結婚して5年レス歴2年。
夫がしてくれない。でも不倫がしたいわけじゃない。
【あらすじ】
吉野みち、32歳。結婚して5年、レスになって2年。夫とは仲が悪いわけではないが、ただひとつ、”セッ○ス”だけが足りていなかった。ひょんなことから、会社の先輩である新名誠(36歳)と飲むことになったみちは、つい酒の勢いでセックスレスの悩みを打ち明けてしまう。
すると新名は驚いた顔をして、「うちもレスなんだよね…」と寂しそうに笑った――…。
続きは感想ネタバレ注意
え〜っと、初めて読む作家さんの作品です!
公認不倫を扱った1122(いいふーふ)を買うたびにいつもオススメで出てきていて、気にはしてたものの…やっと今年に入って読んでみました*\(^o^)/*
この作品は夫婦間のセックスレスが題材。
まぁこれでもかという程、拒否される側の気持ちや拒否する側の気持ちがリアルに描かれているwww
ここまで人気があるというのは共感できる読者が多いってことなのか( ;´Д`)???
ちなみに私は子作り絡み〜のなんとなくみち派ポジだったわ。(なんのカミングアウトだw)
ざ〜っくりあらすじ&感想です♫
【あなたがしてくれなくても1巻あらすじ】
主人公・吉野みちには結婚して5年。夫の陽一とはレスになって2年。
仲が悪いわけではないけれど、セッ◯スが足りてなかった。
子供はほしいと言う陽一ですが、みちが夜誘いをかけても『ごめん 疲れてるから』とか『明日するから』といって逃げてばかり。(性欲が皆無なわけではなし!)
陽一曰く、みちにも原因があると言う。
(家でいつも部屋着だったりお腹が出ていたりムダ毛処理してなかったり…)
そう言われ、色気を意識して高い下着を買ったり努力するみちでした…が、“する”と約束した日の夜、会社の飲み会中に陽一から“遅くなる”という連絡が入ります…( ;´Д`)!!!
落ち込みながら一人帰るみちに、職場の新名誠(36)が心配して声をかける…!!
そのままバーで飲み直した二人。
そこでみちは“レス”を打ち明け、どうやったら色気が出るのかを新名に相談します…。
するとまさかの答えが帰ってきました…!!
(引用元 あなたがしてくれなくても1巻 著者:ハルノ晴)
新名『うちもセックスレスなんだよね
オレも色気の出し方教えてほしいくらい』
と!
目は笑っていたけれど、とてもとても寂しそうな新名。
翌日、会社で話しかけてきた新名。
『また飲みましょう』と誘ってくれます!
まるで戦友ができたみたいだと心強く感じるみち。
その後も、フェロモンが出る香水を買ってみたり、可愛い部屋着をきてみたり、さりげなく陽一に触れてみたりするみちでしたが…
仕事で大きな案件を抱えててヘトヘトだから、それが終わるまで待って欲しい…
と、拒否されてしまいます( ;´Д`)
了承したみちでしたが、心の寂しさ&隙間は広がるばかり…。
逆に、新名と距離が近く出来事が…。そこで新名はみちに両親の話を…。
新名は亭主関白の父と、その父の言うことをなんでも聞く母の姿を見て育ち、“夫婦なのにフェアじゃない”と母親の姿を見るのが嫌だったとみちに打ち明ける。
相手のために我慢してる人がいるならためになりたい…と。
そう言った新名の言葉が、自分に言ってくれているかのようで嬉しく感じるみち。
新名の言葉に励まされながら、陽一との関係を良くしていこうと“約束”の日に料理を頑張ってみたりしますが…
男(陽ちゃん)にはそれがプレッシャーなんだよね〜〜〜( ;´Д`)!!!いやわかるんだけど〜〜〜
その夜ちょうどみちが生理になってしまい、報告した時明らかにホッとした表情を見せた陽一。
その後も二人はギクシャクしたまま。
(引用元 あなたがしてくれなくても1巻 著者:ハルノ晴)
みち:まるでこの鍵穴と鍵みたい…
今まで開けられたのに
いつの間にか鍵穴が変わって
開けられない
みちは陽一との関係をそう感じてました…。(うまいっ)
でも、自分の非も認め“相手を変えるのではなく私が変わらなきゃ”と反省。
喧嘩じゃなく本音を聞きたいから話したいと伝えますが、、、
明らかに面倒くさそうな顔を見せ。。。
しょっちゅう言われるとしたくなくなる、プレッシャーだと逆ギレ。
結局みちも感情的になってしまい、陽一は一人で家を出ます!
