2015年秋、多部未華子、綾野剛主演で映画化決定!ジョージ朝倉が描く、20代の大恋愛叙事詩!!
あらすじ
ようやく京志郎と恋人同士になった志乃。ふたりで一緒にいる時間が増え、温泉旅行など幸せな日々を過ごしていた。だが、志乃はいなくなったあかりの呪縛から解き放たれず悩み続け…。走り出した恋心! 迫力の大恋愛叙事詩、第3巻!!
2015.3/9ピースオブケイク番外編連載スタート!
ピースオブケイク番外編ネタバレはこちら
続きは感想 ネタバレ注意
ついに、ついに突然志乃にチャンスが訪れちゃいます。チャンスなのか?片思いの立場からしたらチャンスなのかも…。第三者から見たら若干都合のいいオンナ、なのかな。
でもカンケーない、好きなんですもん。
志乃の家に来て、さぁ始まるぞー(言い方慎も、うん。)て時に京志郎はビデオ屋から呼び出されたり、志乃は友人の突然の訪問により一瞬冷静に…。
志乃:それともノコノコやりに来んのかな
どっちにしろ私なんかみじめ
夜になり志乃が家の外に出た時に、丁度京志郎も帰ってくる。そして京志郎は志乃に…
『あかりのこととかで確かにヘコんでたはずが、そんな事より梅宮さんとこれからキスしたり笑い合ったりそういう事をしていくのかなぁとそう思うワクワクの方が強くて…』
そりゃーこうなっちゃう。あー志乃の巨乳羨ましすぎ笑。
そこから2人はまーラブラブ!京志郎は仕事中も超デレデレ!!わかりやすいっ。
そこから1ヶ月が経ってもあかりは帰って来る事はなく、志乃も京志郎もその事には触れずに仲良く半同棲生活を送っていた。
でも、でも、志乃は幸せであればある程不安に…
幸せだと好きだと感じるほど 恐くて 恐くて恐くて 不幸の準備をしてしまう
“あかりが帰って来た”と稚拙なウソをついて京志郎を動揺させたり、精神的な不安から苛立ちをぶつけまくったり。確かこんなこと誰かにされたな…と思う志乃。それは元カレ・正樹にだった。そこからまた久しぶりに正樹との脳内会話が始まる、鋭く、確信をついて来る、それはそれはイタイほど。
『因果応報ってヤツ?だってほら』
『さっさと結論がみたいんだろ?本当はさ だから口先から毒が漏れるんだよ』
精神的に荒れて京志郎にあたる志乃だけど、志乃が安心できるように一生懸命愛情を伝えようとする京志郎。たまんないな〜。
『大好きだよ あかりが帰って来ても俺は志乃ちゃんといたいと思ってるんだけど』
『今ここにいるのは俺と志乃ちゃんで なのに何でいない奴の亡霊みたいなもん 自分達で作り上げて脅かされないかんの そんなのはおかしいよな』
気づいたら3ヶ月経っていて、なんと志乃達が住むアパートも立ち退きが決まり、本格的に2人で住む家を探す事に。
そして春になり志乃も何かを始めようと思い、友人・テンちゃんの所属する劇団の衣装係を担当する事に!そこそこ売れてる劇団らしく、京志郎とは若干すれ違いながらも忙しく充実した毎日を過ごす。
そんな時同じバイト仲間の女の子が“今売れている19才の書いた本”を持って来る。その本を借りた志乃は一番後ろの作者ページを見て…
…あ れ?
ここまでが3巻でした!あーもー!わかるわかるー!!って感じで切なかったな〜。恋愛中って不安な気持ちを解消したくてあたったりわざとイヤミ言っちゃったり、どこまで許されるか受け入れてくれるか試してるんだよなー。ただ“それでも好きだよ”って言われたいだけなんだなー。一部の女子だけ?性格によるのか?
そしてあかり、19歳だったんだ。最初、京志郎とあかりが関係を持ったとき24 歳ってあかりが言ったら、京志郎が『肌が10代みてぇ』って言ってたけど、その通りだったのか笑。なんかショック。やっぱ肌ってバレるのか。(そこ?)
あかりの存在で志乃と京志郎の関係は変わっちゃうのか?!4巻に続きます♫
《引用元 作品DATA》
出版社:祥伝社
著者:ジョージ朝倉
掲載誌:FEELYONG
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