真空片戀パック(花とゆめコミックススペシャル)

ふいに 堕ちた 音もなく

あらすじ
心の中に高校生を潜ませる教師のあたし、そうとは知らず彼女に恋する俺、彼がわからないから好きになる私――。高校を舞台に広がる、片恋連鎖反応の行方は…!?片恋3部作+描き下ろし完結篇に、初期傑作短篇を同時収録。

続きは感想 ネタバレ注意

古いですが、大好きな河内遥先生の作品いくつか紹介していきたいと思います♫
最近はなんとなく今どきの漫画や新しい漫画のネタバレ書いてなーーんとなくモヤついていた為、今月はガッツリ偏った大好きなおすすめ漫画紹介させて頂きまっす笑!!!

も〜〜〜〜河内遥せんせいの作品は個人的にほんっっとにツボなんです!!
心のナンバーワンはもちろんジョージ朝倉先生ですが…なんだろう、河内先生の漫画の登場人物が全員スキ。冷めてるように見えて、以外とピュアで一途で、どこかぶっとんでる。(ぶっとんでる漫画がスキなんです笑。)

その河内せんせいの作品の中でも、この真空片戀パックの設定特に好きです。
中学生の頃、南Q太先生の“夢の温度”で主人公のお兄ちゃん(イケメン)が高校の先生(地味目な処女)と恋愛していく話や世界観がすっごい好きで、なんかそれを思い出すような空気感なんです。

この真空片戀パックは1話ごとに主人公が変わっていき、1話の主人公は心の中に高校生を潜ませている高校教師・小野。(女)

俺がもし好きだっつったら 付き合ってくれますか?

 

 

図書室でいきなり園芸部の桜井くんから告白され、考えた事ないと答えると『田植えを見に来ませんか』と誘われる。田植えって笑。何気ないそぶりをとりつつも、なんだかそれから桜井くんの事が気になってしかたない。時々高校生に自分自身をシンクロさせながら、高校時代にしてみたかった事とか教師っていう理性はあっさり柵を越え、なんだか一気に恋愛が進んで行く。

 

 

これは妙に萌えるぞ

 

 

ふいうちでキスをしたら唇が切れちゃった桜井君。


ここ、1話で一番好きなフレーズ

 

 

この鉄の味はもしかして
桜井くんの唇が乾いているせいじゃなくて
痴女まがいの私のサビがおちる味

 

 

 

2話の主人公は桜井君。(メガネ男子、ずるい♡)1話よりもっと前の話にさかのぼる。
小野先生を好きになるきっかけになった登校日…

 

 

 

 

空柄の傘 スキップしてた 軽快な足の主 この顔で?

 

 

 

あっさりあっさり堕ちました恋に。笑

 

 

 

なんか俺昨日から薫製機みたい
こめかみからプスプスと片戀モヤモヤ
この湯気瞬間にパックして
あげたら届くかな
少しクサイかな

 

 

 

そして3話は桜井に恋する寺島さんのお話。(省きます!)
その他にも初期傑作短編集入りでございます。ただ、絵は丸っこい昔の感じで今とは違うからあんまり深く読む気がしない。今の絵と昔の絵、半分づつ位だから、古本で探してもいいかもしれません笑。

でもこの世界観は漫画を読まないと感じられません。小野先生と桜井くんの2人のその後が描かれた作品も入っています。ぜひ、ぜひ読んで下さい!オススメです!!!

 

《引用元 作品DATA》     
出版社:祥伝社
著者:河内遥
掲載誌:FEELYONG

 

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