初恋はまだ終わらない。
【あらすじ】
銭湯の娘・まめは、幼馴染みの聡ちゃんに子供の頃から片思いをしてきたが、心機一転、一人暮らしを始めて、不動産屋の河田さんと少しずつ距離を縮めていく。そして突然知ってしまった、聡ちゃんと姉・ゆめの過去。あきらめないヒロイン・まめちゃんの不器用な恋意地。
続きは感想ネタバレ注意
【こいいじ3巻】
幼馴染・総ちゃんへの20年間の片思いにケリをつけよう、前に進もう、と不動産屋・河田さんと少しずつ距離を縮め恋仲になっていく主人公・まめ。
大晦日の日、まめは聡ちゃんに河田さんを紹介します。
そして明け方、初詣帰りのまめと河田さんがキスしているところを見てしまった聡ちゃん。
(引用元 こいいじ3巻)
そのあともちょっとぼーっとしていたり…。ずっと妹、娘みたいな存在だったまめのそういうところを見てしまって複雑なのか、別の意識が芽生えたのか。(わかんないですけど)
一方まめに恋するバツイチの河田さんも押せ押せモード。
河田さん『正直オレに勝ち目はないんだろうなと思います でも』
河田さん『20年分の思いなんてくそくらえって思ってます ごめんなさい』
おっ。言ったぞww
そのまま河田さんはまめのお家にお泊まりすることになり、二人で銭湯に行きます。まめも覚悟を決め(処女捨てる)河田さんと手をつなぎながら家に帰ると、待っていたのは総ちゃんの娘・ゆう。
しかもゆうからショックなことを聞き…
『ゆーもよくわかんないよ』
『ゆめちゃんと…ソータくんちゅーしてたみたいで…』
見間違いかもしれないけど、ゆめちゃんのことも好きだけどやっぱりヤだった、と。それを聞いて動揺しまくりのまめ。ユウがいないのを心配してまめに連絡してきた聡ちゃんに、キスは未遂でユメちゃんが酔っていただけだと説明される。
そう聞いても、モヤモヤしまくりのまめ。ユウを泊めた夜、風邪をひいてしまったまめを翌日ユウと聡ちゃんが看病してくれます。3人での時間を過ごしながらまめは…
河田さんごめんなさい
今のこの時間を
少しでも引き延ばしたかったんです
ごめんなさい
やっぱり聡ちゃんが好きだ、と感じてしまったまめは河田さんに伝えようとしますが、察した河田さんはもう少しお試し期間を続けたい、と粘ります。
そしてユウと同じく聡ちゃんとユメちゃんの仲が気になったまめは直接ユメちゃんのところ(実家)へ…。
『どこまで知りたい?』と言ったユメちゃんのその後の会話は描かれてないんですが、そのあと偶然道で会った聡ちゃんに思わずマメは『聡ちゃんはゆめ姉ちゃんと…つきあってたんでしょ?』と言ってしまう。
そしてユメちゃんが聡ちゃんのことを好きだと言っていたと伝え、『ふざけたんだろ』と冷静に返す総ちゃんにまめは感情をぶつけちゃいます。
いやだもう 止めて止めて
誰か止めて
まめ『心変わりは誰にだってあることでしょ そうじゃないって思いこもうとしてるみたい』
まめ『まだゆめ姉ちゃんのこと好きなくせに……』
それを聞いた総ちゃんは『は…春さんと同じことゆーな』と返し、泣きそうな表情。
我にかえったまめは『…ごめん 聡ちゃんごめん』と謝ります…。そんなまめをなだめる聡ちゃん。
ここまでがこいいじ3巻でございました。
進んだような進んでないような。でも確実にみんなの気持ちが絡まっちゃってる感じです。
次の巻でユメちゃんの昔の恋や本心なども描かれるんでしょうか。聡ちゃんとユメちゃんのキス未遂シーンやユメちゃんがまめに何て話したかと言う所も直接は3巻では描かれてません。気になるなぁ〜。
個人的に大好きなまめの同い年の幼馴染で聡ちゃんの弟の駿(シュン)とちかちゃん(結婚相手)との馴れ初めも良かった♫
(引用元 こいいじ3巻)
でもシュンはまめに想いを寄せてたんじゃないかなーと思うんですが。
こいいいじ4巻は夏ごろ発売だそうです♡
《引用元 作品DATA》
出版社:講談社
著者:志村貴子
掲載誌:KISS
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