走り出した恋心 止まる気はない
あらすじ
世にも稀なる残念な男・関根圭一郎。 イケメンエリートのくせに、「鈍感・受け身・器用貧乏」の三重苦がたたって、どこかピントのずれた人生を送ってきた。 ようやく遅咲きの恋を自覚し、手芸屋の孫娘・サラにその思いをぶつけるが…… 外野の邪魔のせいか、自身の不運のせいか、やることなすことうまくいかない。 絶賛空回り中の第4巻! 描きおろし番外編「関根くんの恋まじない」収録。
続きは感想 ネタバレ注意
も、も、も、盛り上がってきました〜♫関根くんの恋。
この巻の関根くんのテーマは『俺はあんたに差別されたい』
いーねいーね、ではでは関根くんの空回りっぷりを確認してきましょう笑。
3巻で、手芸屋の孫・サラに壁ドンして『ずっと全然大丈夫じゃないんだ 俺は』と、告白した気満々の関根くん。でもサラは…
『…で?』
くー!なかなか伝わらない!!そこで関根くんは…
『一対一で会わないと意味がないと思っている』
よく言った〜!!!でもイマイチわかんないぞ…笑。
サラはじゃあどこかに出かけてみましょうか、と♫
そしてその夜…めっちゃ好きなトコー!!
都内 外出 男女 はじめて
ググってる〜笑。
そして2人はドライブに!紺野のBMWを借りてサラを迎えにきた関根くんはどこぞやの芸能人みたい。サラはこの車と関根くんに対し、自分だけレベル?が違うと違和感を感じる…。
サラとドライブ中幸せ噛み締める関根くんがかわいい…♡
きました名言!!
俺はあんたに差別されたい
サラを送り届けた関根くんはまだ帰りたくないアピール。こっちまでドキドキするわ!!!
2人はコタロータ(クマの人形BY関根くん作)の夏用の帽子と春用のコートを編む事に。
なるべくサラと長くいたいと思う関根くんはゆっくり編もうとするが器用がゆえ、ソッコー編みおわってしまう笑。なんどもシレっとほどいて編みなおす笑。
しかもそれ、サラにバレバレ。
さっさと帰ってくれないかなぁ
うっかりしたら こっちばっかり本気になって
翻弄されるのがオチ
目に見えてる
と、思うサラ。かわいい〜〜!!
サラに何度もやり直しているのを指摘され、関根くんはサラに合作を編もうと提案…
すると…え?
エエエエエエ?
エエエエエエエエエ??????
関根くん、どしたーーー!?!?
押し倒してキスしてますけどwww
『この流れおかしくないですか?』
もちろんサラストップ入ります。なにが間違ってるのか分かってない関根くんに…
『云い寄った相手に嫌がられた事ないでしょう
もう少しお互いに周囲を見渡して冷静になるべきではないでしょうか』
とサラに言われちゃう。サラ的には急に現れたイケメンエリートが自分を選んだ事に違和感を感じてるんだろう。
一方関根くんは今まで100%受け身人生で人に云い寄ったのが始めてなのにそんな事を言われ…
『いくらでも見つかるって何だソレ…何を根拠に…俺に云うのかソレを…あんたが…』
く〜切ないーーー!そしてもちろん泣いちゃう関根くん。
でも、今回の関根くんはいつもと違います!!
紺野に車を返しに行った時に偶然堂島に会い、なぜかビリヤード→卓球をひたすらする事に。まぁ、関根くんの圧勝なんですが、その時堂島が言った言葉に納得する関根くん。
『やめなければまぐれ起こるかも…とか そういうのあんたあんまわかんないだろ』
次の日仕事前、関根くんはあきらめずにリベンジします!!
9時にお店で待っている、と。
だがしかーーーし、世にも稀なる不運な男はもちろんスムーズになんていきやしません。
休日だったのに仕事場の部下がミスをし休み返上、その上待ち合わせ場所へ行く為の“山手線で脱線事故に振替のバスで急病人が出た”と、しかも更には渋滞にハマり充電切れ笑。
さっすが関根くんです!!きっとアレですね、今まで邪険にした?女達の怨念ですね笑。
さぁさぁ次はいよいよ最終巻の5巻!!
始めて自覚した恋の相手・サラを見事モノにする事はできるのか??!
ほんと楽し過ぎます、関根くんの恋♫!!
《引用元 作品DATA》
出版社:祥伝社
著者:河内遥
掲載誌:FEELYONG