好きな人と傍にいる人、狭間で揺れる恋心。
【あらすじ】
亡き母の恋人・円を追いかけて富山・八尾にやってきた女子校生・蛍子。
しかし円と母の繋がりを知った蛍子は複雑な思いに。そんな中、蛍子は円の甥・光に突然の告白を受ける。光と気まずくなってしまった中、二人でペアで”おわら”を踊ることになってしまい――!?
続きは感想ネタバレ注意
光の蛍子への告白!から、少し空きましたね〜。月影ベイベ7巻発売しましたっ!!
しかも、、、この7巻。今までの月影ベイベの中で最高の巻だったのではないでしょうか。(なんだか絵も少し変わった?表紙の光、かっこいいじゃないか!!!)
みんなの切ない片思いに、思わずラストはほろりとしちゃいました。
それでは月影ベイベ7巻あらすじ感想です。
【月影ベイベ7巻】
光『お前に惚れとるからや お前のことが好きで好きでしょうがないがや 蛍子』
光の告白を受け戸惑う蛍子でしたが、親友・里央の『大事な人にはちゃんと誠意を見せんなんよ』という言葉もあり、蛍子は光を呼び出し、自分の本心を伝えます。
光への今までの感謝を伝えた上で…
蛍子『私は今… いや多分これからもずっと』
蛍子『円くんのことが好きだから 光の気持ちには応えられない』
笑顔で、『忘れてくれや』と言い、大雨の中駆け出していく光。(く〜!!雨が光の涙を流していきます!憎いシチュだぜ!!)
が、しかーーーし!!!
風の盆で、光と蛍子は“混合”のペアにさせられてしまう!!(男女一緒に踊るおわららしい。手をつないだり、体をすり合わせたり!!)
“なんで 今この世で一番気まずい相手とこんなことしなきゃなんないの!?”
と、ガッチガチでうまく踊れなくなる蛍子。(相変わらずメンタル弱いっw)
そんな蛍子の様子を察して光も他の男子にペアを変わってもらうよう頼みますが、それを聞いていた蛍子は『踊りは踊りとしてちゃんとやるわよ』と意地になり光とのペアは継続することに。
まぁいい意味で光を意識し始めたんだろうか。
蛍子:肩をグッと抱いた手が温かくて変にドキドキしてしまった
そして帰宅途中の蛍子は、久々に円に会います♫
ドキドキが止まらず“こういうのを恋っていうんだと思う”と、いつもより積極的になります!
買い物という名のデートを取り付けた蛍子。
(いやいや、だから格好ーーーーwww誰かつっこんでーーーwww)
二人で買い物をしたり、円の好きな映画を見たり、いつもとは違う少し子供っぽい円の姿に終始胸がときめく蛍子。
そして、二人で行った海で、蛍子は……
蛍子『ねえ ふたりで来るって約束してくれる?』
勇気を出して円をぎゅっと抱き締めるんですが!!!それに対し円は…
円『ー本当は何年も前から 見に来たいと思っとった 繭子と 3人で』
蛍子…撃沈で円から離れます…。
帰りの車でも一切喋らず、円は困惑しちゃうんです。(いや、でも相変わらずホホ染めてね?)
蛍子は“みんな私の中にいるお母さんの姿しか見てない”と感じてしまい、うまく踊れなくなってしまう。そんな蛍子の様子に気づいた里央が花火に誘ってくれます。
二人でしっぽり話そうとするも、、、おわらファイブとうじょーーーーうwww!!!
(いーーーなぁ。青春だなぁーーー。)
みんなから少し距離を置く蛍子の元に近づいてきたのは、やっぱり光。
きっとこれが、一番蛍子が欲しかった言葉なんじゃないかなぁ。
光『お前が踊ればそれはお前の踊りや ほかの誰のもんでもない やから 余計なことは考えんで 自信持って踊られ』
光『少なくとも俺は 蛍子の踊りが好きやぜ 初めて踊る姿を見た時から』
その言葉に、涙が溢れる蛍子…。。。
その日以来、蛍子は体が軽くなったように、踊れるようになります!
そして月影ベイベ7巻ラストでは…
あることがきっかけで光と一緒に祖父の大工道具を探しに自宅の2階に上がった蛍子。
そこで、母親の闘病日記らしきものを見つけてしまい…!?
蛍子『何これ…』
ここまでが月影ベイベ7巻でございましたっ。
以前光に母親の話をしていた時蛍子は、『私ね 嫌いなの お母さんのことが』…と言っていたんですが、、、この日記を見て蛍子の気持ちが変わってくれたらいい、とそう思います!!
円への想いも変わってくるんじゃないかなぁと思ってみたり。
そして光、蛍子、円、みんな切ない片思いだぁ〜…。好きな人と傍にいる人。
人の気持ちを察することができて、嘘ではなく本人を励ます言葉をかけることができる光は、最高の男だと思うよ!!でも、そーゆーやつ、漫画の中では本命からモテねーんだw
でもある意味、これでやっと蛍子が光のことを意識するようになった!
(告白)しなかったこと、なかったことになんてする必要はないよ光!だって、そうめん流しの時も、ちょっと蛍子ホホ染めてたモーーーン!!
次巻も楽しみだなぁ。ハンカチいりそうだけど。持ってないけど。ハンドタオル派だけど。←え
月影ベイベ8巻は2016年冬頃発売予定です!
《引用元 作品DATA》
出版社:小学館
著者:小玉ユキ
掲載誌:フラワーズ
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