シックスハーフ1巻【ネタバレ・感想】(りぼんマスコットコミックスCookie)

目覚めたら私、超嫌われ者!?波瀾万丈の記憶喪失ラブ!!

 

あらすじ
バイクで事故った高2の菊川詩織は、ある日目覚めると記憶を失っていた!! 家に戻り兄と妹と再び暮らし始めるも、関係はなぜかぎくしゃく…。つきあい始めたばかりだった(らしい)一つ下のヘンな男には襲われかけ、学校ではヒドい噂が流れていて孤立状態…!? “過去の自分”に振り回され、居場所のない詩織の運命は一体…!?

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続きは感想 ネタバレ注意

電子書籍で1巻無料だったので読んでみました…ら、あれよあれよと言う間に9巻まで買っちゃう位楽しかったです!(で、結局1巻も無料期間終了で結局買うオチ…)昔ちょこちょこ読んでた作家さんでしたが久し振りに読みました。9巻だけは先にネタバレ書いてましたが、10月に10巻発売らしいので、1巻から地道にあらすじ感想かく事にしました♫!!
さぁ、スタートします♫

 

 

【シックスハーフ1巻】

 

 

それは知らない人達だった なぜか知らない人達があたしの部屋で騒いでる

 

 

原付で事故にあった詩織は全く記憶がなくなっていた。離婚した母親は出て行き父は去年他界、兄・明夫(21)妹の真歩(12)と暮らしていた(らしい)。

 

 

 

明夫でも大丈夫だよしーちゃん!兄弟3人力を合わせて乗り切ろう!!ねっ

 

 

なんだかやる気まんまんの兄・あーちゃん。と、彼氏らしい年下の開(かい)。
そして一言も口をきかない妹のまーちゃん。

 

自分の部屋に戻ったものの、違和感だらけ…飾ってある自分の写真もめっちゃギャル。

あーちゃんは必死で、詩織が記憶を取り戻せる様に頑張ってくれてるけど、詩織にとっては違和感だらけの家と家族。
全く口を聞かない妹に『あたしのこと嫌いだったの?』と聞くと、

 

 

 

真歩喋ると腐った根性うつるから

 

ですと。

居場所のない家をでた詩織が駅で出会ったのは…

 

 

 

ちょっとオメーなんでこんなトコいんだよ

 

高校の友達?だった。記憶をなくしても関係ないと言ってくれる友達・チカ、ウッチー、オーノに少し救われた詩織は高校に行ってみる事に。

 

詩織:なにコイツの顔見てちょっとホッとしてんの

 

同じ高校に開がいてちょっとほっとする詩織。

学校に行って分かった事は、以前の詩織は派手で男好きで人を見下す様なタイプだったらしい。
更にハプニングバーに出入りしたり、男とやりまくってた…とトイレで詩織の事を噂する女子。

 

 

 

 

 

なーんとその情報源は一緒にいる友人のチカ。
チカは元々、開の事が好きだったのに詩織にとられ(しかもチカが開の事をスキだと言った途端付き合いだしたらしい。)詩織の事をハメて自分が付き合おうとしてたのだ。
チカに本当の事を聞こうとメールする詩織。チカからの返信は…

 

 

チカ前からムカついてたけど今はホントに死ねばいーのにって思ってるよ♡

 

 

こわっっ。女こわっっ笑。
そして他の友達にもチカに根回しされて詩織は完全に孤立状態に。
元・自分のせいで振り回されまくり、嫌われまくりでショックを受ける詩織はもう、“死んでもいい”とまで考えてしまう。

家に帰った詩織は兄・あーちゃんに『明日から学校行きません』宣言。
あーちゃんにあたりまくりの詩織。自分でもどうしていいのかわからない程、あーちゃんには言いたくないことばかり言ってしまう。なんで???

 

 

みんなに嫌われまくりの詩織にあーちゃんは…

 

 

 

明夫俺はしーちゃんがだいすき しーちゃんが大・大・だいすき

 

 

誰かにそれでも好きだよって言われたかったんだと気づく詩織…。
やっとやっと、自分の居場所を見つけられた気がした詩織はあーちゃんに迷惑をかけない為にも勇気を出して学校にも行く事に。

その夜、めずらしく飲み会に行ったまま中々帰らないあーちゃんを待つ詩織はもんもんとする。
やっと帰って来たあーちゃんは酔っぱらい。

 

 

 

明夫しーちゃんいいにおいだね

 

あーちゃんそう言われドキドキする詩織。
その瞬間フラッシュバック…

 

 

明夫俺はしーちゃんが嫌いだ

 

 

 

え!?!?え!?なに今のなに…?

で、1巻終わり。そりゃ、気になりますよ続きがーーー!!!
ここまで性格が悪い(で、あろう)主人公なかなかいませんね笑、おもしろい。自分の事は全く覚えてないのに、トイレで悪口を聞きながらふと古文を思い出すとこおもしろかったです。そしてそして、あーちゃんへの胸のときめきはなんなのか?2巻へ続きます!!

 

▶︎▶︎▶︎シックスハーフ2巻ネタバレはこちら

 

 

《引用元 作品DATA
出版社:集英社
著者:池谷理香子
掲載誌:Cookie

 

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