累計180万部突破!
不倫ってどこからー?
【あらすじ】
吉野みち、32歳、既婚。
夫とは仲が悪いわけではないが、ただひとつ”セックス”だけが足りていなかった。
会社の先輩・新名誠とレスの悩みを分かち合い、互いを支えに伴侶に向き合おうとする二人だったが、
妻・楓からの冷たい拒絶にあった誠の心はみちを強く求めはじめーー…。
続きは感想ネタバレ注意
https://kojimangavip.com/2019/05/anasite2/
3巻発売時に180万部突破ですか( ゚д゚)!!!すごい!!!
共感者続出といった感じなんでしょうか…。
夫婦間のセックスレス(からの不倫)を描いた作品ですが、夫婦一緒に生活する仲で生じる様々な感情がとてもリアルに描写されていてるので、レスでなくても共感できるポイントは多いと思います!
あとは“誰の立場”で読んでいるか…(ノД`)!!!
私はみち&楓の女性目線ですかね…。
みちの友人(子持ち)との会話もすんごい共感しちゃいましたw
3巻ではみちと新名の関係が変わります。
はっきり言って最後まで踏みとどまって欲しかった…。
ざ〜っくりあらすじ&感想です!
あなたがしてくれなくても3巻
【あなたがしてくれなくても3巻あらすじ】
朝起きて、2年ぶりの陽一とのセッ◯スが夢じゃなかったと浮かれるみち。
でもふと頭をよぎったのは…
陽ちゃんどうして急に
してくれたのかな…?
でした。
余計な考えは振り切りろうと携帯を見ると、新名から着信が入ってました。
会社の休憩時間に話をする二人。
新名はみちに、本当は結婚記念日の日うまくいかなかったことを打ち明けます。
さらに…
新名『すがっていたんです
体を重ねればそこには愛があるって
そう思って頑張ってきた
でも……
ない事に気づいてしまった…』
新名のこの言葉を聞き、“あ…私もだ”と思うみち。
朝の違和感は、最中一度も陽一と目が合わず気持ちがない気がしたこと。
虚しさを感じていたんですね。
それでも陽一が一歩踏み出してくれた事は大きな進歩だと考えますが…
それよりも、新名を慰めたい、新名を好きな気持ちが勝ってしまったようです。
手を震わせながら強がった笑顔を見せる新名を、みちは抱きしめますー…!!!
そして二人は…キス、キス、キス。(シャングリラかw)
昔陽一としてた、“求め合ってするキス”だと感じるみち。
そして新名は本当の気持ちを伝えます…。伝えちゃいます。
新名『…吉野さん オレ…
あなたに勇気をもらってるって
前にそう言ったけど
本当は違います
オレは…
あなたに惹かれてる』
その言葉を聞き、“言っちゃダメ…”だと、陽一を思い出しながらためらうみちでしたが…もう歯止め、ききませんでした…( ;´Д`)!!!
みち『…私も… 私もです…』
お互いの気持ちを伝えた2人は…キス。
家に帰ったみちは、陽一がまだ帰宅していないことにホッとします。
朝まで一緒に寝たベッドを横目で見て胸が鳴る。逃げるようにリビングに入ります!
新名とキスしたみちは、翌朝陽一とうまく目を合わすことができず…。
陽一に罪悪感を抱えつつも、会社で新名に微笑まれるだけで胸は高鳴っています…!
その夜、久々に大学時代の友達と食事♫
出産し久々に出てきた友人・奈津子は子育ての大変さを2人に話しますが、その中でも睡眠がまともに取れないことが一番しんどいと言います。人間の3大欲・食欲性欲睡眠欲の中で一段大事なのが睡眠で、一番どうでもいいのが性欲だと断言。
その言葉に思わず、『そうかな?Hも大事じゃない?』と言うみち。
奈津子も産むまではそう思っていたけれど、子育てで精一杯なのに旦那が求めてきたら殺意が沸くと打ち明けますwww
話がヒートアップした3人は“前戯が雑な男”について語る語るwww(要チェック!)
奈津子『寝かしつけでも手伝ってくれたりすれば
こっちの気持ちも少しは違うのに
結局普段の行動にも
自分本位な感じが出てるんだよね』
(な…なるほど〜〜〜〜( ゚д゚)!!!でもそれはきっと男だけじゃないね!!!)
その言葉を聞き、グサッとくるみち。
ずっとHは大事だと思っていたけれど、あんなに求めていたはずの陽一とのセックスより、今自分の中に残ってるのは新名とのキス…。結局自分が求めていたものは虚しいセッ◯スよりも…“互いを思いやる気持ち”だと気づいたのかな。(そしてそれはもう陽一との間には感じられないんだろうな…。)
帰り道、新名から届いたメールを嬉しそうに見つめるみち。
(互いを思いやる気持ちを忘れてしまったのは、きっとこの人も…。)
新名の妻・楓は相変わらず雑誌の副編という仕事に追われていました…!
