目が合えば やっぱりうれしい
あらすじ
縮まったかに思えた2人の距離。でも──。もっと近づきたいと思うすいれん。初めての感情に戸惑う川澄。おたがいを思う気持ちがすれちがいを生んで──。純粋すぎて、不器用すぎて、胸いっぱいの第3巻です。
続きは感想 ネタバレ注意
日々蝶々3巻は、なんといってもメインは小春先輩♫!!
て、いっても、すいれんもめっちゃ頑張ってるし、川澄もどんどんすいれんが気になるし、他の女子に興味ないし、入る隙間?なんてどっっっっっっこにもないんですけどねw。
2巻ラストですいれんや小春先輩の前で“どーでもいいやつと花火に行かない”と言っちゃった川澄くん。言ったっていうか、聞かれたんだけど。
その場から逃げ出す川澄くん。その後も聞かれた事とか、花火に誘われたこととか、手つないだ事とか、悶々として結局最後は…
やっぱ女子はわかんねぇ
いや、分かるだろ。すいれんにガッツリ想われてること。
すいれんももっと喋れたら違うのかな…と思いなぜかおしゃべりの練習はじめますw。
パクパク
フンフン
『あー“今のままだと元に戻れるか心配”だって……“もっとしゃべれたら違うのかな”』
私、あやちゃんの隠れファンなんですw。すいれんの読解力はんぱない♡
そして方向性あってんのか分からないおしゃべりの練習のかいあって、川澄の空手の試合に応援に行ったすいれん(小春せんぱい付き)は…
『…か わ 澄 く ん …がんばって……』
『あ!………』
『た…高嶺ちゃんがしゃべった…』
お昼ご飯毎日一緒に食べてて、りょーすけに声聞かせてなかったんかいww。
小春の応援は全く耳に入らないくらい集中してたくせに、すいれんの『がんばって』には照れながら『押忍!!』と答える川澄。めっちゃわかりやすっ。
さすがにりょーすけも川澄の気持ちに気付きます。
いい感じ〜♡かと、おもいきや、試合の帰り勇気を出して『また…屋上で…ゆっくり食べよ……』と言ったすいれんに川澄は…
『…もう屋上では食べねぇっす』
はーーー!?!?川澄調子乗ってんじゃね〜!!と周りの男子にボッコボコにされそーー。(あ、でも川澄強いから負けて欲しくない♡)今まで感じたことない自分の気持ちにテンパってるんでしょう。←それを恋と呼ぶのだよ。自分の人生に女子が(しかも学校の高嶺の花のすいれんが)関わってくるとか、しかもそれにまさか完全に振り回されてる自分がいるとか予定外すぎるんでしょう。←だからそれを恋と呼ぶんだってば。
そ、し、て、ここから小春先輩の猛プッシュ!!あ、いたんですねw。
試合の日以降、屋上には行かず中庭でお昼をとる川澄くん。そこに毎日おしかける小春先輩。しれっとあしらう川澄くんだったけど、小春先輩、本気の告白モード。
『川澄くんが好きだよ かなわないって…分かっててもなんであきらめられないんだろうね 私だってこんな恋…したくないのに』
『…あの子が……好き?』
すいれんがいる屋上を見上げる川澄。
『ー…すいません』
はいっ。しゅーりょー!小春せんぱいドンマイっす。でも、小春先輩は川澄のどこを好きなんだ?泣く程接点あったか?と思うけどw。それを言っちゃうと川澄もなんですいれんの事好きなのかわかんないし(まぁ可愛いからって素直に言える男子じゃないし)すいれんも硬派な男子でオッケーだったら中学も共学行けば出会ってそうじゃね?とか、いじわるーーいアラサー心がひょっこり出てくる出てくるw。すいません話それました。
お昼を一緒に食べなくなって接点がなくなったすいれんと川澄。て言いつつ、廊下ですれ違ってお互い振り向いて目が合う…わぉ♡♡でも、もちろん2人がそこから発展するわけなく。
そんな2人がうまく行く様にりょーすけが粋な計らいを!!部活の帰りが早いその日に、帰り道のカフェで待っていてと屋上のすいれん達に言いに来ます♫
りょーすけの頑張りのおかげで、川澄はすいれん達が待つカフェに入ったものの無言のまま解散する事にw。りょーすけも川澄に『何か言う事ないのかよ』とあおる!いいぞ!でも先に店を出たすいれんを見つめ、“なんでふりむかねぇの”と思う。
川澄ビームに気付いたのか!?何にも言えないヘタレ・川澄に、すいれんから…
『か わ澄くんを…送る』
震えながら言うすいれんに川澄は…
『俺が送るっす』
ここで日々蝶々3巻終了!!硬派なのはいーけどもっと頑張れよ川澄!!学校一に美女(しかも男子嫌い)が頑張ってモーションかけてんだぞ!!って、背中をバーーーン!!て叩いてやりたい!ついに、4巻では…きゃ〜♡!続きまっす。
《引用元 作品DATA》
出版社:集英社
著者:森下suu
掲載誌:マーガレット
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