目覚めたら私、超嫌われ者！？波瀾万丈の記憶喪失LOVE！！
【あらすじ】
記憶を取り戻した詩織は、明夫を二度と苦しめないと決意。芸能界の仕事に力を入れることにし、開にも別れを告げるが…。一方、詩織を好きだと気がついた明夫は…!? 切ない想いが交差する第10巻!!
続きは感想ネタバレ注意
◀︎◀︎◀︎シックスハーフ９巻ネタバレはこちら
出ました〜♫！！シックスハーフ10巻！！個人的に連載中の漫画でナンバーワン気になる存在でございます。そして、ついに１０巻では明夫が詩織への気持ちを認めて(気づいて)くれましたー♡
でもでも、とても切なくて、キューンとする展開です。それではネタバレしていきます。
【シックスハーフ10巻】
９巻で記憶を取り戻した詩織は、記憶をなくす前に虐めていたまーちゃんへのせめてもの償いに、まーちゃんの医大進学資金の為に仕事を頑張る決意をし、寮に住みながら仕事をこなしていく。
そして自分の気持ちと向き合い、開に記憶をなくす前の本当の自分の気持ちを話し、別れ話を持ち出す。
詩織『ごめん もう開とはつきあえない あたしつきあう資格ないから』
という詩織に、おにーさんとどーこーなる気がないなら納得できない！と言う開。
開の事は大切だし、完全に気持ちがないわけではない…それでも詩織は…
詩織『あーちゃんが好きなのっ どうしようもなくても好きなのっ どうにもならなくても…っ』
この詩織を見つめる開が、今までの中で一番かっこよく見えるなんて…不憫…。
『詩織がおにーサンと結婚したら諦める それ以外俺別れねぇわ』と言ってあきらめない開。
一方、同じアパートに住む都村さんと飲んでいた明夫は、偶然テレビに映った詩織を見て涙を流す。その姿を見た都村さんに…
都村『菊川くんもしかして…上の妹さんのこと好き？』
そう聞かれ戸惑うがこの話はやめよう、と話をそらします。
その後もしつこく都村さんに詩織への気持ちを聞かれた明夫は、
明夫『そうだね僕はしーちゃんが好きなんだと思う いつからなのかわかんないなー… しーちゃんのこと思い返すとなんかいちいち胸が痛くってさ』
でも、気持ちは伝えないと言う。
そんな明夫に都村さんは…
都村『ホントは他人じゃん 何にも問題ないじゃんっ』
明夫『あるよ 僕らは兄弟として育った』
それには亡き父親が明夫が詩織と将来どうにかなるだなんて想像したくもない、と強く否定していたからだった。
そして明夫は詩織と真歩の母親に電話して、家や遺産管理を任せると伝える。遺産目当ての母親は喜んで、おじさん(恋人)、まーちゃん、詩織を誘ってクリスマスディナーをしようと計画。
そんな母親とおじさんとのメールのやりとりを見たまーちゃん。
真歩『……お おかあさぁん………』
誰にも相談できず、クリスマスイブの日姿を消してしまう。まーちゃんを置いて出かけた母親を不振に思い実家に戻った詩織は、まーちゃんを探しにあーちゃんのアパートへ。
なんとまぁちょーど都村さんの明夫への告白タイム…ww
久々に会ったあーちゃん、都村さんの存在を気にしながらも必死でまーちゃんを探す詩織、とあーちゃん。
いましたー！まーちゃん、お父さんのお墓の前に……。
詩織：クリスマスイブにこんな夜中に
泣きはらした顔でお父さんの墓石の前に…
中に眠る父親に、“まーちゃんを守ってくれてありがとう”と伝えた詩織は無事、一緒にまーちゃんと家に帰る。そしてまーちゃんは、おじさんが母親に“遺産が入ったら結婚してやる”とメールしていた事を詩織と明夫に話す。
怒りに震える詩織だけど、明夫はそうなったのは自分のせいだと言い出す。遺産を母親に譲ろうとしていたと。そしてあーちゃんは初めていままで抱えていた自分の気持ちを詩織に話す。
明夫『しーちゃんとまーちゃんから母親を 父さんから奥さんを 母さんから夫と子供を 僕がこの家にきたせいでみんなから奪ってしまった』
そして詩織の事務所に母親から電話が来た時本音は会って欲しくなかったけど、母親と笑っている２人を見た時本当によかったと思ったと言い…
明夫『しーちゃんとまーちゃんの家族になれて僕は幸せだったからだからこそ返さなくちゃいけないって思ったんだ 親子に戻してあけなくちゃいけないって…でもそのせいでまーちゃんをすごく傷つけた…』
こんなに苦しんでいたんだと知った詩織はあーちゃんを抱きしめます…！！
『あーちゃん大好きだよ あーちゃんはなにも悪くない』
『あーちゃん…お兄ちゃん 愛してる』
そしてあーちゃんも…
明夫『僕も 愛してる』
詩織はこれを聞いて、あーちゃんへの気持ちを封印し、一生妹として生きる決意をする。
翌日、帰ってきた母親におじさんと結婚するのなら遺産を渡すのをやめる、という明夫に本性丸出しでこの家から出てってよ！と悪態をつく母親。ほんとどーしようもない。そこに来たまーちゃんがひとこと。
真歩『お母さんがあーちゃんを家族じゃないって言うんならあたしもお母さんの家族にはなれない…だってあたしあーちゃんのご飯で大きくなったんだもん あーちゃんのいない家なんてあたしの家じゃない』
まーちゃん最高！！
そして、久し振りに明夫と詩織と真歩でクリスマスを迎える…。
ここまでが10巻でございましたー！！もう、あーちゃんからしーちゃんへ自分の気持ちを話す所から切なすぎて、胸が苦しくて涙が止まらなかったー。お互い、本当は異性としての愛してる…なんだけど、兄弟間での愛してるとして聞いている…。詩織が“あーちゃん”から“お兄ちゃん”と言い換えた気持ち…。この時と、最後のページのあーちゃんの切ない顔が更に胸を締め付けます。神様仏様池谷理香子先生さまさま！！どうか、しーちゃん×あーちゃんラストでお願いしますー！！
ただ、ただ…そうなった時に気になるのがまーちゃん…。開も好きだしなぁ、都村さんも…難しいのかなぁ…。
あー次いつ11巻でるのかな？？待てるかなーーCookie買っちゃいそうです……www
《引用元 作品DATA》
出版社：集英社
著者：池谷理香子
掲載誌：Cookie
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