ひとはなぜ“危険物”に惹かれるのか…!?
成長途上男子の、不甲斐ない恋と仕事の物語。
【あらすじ】
十川善十(24)。札幌のとあるバーで働く新米バーテンダー。バーの花を活けるお花屋さんの美温と、徐々に距離が縮まる善。プライベートで見えた美温の「ウラの顔」を知ってもなお、彼女との恋愛に突き進もうとする善だが…!?
彼女(?)、先代マスターの娘、先輩、元カノ、、、大人の女子4人と成長途上男子の、恋と仕事の物語!!
続きは感想ネタバレ注意
https://kojimangavip.com/2016/06/oyasumikarasu/
くわ〜〜〜〜〜ッッッ。
やっと出た!!!やっと出た!!!
1巻からなんと1年5ヶ月ぶり???
待ってました〜〜〜( ´ ▽ ` )!!!
いくえみ先生の連載作品の中で、穏やかに読めるのがG線と、この“おやすみカラスまた来てね。”
ヘタレ成長途上男1人に対し、女性が4人も登場しちゃうんだけどね。
ゆるやか〜に穏やか〜に読めるし、なんだか毎巻泣けちゃうんです。
主人公・十川善十(そがわぜんじゅう)を取り巻く女子たちは…
1、紅央べにお(善十の元カノ。)
2、美温みはる(善十の店の契約花屋の娘)
3、一葉ひとは(善十の店の先代の娘)
4、汐うしお(バー汐の店主、先代のファン)
てな感じでしょ〜か。
この2巻では表紙の美温と善十の距離がグ〜っと縮まる…???
縮めるか悩む??善十にご注目ですwww
ざ〜〜〜っくりとあらすじ感想です♫
【おやすみカラスまた来てね2巻】
1巻ラストで、美温(みはる)とデートし家に帰ると、元カノ・紅央がうっかり寝てた事件勃発www
更にその後の善十の“仕切り直し”発言のせいでか、ちょっぴり美温とは距離があったようです。
その後、(善十を心配してなのか…)店に遊びに来てくれた紅央に後ろ髪惹かれつつも…大晦日のお誘いメール(クソ長い)を美温に送る善十!!
で、ふたりはまったり大晦日お家デート…♡♡
だがしか〜し美温と話しながらも善十の頭の中は紅央(&一葉)のコトばっかだ〜〜(⌒-⌒; )
酒に酔ったと言って、甘え〜るように善十の膝で寝始める(いやお誘いかw?)美温を見ていても…善十の頭の中は…
善十:俺はこのために紅ちゃんを
あんなふうに必死に謝らせて
このために今年最後の店でたった一杯を
あわてて飲んで
九重さんを一人置いてきたのか
ですwww
でも、そんな考え振り切って!振り切って!!目の前でセクシーに寝返り打つ美温に、行くか行かぬか葛藤する善十っっっっ(´・Д・)!!!!
布団にダーイブ!!!
て、寝てるーーーーーっ∑(゚Д゚)!!!
はい、逆に美温さん起きますよね。寝たフリですもんね。
(この呆れたように髪を搔き上げる姿、が本性ですねw)
すると、急に善十のケータイが鳴ります!
『十川さんっ!火事!!うちのビルが…』
と、一葉からの連絡。
慌てて出て行く善十でしたが、ゴミが燃えたボヤだったようで大事にはならず、ふたりは汐の店で飲み直します。途中、美温の連続ラインに気づき、カウントダウンを終え慌てて(美温の待つ)家に帰る善十!!
ただ、帰りつく寸前、まさかの美温からの誤送信本音メールが届いちゃうwww↓
善十:誤爆…………
wwwww
どどどどーすんだ!?美温。逃げるのか!?どうすんだ!?
と思ってましたら…帰ってきた善十に思いっきり抱きついて…
美温『今日…すごく楽しみにしてたから…』
で逃げ切ったーーーーーー!!!
