生まれてくるだけで充分なんだ。
再会と、新たな出会いがあふれる第5巻。
【あらすじ】
物静かでメガネ。そんな外見とは裏腹に成績は中の下。アナログ人間で不器用。なのに運動神経は見た目どおりの町田くん。中学の同窓会に行くと、当時の同級生に予想外の変化が。そして中学時代の町田くんとは…?
続きは感想ネタバレ注意
どんな癒しアイテムも叶わない、究極の癒し漫画・町田くんの世界5巻発売しました〜〜〜♫!!!表紙のちょっと幼い町田くんに、全力で母性をくすぐられながら本屋で手に取りましたwww
この表紙は絵は…収録内容の1コマなんです♡町田くんのこの嬉しそうな表情の理由を知ってさらに愛おしく感じる5巻の表紙。←なんかヤバイ人っぽい。
町田くんの世界ざっくりあらすじ&感想です♫
町田くんの世界5巻
《第16話 流れる世界》
春休みのある日、中学校の同窓会に出かける町田くん。
方向音痴故に迷いながらも遅れて到着すると、クラスのみんなが町田くんの周りに集まります♡(さすが町田くん!中学時代もシレッと人気者!そしてなぜか道端で会った氷室くんも(3巻登場)ちゃっかり着いてきてますw)
町田くんと同じく、クラスの人気者で明るくリーダー的存在だった青池くんが現れますが、すっかり雰囲気が変わってしまってました…。
進学校に通ったものの、勉強についていけず引きこもっているそうです。
『ほんとのお前を取り戻そう』と手を差し伸べる元同級生たちの言葉をはっきり否定する青池くん。
青池くん『今のこれがほんとの俺だ 知った口きくな』
実は青池くんは父親から“有能になれ そうでなければ価値がない”と言われ育ったそうです。勉強についていけない今の(本当の)自分は『価値のない人間だ』としゃがみこんでしまいます。
そんな青池くんに町田くんがかけた言葉は…
町田くん『……俺さ 弟が生まれたんだ それで生まれたばかりの弟を見た時思ったんだけど そうか人は生まれてくるだけでいいんだなって』
町田くん『生まれてくるだけでもう充分なんだって 価値のない人なんていないよ』
と。『ムリをしなくなったことが成長なんじゃないかな』と伝えます。
町田くんやみんなの言葉に涙を見せる青池くん。
きっと町田くんにヒントをもらいたくて同窓会に来たんじゃないか、と帰りがけに氷室くんは話すのでした…♫
《17話 セブンティーン》
5巻表紙に通じる1話です♫(この表情の理由はぜひ読んでください♡心臓射抜かれます)
町田くんの17歳の誕生日。でも、誕生日だと知らされてなかった(町田くんに恋する)猪原さん&氷室くんは翌日知りショックを受けます。
猪原さん『町田くんにとってはさ 誕生日は特別な日じゃないの?』
町田くん『……特別だよ?』
猪原さん『……だったら教えてほしかった さみしい』
猪原さんの“さみしい”の意味が分からず悶々とする町田くんは、母親に質問します。“特別な日を共有できない”ことの“さみしい”だと気づいた町田くんは翌日、自宅に飾ってあった花を猪原さんに渡します♫(猪原さんからも手作りクッキーのプレゼントが…♡)
町田くん『誕生日に母さんがテーブルに飾った花なんだ ちょっとでも何か 共有できるものがないかなって』
花を貰ってとても嬉しそうな猪原さん♫もちろん、氷室くんの分もあるんですよw
(『もおっキュン損したっ』っていじける猪原さん、可愛い〜〜〜。)
《18話 引っ越してきた魔女》
近頃、全身黒ずくめの魔女が越してきたと子供達の話題に。
町田くん、弟のけーごが家に入っていく姿を偶然見てしまい追いかけます!!
