2015年、真木ようこ主演で映画化決定!
あなたのなかにもきっとある!?めくるめく脳内会議!
あらすじ
櫻井いちこ(30)は越智宏彦(31)と正式に結婚前提のお付き合いをすると決め、越智の実家へと挨拶に向かう。だが突然、早乙女亮一(23)がいちこのもとに現れ…!? ますます混乱する脳内会議、激震の第四幕に突入──!
続きは感想 ネタバレ注意
4巻はきますよ!ふわふわアーティスト早乙女くんが責めます!
では、脳内ポイズンベリー4巻ネタバレ感想です。
3巻ラストで玄関のチャイムが鳴りました…がこれは越智さんが迎えに来ただけでした。(だけって…越智さんスンマセン…)
で、越智さんの実家に挨拶に行くわけですが、越智さんは実家に帰る事を家族に伝えておらず、家族はなんと旅行中…。まぁガッツリ肩すかし感を感じたいちこ。
で、リベンジだー!と、準備していた朝…き、キターーーー!!!SA・O・TO・ME!!
『どうしたじゃないよ あんなメール送りつけといてどうしたはないでしょ?』
今更なんだと言ういちこに対し、わざと1ヶ月考える為にあけたと言う早乙女。???なんだかどうも話が噛み合ない…よくよく送ったメールを思い出すと…
『一ヶ月半待って連絡が来なければもうお付き合いは終わりにしようと思います』(3巻参照)
ありゃまぁ。いちこ的には1ヶ月半待って送ったつもりが、早乙女はメールが来てからの1ヶ月半と思っていた。し、か、も、早乙女まさかの前向き発言。
『ちゃんと頑張って付き合っていこ』
脳内メンバーもパニック、パニック、パニック!!越智さんともう付き合っているいちこはその事にはふれず別れようと言うが、他に男ができたと感づいた早乙女は越智さんが相手だと気づく。
そして『俺はいちこさんが好きだし!好きだからちゃんと続けようって言いに来たんだよ!!俺の事は好きじゃないならおしまいにするんだってちゃんとそう言ってよ!!』と言われ、いちこの涙を見た早乙女は…
で、脳内ではまたまたパニック!もうすぐ越智さんが来てしまう…そんな脳内メンバーの前に現れたのは1巻で登場した謎の女(ダークいちこ?)。
『だってもう会議が嫌でしょ?あたしにまかせてあたしのせいにすればいいよ』
で、早乙女の部屋に移動。幸せオーラ満開のそこに…きちゃうんだな〜越智さん。脳内メンバーもまたまたパニック!!
『越智さんなんでーー!?』
越智さんはドア越しに『まぁ正直もう 話す事はないんだけど 話す事は もうない』と。
涙を流すいちこを抱きしめる早乙女…
『俺たち共犯者だね 越智さんにひどいことした 一緒に罪を被ろう ずっと一緒にやってこ』
えー…っと、、、、。なんだこの全力の違和感…笑。を感じたとこでページめくったらハトコが代弁してくれた。
衝動ハトコ『きもちわるい…』
ネガティブ池田『何ひたってんの早乙女…そういうキャラだった…?』
ポジティブ石橋『え…?ここは一緒に盛り上がるべき場所でしょ!?』
議長吉田『わからないがものすごい温度差を感じる』
そしてこのページにも暗黒付箋が貼られる。
越智さんには後日メールで謝罪をし、それからは早乙女とラブラブな毎日を送る。でも脳内では『早乙女は越智さんから奪い返したというドラマに浸ってるだけだ』と言う意見も(私も全く同意見)
早乙女と一緒にいる時に友人から“いちこの本が映画化される”と言う連絡が入る。照れ隠し?にいちこが『そんな映画にするような大した話かいてないしなんか恥ずかしいよね』と言うと、それからなぜか早乙女の態度激変。めちゃくちゃ嫌みを言われ、しまいには
『自分の仕事にこだわりとかプライドとか持ってない人って俺すきじゃないな』と帰ってしまう。
何が早乙女の気に障ったのかわからないいちこは“越智さんの名前は出さない”“プライドを持って仕事をする”“野菜を食べさせようとしない”!を心に誓い大人な対応をする事に決める。なんか違う気がする…と読み続けるワタシ。
後日会った早乙女はいちこに“自分は昔天才だった”と。(まぁここはちょっぴり切ない。)“大人になったらすごい何かになると思ってた”と言い…
『…俺は…俺のこと理解してくれる人でなきゃ付き合っていけない』
と。いちこも『理解者になれるよう頑張りたい』と答え、手をつないで仲良し風で海辺を歩くふたり。脳内メンバーはなんだかお疲れモードで4巻終了でしたっ。
はい、感想いきます。もう、一刻も早く早乙女というプライドが高く、人の成功をねたむ様なサゲメンとはお別れした方がいいに一票。ただのいちこの成功への妬みでしょ?めんどくさすぎでしょう、こういう男。プライドが高いのは悪い事ではないと思うけど、そこで人の出世を妬むとかなんか違くない?悔しいなら負けないようにもっともっと行動して努力すべきでしょー!女の家でベットでごろごろしながらヤンジャン読むヒマあるならさー!!!
しかも最後のセリフなんだそりゃ???なんのアーティストきどりなわけ???いちこもうまく洗脳されてるようにしか思えない…でも、でも、そういう風に人を巻き込めるってある意味魅力がある人ってことなんだろうか。世の中のダメンズにハマる女性は五万といるし。気持ちは分からなくもない。とりあえずその無駄なプライドはドブにでも捨ててこいと言いたい。あ、アーティストは無駄なプライドも捨てちゃダメなのか笑?
そうなってくると逆に気になり出すのは越智さんなワケで。でも、さすがにあんな事しといて戻れるワケないか、、、。どうしても戻って欲しい!と、思える程の魅力やいちこへの愛情もそこまで感じない。ただ、あの誠実さを裏切った後味はかなり悪い。4巻の最初のくだりでは『いっちゃえ〜早乙女に〜♡!!』て思ってたのになぁ笑。
そして5巻で最終巻らしいです!映画の公開が先なのかなぁ???できれば先にマンガ読んで映画見に行きたいな♫
《引用元 作品DATA》
出版社:集英社
著者:水城せとな
掲載誌:ココハナ
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