FEELYOUNG3月号(2018)のきみが心に棲みついたS41話のあらすじ感想です☆
41話はきみが心に棲みついたS7巻収録と思われます!
続きは感想ネタバレ注意
https://kojimangavip.com/2018/01/kimisumi7-40/
色々な要素で実写化ドラマがザワついているwきみ棲み41話のあらすじ感想です♫
この41話はなんと!星名の幼少時代のお話でした…。扉絵は多分、整形手術を受けに行く直前の様子…複雑そうな表情で母についていく星名と、満面の笑みの母親。これだけでゾッとしちゃいました。
“新しい僕になる。
つらい思い出と今の顔、
そして何か
大切なものを捨ててー。”
【きみが心に棲みついた7巻41話】
母親に整形手術を受けさせられ、その後新しい小学校に移った星名。
“僕は新しい僕に生まれ変わった”
女子からもカッコイイと騒がれ、先生にもうまく媚びて気に入られ、“僕の世界は僕を中心に動きだした”…そう感じる星名。
でも、父親に似た顔に変わっても、気に入られようと成績を上げても、父親からは『おまえは俺の子じゃない』とハッキリ否定されてしまう。(ただそう言われても何も感じず笑顔の星名。)母親が『あなたの子です』と訴えても父親の怒りを買うだけだった。
そんなある日、母親は星名や家族を捨て、家を行ってしまった。
それでも星名は…
あの人が僕を見捨てても
僕は全てを受け入れる
全てをー
母を追いかけた星名が見たのは、ペットショップ屋の男の手を取る母だった。
(きみ棲みS1巻で登場するペットショップ経営の男で、父親が蓮(星名)の実の父親であり、ずっと関係が続いていると疑っていた男。)
中学生になった星名は、母親からクリスマスプレゼントとして送られてきたマフラーをつけ、ペットショップ屋で働く母親の元を尋ねる。
居場所を知っていた星名に驚く母親に、星名はこう尋ねます…。
『ねえお母さん どっちが好き?
昔の僕と今の僕
どっちが好き?』
そこに現れ、泊まっていっていいと言ってくれたペットショップ屋の男。
その夜星名が見たのは、売れ残りの犬を虐待するペットショップ屋の男と、それを止めようとする母の姿。母親はその男にも『本当に俺の息子か!?』と問い詰められ暴力を受け、必死で『あなたの息子に決まってるじゃないですか』と答えていた…。
そんな母親を影で見ていた星名は…
どんなに痛みを感じても逃げられない
そう教えてくれたのはこの人だ
痛みを感じなくなるまで
心を殺してくれたのは
他の誰でもないこの人だ
男が出て行ったあと、母親に元に駆け寄りある質問をする星名。
星名『ねぇお母さん
本当は昔の僕も今の僕も好きじゃないでしょ
ねえ 本当のこと言って
本当のこと言ってよお母さん』
そう繰り返しながら、うすら笑顔を浮かべた星名の手には包丁が握られていた…。
ここまでが、きみ棲み41話でございました!!!
おおおおお〜〜〜〜。ゾゾゾっとすると同時に、体の体温が下がるのを感じたwww
ラストの中学時代の星名さんの表情…もうあの顔はこの時に出来上がっていたものだったのか…と。
そして、この41話で今までどこか勘違いしていた自分に気づく( ゚д゚)!!!
今までは星名さんの事を、“父親に虐待を受けたトラウマを持つ”男で、そのせいであんなに歪んだ性格になり、そういった過去を持ちながらも、母親の事はとても大事で、愛し執着していたはず…と思い込んでいたんですが……!!!
星名が本当に憎み軽蔑していたのは、どんなに痛みを感じても(男から)逃げられず、“自分(星名)の心を殺した”母親だったんだ…と( ゚д゚)!!!
愛情と憎しみの表裏一体というのかなんというのか…。
星名が母親に尋ねた『本当は昔の僕も今の僕も好きじゃないでしょ?』という言葉。
昔の僕=ペットショップ屋の男に似た星名
今の僕=(育ての)父親に似た星名
それはつまり、本当は母親はどちらの男も愛しているのではなく、どんなに支配されても暴力を受けても、ただただ“逃げられない”だけじゃないのか、と母親の真理を説いた言葉の様に感じました。
星名『どっちが好き?』
そして星名にとって、今日子の存在は母親にかぶっているんだろうなぁと再確認……(´Д` )
愛してるし、憎いし、蔑んでるんだろうなぁ。。。(個人的意見です。)
そう(勝手に)考えると…マジでこの漫画コエ〜〜〜〜〜〜(いい意味で)って更にゾっっ。
星名の幼少期の顔は、ペットショップ屋の男の顔に似ていたから本当はその男の子供なのは間違いないけど、星名も感じていた様にこの作品にとっても
“僕の父親が誰だってかまわない(by星名)”んだよなぁと。
包丁を持った星名、これから事件は起きるんだろうな。
少しずつ謎が明かされて…あああ…怖い、けど続きが気になる…。来月号も楽しみです!!!
https://kojimangavip.com/2018/03/kimisumi7-42/
《引用元 作品DATA》
出版社:祥伝社
著者:天堂きりん
掲載誌:FEELYONG
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