「坂道のアポロン」で、幅広い読者に支持された、小玉ユキの次なる新しい世界は、伝統行事「おわら」を踊りつぐ町!
【あらすじ】
東京から転入してきた蛍子(ほたるこ)は、町の伝統「おわら」を踊れるが人前では緊張して踊れなくなってしまう。そんな蛍子にひかれる地元の高校生、光(ひかる)。
どうやら、光の叔父と蛍子は昔からの知り合いらしいが、2人は何も語らない。
続きは感想 ネタバレ注意
前から気にはなっていたものの、手を出していなかった小玉ユキ先生。
関根くんの恋5巻に付録で入っていた河内遥×小玉ユキの対談を見て、河内先生が好きなら…と、読んでみる事にしました。まぁ、対談内容も河内先生のトークの方が抜群に面白くて…
漫画の内容も私の好み的には圧倒的に河内先生派(大人のしっとり系の方は小玉先生かも。)ですが、この月影ベイベ、方言がヤバい♡
そして登場人物の謎が多くてついあれよあれよと3巻まで買ってしまいました笑。と、いうコトは面白かったということか笑?
では、1巻ネタバレしていきます。
伝統芸能“おわら”を守り継ぐ地方の町。(富山が舞台らしい。)
ある日、佐伯光のクラスに東京からの転校生・峰岸蛍子がやってくる。
蛍子は美女だけどどこか冷めていて、伝統芸能“おわら”をバカにした様子…体育祭でみんなで踊るので教えてあげるというクラスメイトに対し…
『私 そういうの興味ないから』
そういっておわらの練習にも参加しなかった蛍子だが、みんなが体育館で練習中、教室に戻った光は誰もいない教室でおわらを踊る蛍子を見てしまう。
逃げる様に去った蛍子は次の日光に見た事を口止めする。気になった光がなんであんなにうまく踊れるのか放課後問いつめると急に泣き出す蛍子。
『よかった…ちゃんと踊れてたんだ…』
蛍子の踊りに興味を持った光だが、彼女が自分の伯父・円(まどか)を好きだとしり戸惑う。
『円くんに会いたくてこの町にきたの。』と言う蛍子。
え、なんかこのおじさんもまんざらじゃなさそ…ホホ赤らめてキモ…って、思いました笑。
そんな中、蛍子と円の関係を噂する近所の目に気づき、光は隠れみのになるため、“付き合っているフリ”を提案する。
『今日から俺があんたの隠れみのになったるわ』
蛍子は一人なら美しく踊れるが人前では固まってしまうという問題を抱えていて、それを解決する為に光と特訓をするが、なかなか成果なし。
練習中、偶然きたおじさんは、蛍子がおわらを踊れる事を知っていた。
『はっきり聞くけど おじさんとはどういう関係ながけ』と、おじさんとの関係について蛍子に聞くが、『これは私の秘密じゃなくてあなたのおじさんの秘密だから』と、教えてくれない。
そんな中、蛍子がうまく踊れるという2人の会話を盗み聞きして、“わざと下手に踊っている”と勘違いした同級生の里央(りお)は、おわら踊りの練習中、蛍子にいかりをぶつける。
『まじめに踊る気がないがならここから消えてほしいがいけど 目障りやわ』
蛍子に踊りを教えた人(母親)をバカにされたことで火がつき、蛍子は笠をかぶり、みんなの前で見事に踊ってみせる!!
そんな蛍子の姿を見ると胸が痛くなる光…何か過去があるんだろうか??
てな感じで1巻終わりました。気になる気になる!で、つい2巻に手をのばす…笑。3巻まで買ったけど、自分が想像できる範囲のネタバレだったので、これからもっともっと気になりだしそうで怖い笑。
そしてやっぱ高校生っていい!おわらの踊りがうまい『おわらファイブ』とか、高校生ならではのアイドルごっこ的なのめっちゃ好きです笑♡(光も一員)
ぜひ、読んでみてください。
《引用元 作品DATA》
出版社:小学館
著者:小玉ユキ
掲載誌:フラワーズ
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