ネカフェから会社に通う陽ちゃん。
みちのことを嫌いになったわけではないし、仲良く暮らしてたんだからそれでよくないか?と悶々としてます。でもこのままにするわけにはいかない…と、喫茶店でみちを待つ陽一。
飲み会後で、お腹も空いてないし喉も乾いてないけれど、注文を聞かれアイスコーヒーを頼む。
(“あなたがしてくれなくても1巻”で一番共感できたのがここw)
(引用元 あなたがしてくれなくても1巻 著者:ハルノ晴)
(アイスコーヒーを見つめながら)
陽一:もう味も匂いも全部わかってる
それに加え
のども渇いてないのに
飲めって言われてるみたいなんだよなぁ…
後から来たみちはいつものレモンティー。
美味しいし安心する、らしい。
今後について、“今まで通り暮らしたい”と言う陽一。
性格も合って仲良くやってきたから、夫婦として十分成り立ってると思うと言います。
それに対しみちは…
(引用元 あなたがしてくれなくても1巻 著者:ハルノ晴)
みち『陽ちゃん
私ただHがしたい訳じゃないんだよ
陽ちゃんに愛されてるって
感じたいからなんだよ?
それって夫婦にとって大切じゃない?』
と。
愛し合ってたらお互い求めたいのが普通だと責められた陽一は…
逃げ…た…( ;´Д`)
はぁ…逃げた…。なんでも逃げるな〜陽一。
(引用元 あなたがしてくれなくても1巻)
陽一『オレ…ED…かも…』
陽一の言葉を聞き、しばらく沈黙をおいたみち。
そして、
わかった
と笑顔で返します。
呆れる嘘をついてその場を逃げようとした陽一に“スッと何かが冷めた気がした”そうです。
それから何か吹っ切れたように、明るく振る舞うみち。
陽一にも。会社で新名にも。
会社の飲み会でも、お酒が入って上機嫌のみちでした…が、新名がトイレに行くみちを引き止めます。
(引用元 あなたがしてくれなくても1巻 著者:ハルノ晴)
新名『楽になったって本当ですか?
本当にそう思ったんですか?
全然そんな風には見えなかったので』
この言葉に涙が溢れ出るみち。
新名に本音を打ち明けます…。
夫への気持ちに一線を引いたら楽になった、と。
ボロボロと涙を流すみちを、新名は抱きしめます…。
ここまでが、あなたがしてくれなくても1巻のざ〜〜〜っくりあらすじでした!
【あなたがしてくれなくても1巻感想】
同じ悩みを抱えて、心の距離を近づけるみちと新名。
あ〜これヤバイやつですな、本気になっちゃうやつですな。
いや〜〜〜。わかる!わかる!!わかる〜!!!てとこいっぱいwww
わかるのはみちの気持ちも、表情も全て。そしてさらには陽ちゃんの気持ちも。
みちの立場にいると自分がかなり“可哀想”に思えて被害者意識MAXになるけれど、陽ちゃんの気持ちもわからなくもない!!!(て、思ってたら2巻でとんでもないことしでかす。)
でも、最低なのは陽ちゃんの“逃げ癖”かな。ただこれは性格の問題だから…そういう人を結婚相手に選んだこと自体が問題な気もする…。逆にうまく操るくらいの関係を作らないと…。
やっぱり相手は傷つくよね〜〜〜。でも、こーゆー人多いと思う( ;´Д`)!!!
男だけじゃなく、女がしたくないバージョンも多いよね。
それは産後が多いって言いますが…ホルモンだししゃ〜ない。(で片付けたくない旦那様も多いはず。)
いろんな関係の“レス”があると思いますが、夫婦関係を続けていく上でやはり重要な問題ですね。
離婚原因で発表される“性格の不一致”=“性の不一致”だと聞いたり、“子沢山はセッ◯スDVを疑え”なんてことも耳にして最近ビックリした管理人でした。あくまで噂ですけど、ね。子沢山素晴らしいし羨ましい*\(^o^)/*
あなたがしてくれなくても2巻のあらすじ感想に続きます〜♫
ぜひ読んでみてください!!!
https://kojimangavip.com/2019/05/anasite2/
《引用元 作品DATA》
出版社:双葉社
著者:ハルノ晴
掲載誌:漫画アクション
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