ときにおバカでときに眩しい生徒会青春グラフィティ!!
【あらすじ】
家は極貧。将来の目標は年収1千万円。豆野木あんずは、他の事には目もくれずドライに目標へ一直線。内申目的で高1にして生徒会長に立候補するのですが結果は副会長…。会長に当選したのは上から目線の意地悪男子!?
続きは感想ネタバレ注意
別冊マーガレットで掲載中の作品です!
作者の星谷かおり先生は初の連載作品だそう。絵が可愛くて青春っぽかったので、読んでみました〜。個人的感想はさておき、少し1巻の内容をネタバレ♫
超貧乏な家で育った主人公・豆野木あんず(表紙の女子)は、小さい頃から母の教え通り将来の目標は年収1千万!!
とにかくブレずに生きてきて、将来のために高校入学早々、生徒会長に立候補するも落選し副会長に。会長になったのは、勉強スポーツ完璧で物腰も柔らかいスター性抜群の先輩…だったはずなのに、本性はこんなでしたww
山吹『会長の山吹です 人の上に立って世界を見下ろしたいと思ってます』
あんず:さっきの輝かしい会長あいさつどこいった?
(引用元 ほしとくず1巻)
他のメンバーもモテる事しか考えてない書記1年・小渡柾(こわたりまさき)と、目立つのが目的の会計2年・柚木園かれん(ゆきぞのかれん)。
(引用元 ほしとくず1巻)
と、まぁ揃いも揃ってクズばっかwww
やたらあんずに構ってきて上から見下ろしたがる生徒会長・山吹征二(やまぶきせいじ)でしたが、生活費を稼ぐため校内に持ち込んでいたあんずの“内職セット”が盗まれた(会長ファンの嫌がらせ)時には一緒になって探してくれます!!
しかも犯人の女子達にもあんずの目の前で渇!そんな姿に少しときめくあんずなのでしたっ。
そして生徒会長もまた、あんずを意識し始めた!?
(女の子がおいしそ〜に食べる姿ってカワイイもんね〜〜〜♡それにしてもイチゴが2年ぶりってどんだけ極貧w)
あんず『おいしいっ』
山吹『………』
ここまではマーガレットのサイトで試し読みできるみたいですよ〜!
2話は生徒会メンバーでの合宿の様子でした♫
バーベキューの後は小渡提案の肝試し!!実はオバケが大嫌いなあんずでしたが、弱みを見せたくないあんず。怪しむ顔で会長に『もしかして怖いの?』と聞かれると…
あんず『いーえ全く なんなら一人でゴールしましょうか?』
なんて言っちゃいます。
ガクブルで怯えながら校内を周るあんずwww
かれん先輩の怪談話を思い出し動けなくなったあんずを助けに来てくれたのは、会長でした♡
山吹『大丈夫?副会長』
強がりつつもあんずの膝がガクガクだったのを見てたらしいw
『副会長の弱点みっけ』と笑顔であんずの手のひらに“よくできました”ハンコを押してくれます♫
他人をバカにしている様でよく人を見ている会長。会長の『ちょっとくらい弱点ある方が人間らしくていいじゃん』という言葉にあんずは心が緩みます。
それ以来、会長と話すとドキドキしてしまうあんず、でしたが今のところは恋の自覚はないみたいです♫(会長の弱みもちゃんと握りました〜w!!)
第3話では、今まで将来の野望のために“友達がいない・ぼっち人生”を歩んできたあんずに、初の友人が…!?
同じく“ぼっち”になるのが怖く、友人?たちの(横領)ために新聞部の部費を確保しようと必死な白樺ゆり1年生。(あんずのクラスメイト)
あんずはそれを知り、ゆりを利用する女子たちに渇!!!
あんず『ていうかあなたたち「友達」をふりかざして やってることカツアゲと一緒だよね それって白樺さんの「友達になりたい」って気持ちを踏みにじってるんだよ』
と。
そんなあんずの姿を見たゆりは、部費で友人たちをつなぎとめる為に活動してた新聞部を廃部にする決意をします!!
そして友人(だったはず)の女子達に向かって…
ゆり『私は本当のことを言ってくれる友達を 利用するようなことはしたくないもの!』
と、宣言!
あんずに『友達って…私?』なんて引かれてるけどww
その後なぜか、生徒会室に入り浸ってお手伝いをするゆりなのでした♫ゆりはあんずの会長への“好き”という気持ち、見透かしていました〜〜〜。
初めて『あんず』って会長に呼ばれて(呼んだというか説明したというか)真っ赤になるあんずを見逃してなかったみたい!
そして第4話では会長に憧れストーカー化してる黒柳先輩(注:男!)登場!!
実はこの先輩には好きな女子がいて、会長ファンのその女子に振り向いてもらうために行ってることだったんですが、それに協力したあんずと黒柳の様子を見て、“副会長狙い”だと勘違いした山吹会長は…
(引用元 ほしとくず1巻)
山吹『俺をつけてたのは副会長が目的か?言っとくけど副会長はやめておけ!家が貧乏だし食いしん坊だし負けず嫌いだし根はめちゃくちゃドライだぞ!』
好きなこの悪口言ってる男子にしか見えないww
事実を知った会長からのアドバイスにより、自分自身を磨く方向性へシフトチェンジした黒柳先輩でした!
そしてその後会長と二人きりになったあんず。
ついうっかり『さっきの先輩ちょっとだけかっこいいと思ったのに』と言っちゃうんですが、お互いいつもの強気な感じでごまかしながらも顔真っ赤にしてるの可愛かったw(赤面したあんずを見て赤面してるw!!)
あんず:顔が上げられない
ここまでがほしとくず1巻でございました〜。
“下々の尊敬の眼差しを受けたい”会長が、“副会長(あんず)の尊敬の眼差しを受けたい”に変わってきてるのではないかな〜なんてニヤついて読んでました♫
毎回その絡みをしてくる会長のブレなさもいいですね!!
ただアマゾンでのレビューが高評価だったのでかなり期待して読んだからなのか、個人的には1巻の段階では物足りなさが少し!!今の段階では恋愛要素が少ないからなのか、キャラの個性がいまいち掴めてないからなのか…。(はい。何様だテメーですねwww)
と、思って2巻に進んだらキャラも増えてどんどん面白くなってきてました♫
さらっと読める青春モノお探しの方、ぜひ読んでみてください〜♫
ほしとくず2巻感想・ネタバレに続きます♫
《引用元 作品DATA》
出版社:集英社
著者:星谷かおり
掲載誌:別冊マーガレット
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