2016年10月、小松菜奈×菅田将暉W主演で実写映画化!!
10代の自意識を描いたジョージ朝倉の代表作!!
【あらすじ】
求め合い、そして突き放す。大人以上の恋をする、少年少女の物語。その強烈な力(パワー)に対抗したくて引き受けた仕事がきっかけで、夏芽(なつめ)はコウちゃんとつきあうことに。「一番欲しいもの」を手に入れて、運命さえ味方につけた気分の夏芽だったが……。“コウちゃんが世界の始まりになればいいのに――”破裂寸前の10代のこころが、ついに動きだす!
続きは感想 ネタバレ注意
【溺れるナイフ3巻あらすじネタバレ】
引っ越した先の田舎で圧倒的な存在感を放つコウという存在に、“勝ちたい、手に入れたい”と思っていた夏芽でしたが、コウからの『つき合おう』という言葉に世界が一変する。
『コウちゃんさえいればいい』に変わり、芸能の仕事も断るように…。
一方そんな恋愛モード全開の夏芽とコウの気持ちは噛み合ってなかったww徐々に夏芽にそっけない態度を取るように…。コウちゃんは夏芽の“武器(夏芽自身)を”使ってしたいようにすると思っていた、それが面白かったと言い、それでも追いかけてくる夏芽に…
『ー俺はよぉ写真集のころのおまえの眼が挑戦されとるようでおもしろかったんじゃがのぉ』
(引用元 溺れるナイフ3巻)
『おまえキレイじゃけぇひとり占めしたろ思うたが なんかもうええわ』
(え、えーーーー!?ですねwでもそんな勝手すぎるとこもコウちゃんというかww最初に夏芽に『おまえが男だったらおもしろい』とか言ってたもんなww)
それ以来コウに話しかけるのもなんだか気まづくなってしまった夏芽でしたが、コウは夏芽があげた数珠をまだつけている。悩む夏芽がある夜目にしたのは…
『月ノ明リ神社で』一族の代々受け継がれる『力』を期待されるコウの姿。
そこを覗き見していた夏芽に気づいていた様子。『コウちゃんが世界を創ればいい』とコウの絶対的な存在を信じ、しつこくもコウのことを想う夏芽に『おまえの望むほうに違うおもしろさがあるんかもしれん』と言って夏芽の手を取る…。
夏芽はそれ以来“コウちゃんはきっとあの時わたしに対して少しあきらめたんだと思う”と感じていたが、コウの手のあたたかさ、優しさに“大丈夫”だと思うことに…。
夏芽は芸能の仕事も再開し、広能さんのコネで映画出演も決まるww(すると決めたのはやっぱりコウちゃんの助言ありきなんですが。)
夏休みも誕生日も一緒にいて、なぜか夏芽の不安を察すると必ずキスしてくれるコウ。
そんな順調に見えた二人でしたが、火つけ祭りの夜事件が起こる。火つけ祭りに今年は参加しないつもりのコウでしたが、学校で夏芽の持ち物が頻繁に失くなることが増え、その犯人が火つけ祭りに出る先輩たちだと知った途端出ることを決める。(仕返しするために)
何も知らない夏芽は一番近くでコウを見たいと、友人たちと離れ一人で行動することに。
そこに、夏芽の実家が営む旅館に連泊していた大学院に通う男が現れ、夏芽の祖父が倒れて病院に運ばれたと聞いた夏芽は、その男の車に乗ってしまうー…。
そしてボコボコにしていた先輩に、夏芽の持ち物の買い取り先がその男だったと聞いたコウは…。
『頼まれてやっただけじゃないのっ…そいつの車「ひねもす屋」停まっとったど!!』
『ーあ?』
ここで溺れるナイフ3巻終了です!!
コウちゃん急いでくれ!!夏芽の神さんー…。
《引用元 作品DATA》
出版社:講談社
著者:ジョージ朝倉
掲載誌:別冊フレンド
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