2025年1月24日スタート・広瀬すず主演で実写ドラマ化!
警察で嘘の証言を撤回しようとしたラーメン屋の染田が、姿を消したのち意識不明の重体で発見された。心麦が掴みかけた父殺害事件の真実の一片は、無情にもその手をすり抜けていく。娘に託された手紙は、本当に父・春生が書いたものなのか? 偽造を疑う警察から、弁護士・松風との距離をおくよう忠告されるが、心麦は父の遺志に報いるべく松風と手紙に記入された人物を訪ねる!
続きはあらすじネタバレ注意!
クジャクのダンス、誰が見た?4巻
【クジャクのダンス、誰が見た?4巻あらすじネタバレ】
河川敷で重体で発見され、救急搬送されたラーメン屋店主・染田。
染田は運ばれながら走馬灯を見ます。
若き日の染田。
親から受け継いだ畳屋の規模を広げ、バブルが弾けると共に会社は倒産。
妻は染田に離婚を切り出し、息子を連れて出て行ってしまいました…。
生きる希望もなく酒に溺れ始めた染田。
そんな時立ち飲み屋で1人の男に声をかけられます。
その男も染田と同じく経営者だと言いますが…死のうと考えていたという染田にその男は…薬物を渡します…!
そこから薬物にハマってしまった染田。
後日、その男性を探し出し、その男に言われるがまま、クスリ代を稼ぐために偽ブランド品の偽造やサインの偽造を始めます!
結局、その後染田は逮捕され、当時の染田を取り調べたのが心麦の父・春生でした!
出所した後、昔からの夢だったラーメン屋を始めた染田。
店を出した時、春生が客として来てくれたのをきっかけに、2人の親交は始まりました♫
がしかし!春生が死ぬ数ヶ月前、ある謎の男が店にやってきて、春生の話や行動を報告してほしいと、染田は頼まれていました。春生や心麦の身を守るためだと聞かされた染田。
さらにその謎の男は1000万円と、クスリも染田に渡したのです…!!!
(染田が電話をかけていたのは、きっとこの謎の男。クスリを渡してきたということは、過去に違法な仕事をさせたあの男性ってこと!???)
重体で朦朧とする中、心麦の心配をする染田。がしかし、そのまま染田は病院で死亡してしまいました…。
一方、染田が急にいなくなり心配をする心麦。
染田にやっと電話がつながりますが、染田の電話に出たのは刑事の赤沢でした…。
警察署で、染田が死んだことを聞かされ動揺する心麦。
他殺か自殺か、まだ分からないと心麦に伝える赤沢。
心麦は『自殺…!?そんなわけないです…!!』と染田の自殺をはっきり否定。
染田から、手紙を偽造したと警察で嘘の供述をしたと聞いた事を心麦は赤沢に伝えます!!
赤沢は心麦の話を聞きますが、一緒に着いてきた松風のことを怪しんでして、心麦には松風と距離を取るよう伝えます。
染田の死にショックを受ける心麦。
そんな心麦を心配する松風。
心麦は帰り際松風に、アリサから教えてもらった、春生が過去に傍聴していた裁判の日付を渡します!
事務所に戻り、一連の事を波佐見と話す松風。
染田が嘘の供述をしたと証言できなくなった以上、警察で取った調書が裁判では証拠として採用される可能性が高いと言う波佐見。
染田は口封じに殺されたってこと?と波佐見は言います。
心麦からもらったメモの日付で何かに気づく松風。
期日のひとつは、松風がある事件について弁護した日にちでした!!
他の日にちの事件を担当した弁護士を調べようとアドバイスする波佐見。
メーリングリストで呼びかけることになりました!!
翌日、とても暗い表情でのそのそと出社してきた心麦。
波佐見は“辛かったらここのバイトを辞めていい”と言いますが、松風は逆に、春生の手紙に名前があった元弁護士に会いに行こうと心麦を誘います!!
その弁護士は、東賀山事件の容疑者・遠藤力郎の元弁護人だった三木田辰雄。
動いていた方が気が紛れると言う松風に、ついていく心麦。
松風の言葉に、父親と染田の為にも、必ず真犯人まで辿り着いて見せる、バイトを続ける、と心麦は決心します!!
三木田の家についた松風と心麦。
そこで新事実が判明。
春生に松風の事を推薦したのは、この三木田(みきだ)でした!!
