僕に花のメランコリー1巻【ネタバレ・感想】(マーガレットコミックス)

君は変わってしまったの?
甘く切なく恋が溢れ出すー

 

【あらすじ】
高校2年の新学期、雨宮花は街で不良少年のケンカに巻き込まれる。乱暴で荒んだ様子の男の子には幼なじみ・弓弦の面影が…。
初恋の相手との予期せぬ再会に花の心は揺れて──

 

続きは感想ネタバレ注意

 

初めてブログに記事をあげる小森みっこ先生の作品です!

 

普段マーガレットを購入しているので前から視界にはチラチラ入ってた作品なんですが…
ぶっちゃけ、タイトルにピンとこない(おい。)、主人公のゆるフワ感が好きじゃない(おい。)、ずっと敬語みたいないい子キャラ好きじゃない(おい。)でスルーしてましたw

 

ただ、最近…あれ、、、相手役の男の子カッコよくないか!?
と、気づき1巻から購入して読んでみましたっっ。
そしたらまぁなんと…私の大好物(←言い方。)の闇抱え系イケメンじゃあないの!!!(知るか。)
そんでもって私の大好物の幼なじみモノじゃあないの!!と、すっかりハマり、3巻まで一気読み♫

 

それでは、1巻からサクッとあらすじを。

 

 

【僕に花のメランコリー1巻】

 

 

主人公・雨宮花(あめみやはな)は小さい頃に母親を亡くし、毎年お墓参りに母の田舎に訪れてました。そこで一年に一度だけ会える同い年の少年・弓弦(ゆづる)とその母に会うのをとても楽しみにしていましたが、弓弦の母も病気で亡くなってしまいます。

 

いつも追いかけて探していた気の強い弓弦が初めて見せた大粒の涙。
1人っきりになった弓弦の悲しみを感じ、花は約束します…。

 

 

(引用元 僕に花のメランコリ−1巻)
3
花『弓弦くん 弓弦くん 花がずっといますよ』

 

 

そう約束したのに、夏休みが明けるとすぐ父の転勤で海外に移住した花。
中学生になって戻ってきた頃には、そこにはもう弓弦はいませんでした。
その時に、花はこれが自分の初恋だったと知り涙します。

 

 

そして花は高校生に!!
高校に通っているある日、街で不良の喧嘩に巻き込まれてしまう。取り上げられたケータイを取り返そうと1人の男の子を追いかけると逆に押さえつけられてしまうんですが、なんとその男の子は…

 

 

 

(引用元 僕に花のメランコリー1巻)

1
え…何 今 心臓が

この手もこの声も知らない のに
どうして

 

 

どこか弓弦の面影がある男の子をとっさに不良たちからかばい、花は殴られちゃいます。
気づくと花は知らない家にいて、ひと気のする方に行くとさっきの男の子と女性がベットでキスをしていて…。

 

それでも自分の直感を信じ『弓弦くん』だと思った花は自分の名前を伝えるんですが…『知らない』と言われてしまいます!!

 

 

しかし翌日、なんとその男の子が花の高校の特進科に編入してきます!!
来て早々消えたその子を必死で探す花。幼い頃、必死で弓弦くんを探し回っていた時のように。
見つけた男の子は、やっぱり、やっぱり“弓弦くん”でした…!!

 

花『…ゆづる…くん…?』

弓弦『……なんだよ』

 

 

涙を流し『ずっと会いたかった』と伝える花でしたが、一方の弓弦はしつこい花を押し付け“自分は変わった”と、『お前に会いたくなかった』と冷たく言い放ち、電話で呼び出され花を置いてどこかへ行きます。
それでも花は…

 

 

ずっと後悔してました
弓弦くんをひとりにしたと
あの時の…子供の私にはどうすることもできなかった
でも 今はちがう

私の大切な人

 

 

追いかけた弓弦はまた喧嘩をしてました。
傷ついた手をハンカチで拭いその場を去る花。
その後、弓弦はまた別の女性を抱いてましたー…。

 

 

すっかり変わってしまった弓弦に戸惑う花でしたが、荒んだ生活を送る弓弦を見て守ってあげたいと思うようになる。
弓弦はずっと花に冷たく当たるんですが、弓弦の友人・嵐の差し金で喧嘩後の弓弦の家を訪ねた花は、意識が朦朧とする弓弦から襲われそうになっちゃいます。

 

 

花『ゆ…づる くん…?』
これ は なに…?

8
(引用元 僕に花のメランコリー1巻)

 

 

押し倒してくる弓弦を必死に突き飛ばし家を出ようとする花でしたが、ふと振り返ると瞳が震え朦朧とする弓弦の姿が…。そんな姿を放っておけずその場に残った花を、弓弦は無意識のうちにまた強く抱きしめ、そのまま眠りに落ちます。
(逆に、目を覚ました弓弦は横にいる花を見てビックリしてましたw)
そして弓弦自身も花との幼い頃の事を思い出しふと…

 

 

弓弦『…もう一度 会えるなんて思わなかった』

 

 

と、花の頭を撫でます♡!!!(残念ながら花寝てますw)
目を覚ました花に服を貸し(自分が脱がせたんジャ〜ン)家まで送る弓弦。
途中ふといなくなった花に『…いなくなるのはおまえじゃねぇか』と本音をこぼし、道端にうずくまる弓弦。
パンを買いに行っていた花を引き寄せ、幼い日以来の笑顔を花に見せる…
あれ???これ、読んだ女子全員堕ちちゃうやつじゃない???

 

 

 

 

 

(引用元 僕に花のメランコリー1巻)

6
弓弦『バーカ』

 

 

そして

 

 

弓弦『…おまえさ ついてくるならちゃんとついてこいよ みてないうちにいなくなるとかやめろ』

弓弦『…それができないんだったら 俺の横にいろ』
花『…はい』
こんな弓弦くんの事はきっと知らない
私だけ
私にだけみせて

 

 

ここまでが僕に花のメランコリー1巻でした!!
は〜弓弦がもうかっこよすぎます〜!!
きっと花と会っていない10年近くの間に色んなことがあり人間を信じられなくなり荒んで、変わってしまった弓弦だと思うんですが、今も昔のままのピュアで汚れのない花と比べ『お前に会いたくなかった』だと思うんですよね。
変わってしまったのを見せたくなかったってのもアリなのか?
母親もいなくなり花もいなくなり、“大切な人がいなくなること”が弓弦のトラウマなのかなぁ。
毎回喧嘩の後に衝動的に女性を抱くのは、アドレナリン的な感じなのか、幼い頃に亡くした母=女性のぬくもりを求めているのか。

 

これこれ。

 

 

やばくね?高校生でこれやばくねw?黙れよって言われたいwww
と、まぁ、セクシー君だこと!!!
これ掲載マーガレットですが、大丈夫なんですかねw???

そして、お互いずっと心の中にいた存在だと思いますが、昔と変わらず花が必死で追いかけている風に見えて、弓弦の方がずっと花を求めているように見えますな。

2巻では個人的に超タイプの女の子が花のライバルで現れます!!(こっちも弓弦との絆強くて意外と手強そう…)

 

僕に花のメランコリー2巻あらすじに続きます!!!

 

 

《引用元 作品DATA
出版社:集英社
著者:小森みっこ
掲載誌:マーガレット

 

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