます。
その言葉を聞いた瞬間、霧島の表情が変わり、どうやったらその子に会えるのかと萼に尋ねます。
萼から、ヤクザの孫だから会えないと言われた霧島は…
(引用元 来世は他人がいい8巻)
霧島『じゃあ俺もヤクザの孫になればいいって事だろ
俺 伯父さんのところで暮らしたい』
と!!!
その後、萼の元で暮らし始めた霧島。
そしてお金を貯めて、12歳の時、一人で大阪まで吉乃を見に行っていました!!!
数年経ったある日、蓮二(吉乃の祖父)と萼の食事の場に呼ばれた霧島。
蓮二に、吉乃と霧島を婚約させるという建前で、吉乃を東京に越させるという話をされます。
理由は、吉乃の父親を殺した男が、来年の春に出所してくるから。
跡目争いからの内部分裂が起こると霧島に話す蓮二。
さらに蓮二は、霧島が何年も前に吉乃を見にきていた事も知っていました(゚o゚;;
そしてそこまで吉乃に執着する霧島に対し、吉乃に何を期待してるのか知らないが、舐めてたらえらい目に遭うと言います。
続けて、『お前今まで生きてて死ぬほど怖いとか思った事なさそうやしな』と言う蓮二。
(もちろん、怖い?とキョトンな霧島w)
蓮二は、もしかしたら吉乃と一緒にいたらわかるかもしれないと言います。
(引用元 来世は他人がいい8巻)
『楽しいこと知った後のヒマは死ぬほど辛い
もしコイツが死んだらどうしよう
こんな気持ちなるんやったら
知らんままのほうがよかったんちゃうかって思う
そういうことや』
…と。
最後には『吉乃が死ぬときはお前が死ぬときと思え』と残して席を立った蓮二。
その後、吉乃と出会った霧島。
吉乃と過ごすうちに、蓮二に言われたを身をもって知っていくのでした…!!
(現在)
吉乃拉致事件から3日経っても霧島は帰ってきませんでした。
心配していた吉乃でしたが、ある夜、霧島が帰ってきていると知ります。
霧島が住む地下室に向かった吉乃。
ガチガチにいくつもの鍵がかかる部屋の暗証番号は、全て吉乃の暗証番号と一致していましたw
地下室のベッドで腕にギブスをつけ、横たわる霧島。
吉乃は霧島の胸の音を確認します。
…その瞬間、霧島は吉乃の頭をなで『…よしのおはよう』と声をかけます。
ここまでが、来世は他人がいい8巻のざっくりとしたあらすじでした〜!!!
霧島の過去や、吉乃への長い想いが全て明らかになり、いろっいろ感想書きたいんですが…まず一言。
霧島、吉乃に会うためにヤクザの息子になったんかーい!!!
びっくりでした。
そして、蓮二との約束の真相も明らかになりましたね。全ては吉乃を守るため。
この蓮二との会話を読んで、1巻を見返すとなるほど〜!!!となりました。
詳しくかけてないので、是非是非!霧島を底から知れる8巻チェックしてください。知ってたけど、知ってた以上に霧島がぶっ飛んでて、吉乃への愛情(ストーカー度)が深くて深くて、めちゃくちゃ面白いです!(って、発売して1年放置してたやーん)
アニメも楽しいですね〜♫
9巻早く読みたいな〜。
《引用元 作品DATA》
出版社:講談社
著者:小西明日翔
掲載誌:月刊アフタヌーン
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