月刊アクション3月号(2017)の【私の少年11話】のネタバレ感想です☆
11話は私の少年3巻に収録予定と思われます!
続きは感想ネタバレ注意
私の少年11話でございます!!
ついに聡子と真修父の対面…聡子はどう出るのか…緊張感漂う1話でしたっ。
私の少年3巻11話 ノイズ
真修の父と不意に対面してしまった聡子。
間髪入れずに挨拶をします!
聡子『あの はじめまして こんばんは 私 多和田という者です 今真修くんのサッカーの練習を見ていまして あの真修くんのお父さんですよね』
いきなり話し始めた聡子に戸惑った真修の父は“説明したい”という聡子の言葉を遮断。
真修を連れて帰ろうとしますが…聡子のことが気になって仕方ない真修はそこから動きません!
すると…
真修父『ねえ 話聞きますよ』
聡子『…え』
真修父『していただけるんでしょう 説明 じゃないとこの子がいつまでたっても家に帰らない』
そして真修父とファミレスで待ち合わせる聡子。
とにかく“ちゃんとして見えるように”…とメイク直しをし、真修の父を待ちます。
真修を家に送って来た真修父。
聡子にもらった名刺を見て“ちゃんとした会社に勤める”聡子に少しガードが緩む。
聡子は真修と知り合った経緯を話し、毎週金曜日に練習をしてることを伝える。そして『どこの誰かもわからない人間とお子さんがこうやって練習のためにあっていたなんて…きっと恐ろしいことでしょうし驚かれたことかと思います』と挨拶が遅れたことを詫びる聡子。
真修父は、真修がこんなに懐くなんてめずらしいと言い、真修はすでにサッカーを辞めたから練習は必要ない、と言います。
それから真修がサッカークラブに入ったきっかけや、クラブのたびに暗い顔をして帰って来ること、真修が辞めると言いづらそうにしてたから辞めてもいいと言ったこと…などなど、あたかも真修のことをわかってる“風”、真修をよく見ている“風”に話します…。
聡子が真修のことを褒めてもその話し方は変わらない…。
真修の父の言葉が時々聞こえなくなり、他の客の言葉がノイズの様に入ってくる聡子。
なんでお父さんの声が
たまに聞こえなくなるんだろう
あ
全部噛み合ってないからか
“私ちゃんとちゃんとしなきゃ”と真修の笑顔を思い出し、話し始める聡子。
真修の背が伸びたこととか、興味を示す話題のジャンルが変化してることとか。
聡子『真修は今何を食べても何をやっても それが全て成長になる時期を生きてるんですよね
…あの子を見てると とてもまぶしくて懐かしい
…だからつい見守りたくなってしまいました』
そう言った聡子の前に現れたのは…
真修『いた!』
真修『とうさん俺 弟の面倒もちゃんと見るし 勉強も続けるしあと言われたこと守るから だからお願いします』
真修『金曜日 聡子さんとの練習許してください』
少し黙って、聡子のラインを聞いてくる真修父。
毎週金曜日、練習前と終わりに真修父に連絡をすることを条件に、これからも会うことを許してもらえました!!!
帰り際、聡子の年齢を聞いた真修父がふと『30は若いですよ…』とつぶやく。
真修たちが帰ったあと、ファミレスに残った聡子は“できた ちゃんとできたよ真修ーーー”と喜ぶ。
ここまでが私の少年11話でございました〜〜〜!!!
えーっと、予想していたより…真修の父が“ちゃんとしてた”ことに驚きました。
いや、もちろん“ちゃんと”なんてしてないよ?きっと真修のことなんか見てないと思うし、奥さんを失ったきっかけなのか、心が壊れかけてる人なんだとは思う。
それでも自分は真修のことを“見てる”風に取り繕ろうとするだけマシというか…。
もっと完全な“育児放棄”してる父親だと思ってたから。ラストシーンで描かれてましたが、真修の母親は30歳で亡くなったみたいですね。だから真修は聡子にあんなに懐いてるのかな。
それにしても、真修父が宇宙兄弟のムッタに似てて憎めないワタシ(つД`)
今回の展開で聡子は少し背徳感から抜け出せるのかな〜〜〜。このまま二人の関係が今のままなら、ね。
聡子をかばうように現れた真修、かっこよかったな。いっつも“かわいい”しかないのに、かっこよかった。
私の少年12話も楽しみでございます…!!!
《引用元 作品DATA》
出版社:双葉社
著者:高野ひと深
掲載誌:月刊アクション
https://kojimangavip.com/2017/03/watashinosho-nen3-12/
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