仕事の帰りも終電ギリギリ…仕事のストレスも感じながら、家に帰る。
疲れ果てた楓は新名の優しさに触れるたびに、
楓:私の考えすぎかもしれない
でも 誠の優しさが私を責めてるみたい
優しくされればされるほど
思い知らされる
私が誠にしてる事
そう感じていました…。
同時に“自分の事しか考えられない嫌な女”だと自覚もありました。
それでも“近い人ほど甘えてしまうけど それじゃダメなんだ”と考え直し、新名をフォローしようと(友人に誘ってもらった人気店に)食事に誘いますが、新名には友達と行っておいでと言われます…。
そう楓に伝えた新名は、メールでみちを誘っていました…。
思いを伝えあった新名とみちは盛り上がっています…!
仕事から直帰する新名と待ち合わせし、車に乗り込むみち。
そのまま2人は人目もはばからず手をつないで水族館へ…。(周りが見えてないですね…)
帰りの車でも、新名はみちに『かわいい』と言ってキス。
みちも、もっともっと…と欲が出てきています。
これ以上進んだら全てを失うかもしれないと思いながら…でも、止められる自信がないと感じていました…。
咳をしていた新名の風邪が移ってしまったみち。
熱を出し家でフラフラのみちを看病する陽一。そんな陽一を見て、昔熱を出した時の事を思い出すみち。
昔と変わらず陽一はみちのために風邪薬や飲み物を用意してくれてました。
翌朝、陽一の優しさに触れ罪悪感を覚えるみちでしたが、とっさに(触れそうになった)陽一を避けてしまいます!
逆に、どこかぎこちないみちの様子をおかしく感じ始める陽一。
最近、陽一の懐かしい優しさを感じ、新名への気持ちに少しブレーキがかかったみちでした…が、会社の社員旅行で…タガが外れちゃいます!!!
2人1部屋が基本ですが、みちはラッキーなことに1人部屋の露天風呂付き。
その夜、みちの部屋に新名が入るきっかけがあり、部屋で2人きりに…。
新名の優しい言葉ひとつひとつにときめいてしまうみち。
新名はみちを後ろから抱きしめ、『吉野さん…好きです…!』と言ってキス。
そのままみちの浴衣を脱がし、2人は倒れこみます…。
みち:もう女として
満たされる事はないと思ってた
でも新名さんといると
空っぽだった私の心が
満たされていく
こんなの抗えないよ
ここまでが、あなたがしてくれなくても3巻のざっくりあらすじでございました〜!
ああ〜〜〜…ついに言っちゃった、越えちゃった〜…な3巻でございました( ゚д゚)!!!
【あなたがしてくれなくても3巻感想・考察】
もちろん踏みとどまって欲しかった!…けど、なんだろうこの複雑な気持ち。
不倫、ダメ、ゼッタイ!派なんですけど…みちのことも新名のことも…なんだか責める気分にはなれない( ;´Д`)!!!(アレ?陽ちゃんは???)
それはやっぱり、夫婦関係は(みちが感じたように)お互いの思いやりがとても大事だと再確認したから…かな!!
この作品を読んでいると、気をつけよう!忘れちゃいけないぞ思いやりの気持ち!と背筋がピンとしますwwwたぶん一度すれ違ってしまうと修復できない事ってあると思うし。
(と、言いながら(レスなんて)うちには関係ないと思ってたと口を揃えたみちや新名のようになってたりしてw)
陽一の優しさに揺れるみちでしたが、陽一は浮気をした事で“みちを失うかもしれない”と感じフォローしてるわけだから、安心した段階で前の感じに戻ってしまうんじゃないかな〜と思う。
人間そうそう変われない( ゚д゚)!?
現に、ヤッちゃった三島になかった事にして欲しいと頼み了承を得たけれど、『好きな人いないんですか?』とか無神経に聞いてたし、そーゆーとこだって陽一!と突っ込みたくなる( ;´Д`)
悪気はないんだろうけどね。
そこが陽一の良い所でもあるんだろうけど…結婚に向いているのか…?うむむ。
三島さん…歯がゆい思いしてそうだなぁ。
変に暴走しないといいけど…。
新名はもうみちに夢中ですね。
楓からは感じられないみちの優しさが、好きを加速させている!
自分のダメさを自覚してフォローしようとした楓でしたが…時すでに遅し感あるなぁ。
仕事してるだけなんだけど…やはり、それでも大事なのは思いやりという事でしょうか。
そんなに余裕の持てる人ばかりではないぞ…。これは男性バージョンも世に溢れてると思う。
好きな人と通じ合って思いが全てに溢れ出て、止められない新名とみち。
不倫…なんですけど…!どうなるんだろう!?
続きが気になります〜〜〜!!!
あらすじはざ〜っくりとしか書けてないのでぜひ、ぜひ!ぜひ!読んでみてください♫
大切な人がそばにいる人、これからそういう関係を築いていきたいと思っている人には、ぜひ読んでいただきたい!レス云々だけの作品じゃないです!
https://kojimangavip.com/2019/06/anasite4-24/
《引用元 作品DATA》
出版社:双葉社
著者:ハルノ晴
掲載誌:漫画アクション
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