魔女『……なに?』
町田くん『……すいません 僕の弟が入っていくのが見えたもので』
そのおばあさん(自称・魔女)がケーキを買っている所を見て、けーごが勝手について行ってたのでしたwww(危なすぎる〜〜。)
ふと町田くんの目に付いたのは、置きっぱなしのダンボール、散らかった部屋、散乱した空き瓶…おばあさんは『4年前からなんにもする気がおきない』と言う。
町田くんはカーテンを開け、町田イズム投入。
町田くん『そんな 元気のない女性 ほっとける男はいませんよ』
それから毎日のように放課後その家に通い、部屋の掃除や手伝いをする町田くん。
そんな町田くんに魔女は『恋がなければ生きていけない』と。
子供嫌いなのは、自分に縁がないものだから、と。“家庭に恋”はないでしょ、と言い…『愛』ではなく『恋だけが魔法の使うためのエネルギー』だと…。
そう聞いた町田くんは、後日魔女のためにハンバーグを作ります♫
町田くん『あなたに恋をあげることはできません でも 愛ならあげられます 愛は知っているんです』
町田くん『あなたのエネルギーになるように 愛情込めて作ります。』
と♡
後日、世界的な洋画家が4年ぶりに新作を発表した、とニュースが。
ええ、あの魔女のおばあさんですね。恋だけが創作のエネルギーだった彼女を、町田くんの愛が動かした瞬間ですね。
《19話 恋のはじまり》
なにやら意味深なこの19話タイトル。ふふふ。
ある日廊下で突然泣き出した女子をかばい、ひと気のない場所へ連れて行く町田くん。町田イズム炸裂。
町田くん『あっち人いないから 行こう』
片思い中の男子・須田くんが転校すると聞き『せめてあたしの存在だけでも知ってほしかった』と涙するドルオタ女子・長崎さん!!!
そんな長崎さんを後押しするため、町田くんは猪原さんにお願いを。
町田くん『化粧の仕方 教えてくれない?』
と!!おっと。猪原さん、誤解しそうでしたwww
女子同士できゃっきゃ言いながら楽しそうにメイクを施す猪原さん♫
イメチェンをし自信をつけた長崎さんは、転校前の須田くんに勇気を出して話しかけに行きます〜〜。
でも、本当は長崎さんが話しかけるだけではなく“告白したい”のではないかと猪原さんとの会話で気づいた町田くんは、長崎さんの為にある行動にでます♫(読んでください〜)
そのおかげで須田くんに告白することができた長崎さん。
転校してしまった後も連絡を取り合っているようです♡
そしてこの19話のタイトル“恋のはじまり”は、長崎さんのエピソードにつけられたものだと思い読んでましたが、ラストのページの町田くん。
猪原さんが長崎さんにネイルを塗ってあげていた時、ふざけて町田くんにも1本ネイルを塗るんですが、その姿を見ながら実は……
“器用なひとの手って きれいだな”
と、感じていたのでした〜〜〜〜♫
いや、これだけ、これだけなんですけど、ねぇ、ねぇ!?ふふふ。なんだか嬉しいんです♫19話のタイトルを思い出しちゃうんです♫
そして、猪原さんの好きな人が町田くんだと知らない長崎さんが、好きな人はどんな人かと尋ねると…。
猪原さん『一番はあたしの世界を変えてくれた人 かな なんかとにかく すっごい素敵な人!』
と、ちょっと照れながら答える猪原さん、とそれを隣で聞いてる町田くん、がヨカッタです♡町田くん、メガネしか描かれてないけどw
猪原さんの気持ちは知ってるわけだから、そう聞いて嬉しくないワケないよね〜。
ここまでが町田くんの世界5巻のざっくりあらすじでございました。
本当にざっくりしかかけておらず、大事な大事な“言葉”やシーンは抜けてるので、ぜひぜひ町田くんの世界5巻読んでください〜〜〜〜♫♫
町田くんの世界6巻は2017年初冬発売予定!
4ヶ月後位にまた癒されるわ〜って言ってんだろな。
《引用元 作品DATA》
出版社:集英社
著者:安藤ゆき
掲載誌:別冊マーガレット
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