デザート6月号(2024)掲載のゆびさきと恋々(れんれん)43話のネタバレ感想です☆
これまで雪に話さずにいた過去の話を語り始めた逸臣。
逸臣の話はさらに深い内容へ…。過去編の続きです♫
続きは感想ネタバレ注意
ゆびさきと恋々43話
【ゆびさきと恋々43話あらすじネタバレ】
香成のブログにコメントした事をきっかけに、(画面を通じて)香成と連絡を取るようになった逸臣!
ある夜も、香成と話していました。
少しでも寄付をしたいと申し出る(幼い)逸臣でしたが、
香成は子供からはもらえない、まだ有志が集まって活動しているだけだと言い、ドイツの話を聞かせてもらえるだけでありがたいと、画面越しに笑います♫
その後、香成は特定非営利活動法人へ法人化。
10歳になった時、日本へ一時帰国した逸臣は香成の(ボランティア)会社を訪ねます!
香成や仲間と一緒に、駅前で募金活動を行う逸臣。
その日、逸臣は初めて、香成にアジアの先住民の地域写真を見せてもらいます。
(自分もそこで何か役に立ちたいと思ったのか)
『ー俺はここには行けない?』と香成に尋ねる逸臣。
香成は、マニラとは別の島で奥地だし、情勢的にも不安な地域があるから…と濁します。
『子供じゃ無理だって?』と少し悲しそうな表情の逸臣。
香成は子供とか関係ない、と言って、逸臣に(香成の会社が擁護している)先住民地域の学生との手紙交換を提案します!!
『やる!!』と喜んで返事した逸臣。
ドイツに帰ってしばらくして手紙が届きました♫
その手紙の相手は、フィリピンに住むソアンという8歳の男の子でした。
互いに英語での手紙のやり取りが、季節を超えながら続きます♫
ソアンに将来の夢を尋ねられた逸臣。
逸臣は、世界の子供が幸せになるための手助けをする事だと書きます。
そして、ソアンの夢はなんですか?と書き、手紙を送った逸臣。
その時期に、逸臣にとって大きな出来事が訪れます。
それは…妹の誕生でした♡
12歳の逸臣は甲斐甲斐しくお世話し、“この子を守っていかなきゃ行けない”と感じていました。
久しぶりに、画面を通じて香成と連絡を取った逸臣。
逸臣は手紙の返事がなかなか書けていない事を謝ります。
香成も講演で忙しく、日本の方が多いんだと話していました。
すると話していた香成が突然言葉を詰まらせ…手で顔を隠すように涙します。
そして、『あのな…ソアンが…亡くなったって…』と…。。。
固まる逸臣。
ソアンは感染症で命を落としてしまったそうです…。
逸臣は、香成になぜフィリピンという国を選んだのかと質問します。
逸臣の質問に答える香成。
香成の想いを知った逸臣は、自分にこれから出来る事があるかと更に尋ねます。
香成は『教育を受ける事だよ』と答えます。
危機的状況で、無知じゃ自分を守れない、あまりにも無防備すぎる、と言う香成。
香成との連絡を切ったあと、ソアンの最後の手紙を探す逸臣。
逸臣がソアンに尋ねた“夢”。
ソアンの夢は、毎日三食食べられる生活を送ることだと書かれていました。
そして“逸臣くんの夢がかないますように”…と。
大粒の涙を流し手紙を見つめる逸臣。
絶対に忘れない、逸臣の胸に深く刺さった三日月の夜。
ゆびさきと恋々43話ラストでは、大きくなった逸臣が決意を固め香成の待つフィリピンの施設(?)に会いに行く姿が描かれていました!!
ここまでが、ゆびさきと恋々43話のざっくりとしたあらすじでした。
逸臣の指に刻まれたタトゥーは、あの三日月の夜の想い、決意、だったんですね。
胸が痛い…。ラストのモノローグにあったように、心の赴くままに突き進んで欲しい。
逸臣を形作ってきたもの、その話を聞いた雪は…?
次回も楽しみです♫
【次回 ゆびさきと恋々(れんれん)44話掲載デザート発売日】
次回のゆびさきと恋々44話は5月24日発売のデザート7月号(2024)に掲載予定です!
ゆびさきと恋々全話まとめはこちら↓
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《引用元 作品DATA》
出版社:講談社
著者:森下suu
掲載誌:デザート