別冊マーガレット12月号掲載の『君を忘れる恋がしたい』最新15話のネタバレ感想です☆4巻収録予定。
主催ライブ直前に母が倒れたという連絡が入った瀬名。
ライブ後、志乃は瀬名を引っ張って病院へ…!!
続きはネタバレ注意!
君を忘れる恋がしたい15話
【君を忘れる恋がしたい15話あらすじネタバレ】
(病院で見た母の姿に、瀬名の過去の記憶が溢れ出します…)
いつから?
どうしてこうなった?
どうしたらよかった?
まだ母が元気だった、瀬名の中学時代。
ギターを始めて練習に夢中な瀬名にご飯ができたと明るく声をかける母。
母の機嫌が良い日は、ツアーを終えた父が帰ってくる日でした♫
うちは俺と母親のふたり暮らし
そしてたまにフラッと帰ってくる父(一応)がいる
瀬名の父は日本で有名なバンドのギタリストで、幼なじみの母はそんな父を下積み時代から支えていた(らしい)。
帰ってくるはずの父が夜中になっても帰って来ず、玄関で一人待つ瀬名の母。
常に女の影がある夫に、理解のある妻を演じながら、少しずつ壊れていってしまった瀬名の母…。
褒めてくれていたギターも、母が“頭が痛くなるからやめて”と言うようになり、瀬名は家で弾けなくなってしまいます…
そして、視聴覚室で練習していた瀬名を、志乃が見つけたのでした…♡!!(1話参照♫)
(どんどん志乃に夢中になる瀬名のモノローグが♡)
そんな時、瀬名の母が(父親が帰ってきやすい様にと)東京に引っ越すと言い出します。
母親を突き放す勇気がなかった瀬名は、意見に同意。
志乃に別れを切り出したのでした。
瀬名の心の中には、父親にそっくりな自分は、いつか志乃を母の様に傷つけてしまうんじゃないかという気持ちがありました。
転校先でバンド仲間を見つけ楽しい生活を送っていた瀬名。
一方母は昼も夜も働きボロボロになっていってしまいました…。
そしていつしか、父親にそっくりな瀬名を罵倒し『その顔も声も全部気持ち悪い!!』と瀬名を拒否する様に。
さらには瀬名の大事なギターやCDを壊し、体も心も壊れていってしまいます…。
“誰も幸せにできない”
そう母が瀬名に放った呪いの言葉。瀬名は志乃を思い出しながら涙します。
(現在)
病室を出て、志乃の元に戻った瀬名。
志乃に『今日保てばいい方だって』と伝え、母が瀬名を父親だと錯乱していたことを話します。
散々振り回されたのに最後まで囚われていた母親。
文句を言おうと思ったけど力が抜けて『親父のフリしちゃったよね』と、瀬名。
瀬名は、楽しかった頃を忘れなきゃダメだと思って全部放り投げて遠ざけたけど、浮かぶのは(優しかった母親との)いい思い出ばかりだと志乃に言います。
『いっそ 忘れられたらよかったのに…』
そう言って涙ぐむ瀬名を、必死で抱きしめる志乃…。
瀬名も泣きながら志乃にすがりつきます。
ここまでが、君を忘れる恋がしたい15話のあらすじでした…。
つらい、つらい、瀬名の過去が明かされました。
瀬名は父親なんかと違う。そして志乃もいる。必ず志乃は隣にいるから、母親の悲しい呪いの言葉を吹っ切って、志乃との人生を楽しんで欲しい…!心から願う15話でした。
志乃が瀬名を思う、最後のモノローグ、グッときました。ぜひチェックしてください!
次回も楽しみです♫
【次回!君を忘れる恋がしたい16話掲載別冊マーガレット発売日】
次回の、君を忘れる恋がしたい16話は12月13日発売の別冊マーガレット1月号(2025)に掲載予定です♫
《引用元 作品DATA》
出版社:集英社
著者: 結木悠
掲載誌:別冊マーガレット