体を壊して弁護士を辞めた三木田。東賀山事件では力が及ばず、遠藤力郎には申し訳ない事をした…と2人に話します。
刑事事件の勉強会で松風の事を知った三木田は、春生に紹介したそうです!
その後、三木田から春生が訪ねてきた理由を聞いた心麦たち。
遠藤力郎は東賀山事件の犯人ではないと春生は考えていて、
被害者・林川家の事業、その周辺の人間関係について三木田に聞いてきたそうです。
同じ内容を心麦たちにも話す三木田。
話を聞いた松風は、生き残った“林川歌”を引き取った親戚の事を尋ねます。
その親戚の名前は“津寺井幸太(つじいこうた)”。
“津寺井幸太”は、春生が残した手紙で、“もしも逮捕されたらその人は冤罪”リストに記されていた人物!!
松風と心麦は顔を見合わせ驚きます。
その後、三木田の家から帰る2人。
松風は、なんでずっと自分が(春生に)選ばれたのかと思っていたから、(三木田からの紹介と知って)正直ホッとしたと言います。
心麦は、父親が松風の名前を書いてくれてよかった、と松風に伝えます。
すると松風は、自分は全然真っ当じゃない、そう見えるように振舞っているだけだ…と意味深発言。
心麦に何かを言いかけて止め、電車に乗り込む松風。
実は松風の父は、元警察官。
松風が小学生の時、窃盗をした罪で警察をクビになり、母親とも離婚し、そのまま行方不明になっていました。
その頃、警察では赤沢&秋定と上司である検察官・阿南が染田の供述について話していました…。
(警察としては、遠藤友哉を起訴したい!その為に染田の調書を無駄にはしたくない。でも赤沢は、心麦の“染田は本当は手紙の偽造をやってない”と言うことも無視できずにいました。)
染田が手紙を書いたと進めたい阿南は『山下心麦さんは私が直接調べます』と言い、心麦を任意で呼び出すことに…!!
ある日、心麦の家に赤沢の妻・京子が訪ねてきます。
京子は赤沢に頼まれ、夕飯の差し入れを持ってきていました!!
女2人でキャッキャ言いながら夕飯を楽しみます♫
京子に、大学を休学して、松風の事務所でバイトをしていると打ち明ける心麦。
(松風をよく思っていない)赤沢には内緒にして欲しいと頼みます。
すると京子は、内緒にすると約束し、自分も赤沢に秘密があると言います。
(引用元 クジャクのダンス、誰が見た?4巻)
『この年になると夫婦ってね
お互い言えない秘密でつながっているようなものなのよ』
と、意味深発言。
へそくりで株を始め大損をしたと笑う京子。
そして帰り際、京子は神社で買ったお守りを心麦に渡します!!
心麦の家からの帰り道、赤沢にメッセージを送る京子。
赤沢はその時、まだ警察署にいました!
赤沢の元に、松風の資料と言って部下が持ってきたのは…久世正勝という男の書類。。
その書類を見て固まる赤沢。
“松風が…久世の息子…?”
ここまでが、クジャクのダンス、誰が見た?4巻のざっくりとしたあらすじでした〜!!!
【クジャクのダンス、誰が見た?4巻感想】
松風の父親も、赤沢と一緒に働いていた警察官…!?
『ずっと見てますよ』と、赤沢を責めるような表情で見つめる、久世(松風)の表情が描かれていました!!
少しずつ少しずつピースがハマっているような、すり抜けていくような…。
4巻で、春生が松風を指名した理由は判明しましたね。
そして、染田に嘘をつくよう指示し、染田を殺した男。
その人物が春生を殺した犯人なのか…?そして、東賀山事件の真犯人なのか??
昔、染田に声をかけシャブを流し、犯罪に手を染めさせた人物と同一人物なんでしょうか。
東賀山事件の被害者・林川一家についても詳しく描かれた4巻でした。
そして個人的には、京子が心麦に渡したお守り、臭う〜!!けど、ミスリードにも取れるw
赤沢は怪しいし、冤罪を生み出してる(本人は気づいてない)のは間違いないっぽいけど、犯人ではなさそう。
難しい〜!!!
ぜひチェックして考察してください〜♫
クジャクのダンス、誰が見た?5巻あらすじに続きます〜!