いつでも、何度でも、思い知らされる。
あなたが好き。
【あらすじ】
孝章(たかあき)への想いを秘め、この世界で生きると決めた陽菜(ひな)。
陽菜に拒絶され、本心を掴みきれない孝章。
二人の思いがすれ違う中、本郷財閥に恨みを持つ天久一座の座長は雛子を誘拐。陽菜は、雛子の代役として婚約披露宴に出席するが、孝章はすぐに陽菜だと見破って…。
雛子を救うため、ふたりは菊之進(きくのしん)と協力して動き出す。
続きは感想ネタバレ注意
2020,5/13涙雨とセレナーデ6巻発売しました〜!
ときめきと謎めきが止まらない、加速するこの作品。ドラマ化したら面白いんじゃないのか!?と、個人的に思ってます♪
ざっくりとしたあらすじ&感想です♪
(引用元 涙雨とセレナーデ 登場人物)
最新刊!涙雨とセレナーデ6巻
【最新刊!涙雨とセレナーデ6巻あらすじ】
本郷財閥に恨みを持つ天久一座の座長によって誘拐されてしまった雛子。
雛子の救出を菊之進に託し、孝章と雛子の披露宴を成功させるため(雛子の代わりに)出席したヒナ。
あっとゆう間に孝章に見破られてしまいます。
手を震わせ、様子のおかしいヒナを心配した孝章は、披露宴を抜けて個室に陽菜を連れ出してくれます♡
ヒナ:私こないだ
めちゃくちゃヒドいコト云ったのに
たーくん
いくらなんでもやさしすぎ
やっぱり
ー私は
この人が好きすぎる
と感じるヒナ。
そしてヒナは涙ながらに、雛子が天久一座に囚われてしまった事を打ち明けます!
孝章のフォローもあり、披露宴を一旦抜けたヒナは孝章と共に、菊之進のいる場所に向かいます。
そこに向かう馬車に乗る瞬間の、孝章の陽菜への切ない言葉が…もう!もう♡!
孝章『身代わりとしてでも
此のまま
……宴が終わるまでは
君が俺の 許嫁でいて』
その頃、菊之進はチヨに協力を得て、雛子の救出に成功していました♪!
が、孝章と雛子の披露宴が順調に進んでいると知った天久一座の座長は、菊之進が(捕らえていたはずの)雛子を逃した事を知り、激怒( ゚д゚)!!!
菊之進の住処についたふたりは、雛子と再会することができます♪
雛子の姿を見て、安心して涙を流し抱きつくヒナ。
そして、雛子の手紙にあった想い人が“あのギョロ目の書生(武虎)”だと指摘するヒナ。
雛子はうつむき、顔を真っ赤にして…
雛子『…私の 一方的な
片想いなんですの
其れでも
此の想いを……
陽菜さんに知って頂けて
今 とても
心強く 嬉しいの』
と、ヒナの前で大粒の涙を流します!
そしてその後、孝章と(諸々セットが済んだ)雛子は披露宴に戻って行きます。
明日、またヒナに会いにくると約束する孝章♡
菊之進は“チヨと合流して座長の様子を探る”約束になっている、とヒナに伝え、自ら座長の元に向かいます。
が、家の前で座長の手下が菊之進を待っていました( ゚д゚)!!!
座長の元に連れて行かれた菊之進。
そこには倒れ込んだチヨの姿がありました…!!!
そして座長は、
座長『安心おし 菊……
これ以上チヨに危害は加えんよ
お前が到着したからな』
と言って不敵な笑みを浮かべ、菊之進の顔を掴みます…!!
無事、披露宴に戻った孝章と雛子。
孝章は食事の席の向かい側で凛とした姿を見せる雛子を、“今しがたまで 長時間監禁されていたとは思えぬ なんとも逞しいお女(ひと)だ”と感じます。
披露宴には孝章の幼馴染・貞光も来ていました!
貞光が翌週、武虎に“写真鏡とその現象講座”を聞くことになったと知った雛子。
武虎の講座に行きたそうな雛子の様子を察した貞光は、孝章同伴で講座に雛子を誘います!
雛子も貞光と一緒に講座にくると知った武虎。
本当は貞光とふたりきりになり、“タイムスリップのネックレスの出どころ”について聞き出したかった様ですが、予定が狂ってしまいました。
しかも…
貞光:つーか
俺のレッスンに婚約者と来るって
何考えてんだろうな
あんなちょっかいも
なんとも思ってなかったんだろ
と、雛子の事を思い、少し拗ねた様子ですww
その頃、菊之進は座長にいたぶられていました…(;゚Д゚)!!!
