広瀬すず主演で実写ドラマ化!
目が離せない本格クライム・サスペンス、第2巻。
殺害された元警察官の父の遺した手紙を頼りに、弁護士と共に父を殺した犯人を探すため動き出した山下心麦。
その中で、父が警察官時代に関わった一家六人惨殺の猟奇的殺人事件「東賀山事件」を追う雑誌記者に出会う。その記者から告げられたのは衝撃的な言葉で……。
元警察官殺人事件と東賀山事件。複雑に絡み合う二つの事件に心麦は翻弄されていくーーー。
続きはあらすじネタバレ注意!
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クジャクのダンス、誰が見た?2巻
【クジャクのダンス、誰が見た?2巻あらすじネタバレ】
焼けた自宅に無断侵入した記者・神井に会いに行った心麦(こむぎ)。
そこで心麦は神井に、春生の本当の娘じゃない、と疑われてしまいます。
心麦を心配し駆けつけた松風(弁護士)が、それはどういう意味なのかと問い正しますが
大した理由はなく、ただ山下春生に似てないと思っただけだと答える神井。
呆れる心麦と松風(゚o゚;
神井は飄々と東賀山事件の取材内容を教える代わりに、心麦にインタビューをしたいと交渉してきます!!
すかさず松風が断り、心麦を連れて帰ります…が!!
松風が(心麦が勝手な行動をとった事を)怒っていると察した心麦は謝罪。
松風は、父親のために何かしていないと気が済まないと感じ、行動する心麦の危なっかしさを心配していました。
そして『ウチの事務所でバイトでもする?』と松風は提案。
心麦は『やります…!!』と即答ww
心麦は松風に翌日、赤沢と約束している事を伝えます。
赤沢とは、父・春生の元同僚でお世話になった警察の人。心麦も小さい頃から知っていると伝えます。
父の手紙を赤沢には見せてもいいんじゃないかと松風に尋ねる心麦。
松風は、意見を聞くならいいかも…と答えます!
翌日、赤沢の自宅に向かった心麦。
そこでは心麦が昔から知る赤沢の妻や息子、赤沢本人が料理をご馳走し暖かく迎えてくれました!!
心麦は赤沢に父親からの手紙を見せます…が、
赤沢は、春生を殺したのは友哉で間違いない、と言います。
長年、殺人事件に携わっていると、嫌でも道を踏み外した人間の匂いがわかるようになる、と。
そして赤沢はある意見を心麦に言います。
(引用元 クジャクのダンス、誰が見た?2巻)
『友哉が山下さんを脅して
書かせた可能性があるんじゃないか?』
と。
調べてみるから手紙を預からせてくれと言う赤沢。
更に赤沢は、自分の部下が得た目撃情報を心麦に伝えます。
事件の数日前、あるカフェで友哉が春生を恫喝していたと!!
その事実に驚く心麦。
食事の後、赤沢の妻は、昔花見で撮った心麦家族との集合写真を渡します。
写真を見て涙する心麦を、赤沢の妻は優しく抱きしめるのでした…。
一方、松風は警察署で捕まっている遠藤友哉に呼び出されていました。
『俺が山下春生を殺しました …って言っても 山下心麦さんは弁護士代払ってくれるのかなァ』と不敵な笑みを浮かべる友哉。
友哉の発言に驚きを隠せない松風。
友哉はノートにやってもらいたい事を書いたから読んでくださいとだけ伝え、去って行きます。
(そこから、幼少期の友哉について描かれます。友哉が幼い頃、母に逃げられた父親との関係。東賀山事件で父親が捕まり、施設に移った後の人生も。)
ある時上司の家に放火したことで捕まった友哉は、自分の父親も犯人に仕立てられたと気づきます。
出所後、父親の冤罪を信じ調べ始めた友哉。
(ラストでは燃え盛る春生の家を呆然と見つめる友哉の姿が…)
松風が友哉から受け取ったノートには、記者の神井に連絡を取って、(松風を)弁護人にしてもいいか聞いてくださいと書かれていました。そして神井には、松風が信頼できそうならあの資料を渡して欲しいと…。
心麦にも事情を話し、相談した松風。
心麦は自分(のインタビュー)がダシになってもいいから神井に会ってきて欲しいと松風に頼みます。
神井に連絡を取ると、前のめりに16時に松風の事務所を訪ねると言ってきました。
訪ねてきた神井に友哉からの伝言が記されたノートを見せた松風。
神井は驚き、心麦と松風の関係、松風に弁護を依頼してきた人間が誰なのかと尋ねます。
守秘義務があると話さなかった松風に対し、『資料…いらないってことかなぁ…?』と脅す神井。
さらには、心麦にプレゼントがあると言って用紙を渡します。
心麦自身に関する重要なことだ、と。
その中身は、心麦と、春生の姉(叔母)との血縁関係がないというDNA結果でした…!!!
そして更に、心麦に衝撃発言をする神井。
(引用元 クジャクのダンス、誰が見た?2巻)
神井『それで気になったのが
東賀山事件で生き残った当時0歳の
林川歌さんと
あなたが同年代というのは単なる偶然ですかねぇ?』
動揺する心麦を心配する松風。
そしてもう仕事を終えて帰っていいから、誰かに会いに行ったりしないでゆっくり休むこと、と心麦に約束させようとします。
が、心麦は叔母に会いに行ってしまいました…。
機嫌の良さそうな叔母は心麦を家に入れ、『あなたやっぱり春生の子じゃないのね』と笑います。
叔母は腑に落ちたと心麦に話します。
心麦の母・静香は病気で子供は難しいと聞いていたのに、ある日1歳くらいの心麦を急に連れて挨拶に来たと…。
そして、山下家の血が入っていない以上、『春生のお金…つまり山下家の資産は私に任せてくれるわよね?』と。
叔母の発言を聞いた心麦は、冷めた目で“ああ 松風さんの言うこと聞いておけばよかった”と感じていました。
(そしてその2人の会話を盗聴してる神井。←こえ〜…)
一方、松風はその頃、神井経由で預かった友哉が持つある資料の音声を確認していました。
その音声は…心麦の父・春生と友哉の会話。
その中で春生は、友哉に謝罪をしていました…。
春生の謝罪に対し、怒りを露わにし、“なんに対しての謝罪なのか”と詰める友哉。
春生の言葉を聞き、松風は固まります…。
(引用元 クジャクのダンス、誰が見た?2巻)
春生『林川さんにも力郎さんにも…
私はとんでもないことをしてしまいました…』
ここまでが、クジャクのダンス、誰が見た?2巻のざっくりとしたあらすじでした〜!!
心麦が春生の子供じゃないかもしれない、
一家虐殺事件の生き残りの“林川歌”かもしれない(今の所、神井の推測だけど)という衝撃展開。
それだけでなく、死刑囚・力郎が冤罪なのは(友哉の過去の話から)薄々分かっていましたが、春生が友哉に謝罪した“林川さんにも”って言葉。
あの事件を起きたこと自体に春生が関わっているのか???⇦考えすぎ?
謎だらけで迷走しそうな2巻でした。
そして、赤沢の上司にあたる検事の阿南由紀は、春生が書いた手紙が見つかったことを謎の男に電話していました…。
黒幕の匂いビシビシです。
3巻のあらすじに続きます♫
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クジャクのダンス、誰が見た?2巻