管理人(ワタクシ)、善十とまったく同感、です。
善十:な なんか すげ〜〜〜〜〜〜〜〜
なるほどなるほど。
正面ぶつかり〜の好きだからいじけちゃったのよバージョンね。なるほどなるほど。メモメモw
で、天使の中に悪魔もいるよ〜な美温の本性を知った(知ってしまった)善十。
どうする!?行くか!?行かぬか!?
うじうじうじう〜じ悩んだ善十が下した決断、こちら。
(引用元 おやすみカラスまた来てね。2巻)
『ぼくは美温さんの、「裏」もいいと思います!』
クリア!
天使じゃなくたってかまうもんか!
だ、そーですwww
(まぁ天使とか悪魔とか言ってますけど、女の半分くらいはこっちじゃないの?え?考え擦れすぎ?
ただ、店に来てボヤの時善十を呼び出した一葉にチクリと言った美温には「ああん?(キレ気味)」って感じたけど。)
それから美温とお付き合いが始まった善十♡
仕事を終えて帰宅すると、食事を作って待ってくれてる美温♡
朝活?なんだってサ。
お花屋さんの美温はそれから出勤。で、ラブラブな生活を送ってた二人でしたが…。
結論から言うと、
終わるの早かったwww
えーっと、女なんてみんなこんな感じ(美温の様に裏表アリ)じゃね?
って言ったの撤回しときますねw
なんで終わったかっていうと、
バレンタインディナーを敢えて元カレが働いているであろう店を選び、店を出て善十に熱があると言ってさよならした後、店に戻って復縁してましたっっ。
まぁ、ね。
善十もなんだかんだいっつも紅ちゃんの事考えてるしね?なんだか色々合わない要素満載だったしね?なんだかんだまだ深い関係じゃないしね?仕事を終えて紅ちゃん狙いの(職場の)後輩男子に紅ちゃんの全てを延々と語っちゃたりもするんだけどね?
でもでもでもっ。
そのやり方はちょっとな〜。
“初バレンタインデートで元カレが働く店を選んでしまった可哀想な彼女”に気〜使いまくりの善十があまりにも哀れだわ〜。その使い方はひどくね?と思ってしまった。
ただ、美温から正直に別れ話を切り出され、“ホッとしてる自分もいる”と感じた善十と同じように、別れてくれてホッとしてる私がいますwww
善十の心は紅ちゃんばっかだしね!復縁するとかは別として。
そしてこのバレンタイン(地獄)デートとやや並行で描かれるのが、先代マスターの知人がバーを訪ねてくるお話。一葉とその父である先代マスターの思い出に胸を打たれ、マスターの知人が1度目の来店時に頼んだお酒、の意味を知った時、涙が止まらなかった。。美温との話なんてすっかり霞んでしまったわけです。
あ。善ちゃんもすんげ〜泣いてるw
やっぱり善ちゃんはマスターと繋がっているんだな〜、って再確認できるシーンもちらほら。
そして一葉もきっとその“縁”を感じて、信じて善十とお店をしているんだろうなぁ、と。汐さんには“宗教”だのなんだのボロクソ言われてましたけどねwww
おやすみカラスまた来てね。3巻はまたしばらくお預けですかね?
いくえみワールド全開のモノローグ男子・善ちゃんが魅力なこの作品、ぜひ読んでいただきたい♡
オススメです〜。
あとすいません、この2巻読むまで、善ちゃんの苗字を“とがわ”だと勘違いしてました。“そがわ”でした。ほんとすいません(⌒-⌒; )
《引用元 作品DATA》
出版社:小学館
著者:いくえみ綾
掲載誌:スピリッツ
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こちらも読んでます!やー善ちゃん散々ですが、良かったと思いたいですね〜!でも今後どう進むかはさっぱり分からないです笑
最後のお話はグッと来ました…
みんながどう絡んでいくのか、3巻をまた気長に待ちたいです〜♩
とんとんさん
私もどう進むのかは全く分かりませんw、
鈍いけど、心優しい善ちゃんが大好きです。最後のお話、切なかったですね。
早く3巻発売して欲しいです〜♫