菊之進がなぜ自分の邪魔をするのか、尋ねる座長。
菊之進『ノア(座長)は本郷貿易に拘りすぎた
手段を選ばず
幼稚だと云っている
本郷にどんなに関わったって
初代天菊は戻らない』
その言葉を聞き、怒りに震える座長。
座長『お前は 俺が お前に
手をかけられないと
甘く見ている
その顔を盾に
これ以上邪魔をするのは
許さぬ 思い知れ』
そう言って、菊之進を激しくムチで叩きます…!!!
ボロボロになった菊之進を運ぶ様命じられたチヨ。
翌日、ヒナが仕事から家に帰ると、チヨが待っていました。
チヨは、座長に仕置きを喰らった菊之進が半日意識が戻らない事を、ヒナに伝えます。
公演があるから、と菊之進の世話をヒナに託し去っていくチヨ。
自分のせいでボロボロの姿になった菊之進を見たヒナは青ざめます。
しかも、看病をすることになり、孝章&雛子と会う約束も果たせないまま…。
(孝章&雛子もヒナの元を訪ねていましたが、不在の為、出直していました。)
ヒナが看病をしている時、朦朧とした意識の中で菊之進は、『……ノア… …何で 判って……くれない……』と言い、涙を流していました…。。。(不謹慎ながら、この涙を流す天菊(菊之進)がカッコよくて…( ゚д゚)♡)
3日後、菊之進はようやく目を覚ましました♪!!!
ずっと看病をしていてくれたのがヒナだと知り…思うところがある様ですw
貞光、孝章、雛子は武虎の写真鏡の講座を聞きにきていました!
実は、ヒナが(雛子の)屋敷に忘れてしまったリュックを会った時に渡そうと、持参していた雛子。
そのリュックを見た武虎は…
武虎:どうしてこんな物が
まさかなんて不用心な
自分以外の人間ー全てが
ー過去の時代に
生きている者だと
過信している証拠だ
と、感じます。
(雛子が現代から来た人物だと勘違いした様です。)
しかも、強引に雛子のリュックを持つ、と申し出て、リュックの中身を探ります。
武虎が見つけたのは…ヒナのスマホでした(;゚Д゚)!!!
武虎の講座のあと、雛子と孝章はヒナの家へ足を運びます。
ヒナは不在でしたが、ドアノブに“約束やぶってごめんなさい”と書かれたメッセージがかかっていました!
ヒナの気配を感じた孝章は、先に雛子を家に帰し、一人でまたヒナの家を訪ねます。
そして…会えました♡
仕事から帰宅したヒナと!!!
『ようやく会えた』と嬉しそうな孝章。それはヒナも同じでした。
ヒナは孝章の頬や口元に触れ…
ヒナ『私も…ホントはずっと
…たーくんに……』
ヒナ:次に会えたら
今度こそ
ホントのキモチ
云うって決めてた
…と♡
が、その時、玄関の鍵の開く音が…。
隠れるヒナと孝章。
現れたのは座長でした!!!
ココへは寄り付かないと菊之進は云っていたのに…と動揺するヒナ。
ここまでが、涙雨とセレナーデ6巻のあらすじでした〜!
【最新刊!涙雨とセレナーデ6巻感想】
はぁあ〜〜。
今回も近づきそうで近づけない、触れそうで触れられないヒナと孝章の距離にウズウズドキドキしながら読んでいました〜( ´Д`)♡でも、最後の気持ちを伝える、と決めたヒナの行動・表情、たまらなかった〜♡!!!
もう少しで、もう少しで、本当の想いが伝えられる、触れられるハズだったのに…座長何しに来たー!!!ですねw
座長の恋人であり、菊之進の姉・初代天菊の死の真相や武虎のことなどなど、謎はあまり解明されない6巻でしたが、想いが重なりそうなヒナと孝章の姿を見れて大満足の6巻でした♡
しかも6巻で菊之進のヒナへの気持ちが強くなってこれから本気の三角関係(死語?)に発展しそうで楽しみだし、武虎もやはり雛子の事を気にかけてましたね( ^∀^)
7巻は約1年後かな???
楽しみに待っています♪
かなりざっくりとしたあらすじなので、ぜひ!ぜひ!涙雨とセレナーデ6巻読んで、胸をギュッと締めつけられてください!
《引用元 作品DATA》
出版社:講談社
著者:河内遙
掲載誌:KISS
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