34歳、だから涙がこぼれた。
【あらすじ】
新しくきた部長の如月は、進めていいと言った企画にいきなりダメ出しをしてきたり…振り回される花笑。もっと頑張らなければと、花笑は結婚式の準備を後回しにして、がむしゃらに働く。そんな花笑を見て、田之倉が言ったことは…。
続きは感想ネタバレ注意
最初からディスりまくりですいませんが、最初のキュンキュンした33歳処女と年下男子の甘酸っぱい恋物語は宇宙の彼方に消えちゃったみたい…。
ざっくりあらすじを。
【きょうは会社休みます。１０巻】
花笑の働く会社が外資系企業と合併したことで、新しい部長・如月がやってくる。花笑は事務の仕事以外も任されチームのチーフを任されることになります！
自分なりに頑張って企画を上げる花笑でしたが、上司の如月の機嫌で同じ内容でも褒められたりボツにされたり。(更年期だろww)
しまいには会社のトイレで如月が隠れてタバコを吸ったことで警報機が鳴り、会社で犯人探しが始まった途端、その現場を見ちゃった花笑に優しく接してくる如月。
振り回され疲れ果てる花笑に田之倉くんがかけた言葉が…
『お金稼いで豊かになっても仕事に支配されるんじゃイミなくない？』
『大切なものを大切にするだけだよ オレはどんなに忙しくても今日花笑さんと過ごしたような時間大事にしたいし一緒にいたいって思える人と巡り会えたんだからそれを一番大事にしたい』
『これからずっと一緒に生きて行くんだからさ どんなことでもひとりで抱えこまないでね』という田之倉くんの言葉に花笑は涙がこぼれる。
『結婚するんだよ オレたち』
後日勇気を出して、如月部長を食事に誘い話をする花笑。
大事なものは『キャリア ステータス お金』だという如月に『ぜんぶ健康で働く場所があってこそのものですよね』と言い…
『幸せの形って人それぞれなんだって思ったんです 今さらそんなこと…当たり前のことなのに……』
…完全に喧嘩売ってるwそのしれっと顔でw
しまいには如月部長に一生分かりあえないと言われて、『分かりあえない人がいていいのかもしれない』と思って終わり…。
え！？？？…は？？…で？？？
と、まじで、まじでツッコミどころ満載の１冊でございましたっ！！！
最後は如月部長も本社に戻ることになるし…てか、いくら仕事ができたとしても、あんな気分にムラがあって言うことコロコロ変わって自分が立場が悪くなると部下の様子伺うって…そんな人出世させちゃダメでしょーww
世の中にはタイプの違う女性がいるよ〜でも本当の幸せはこっち(花笑)だよ〜ってわざわざ言いたいんでしょうか。そもそも如月部長の顔雑すぎるww美人やイケメンの方が出世しやすいって統計でてんだぞ？(←？)
そして、田之倉くんの言葉もだんだん響かなくなっちゃうワタシ。あんなに好きだった(田之倉くんの事)のになー…花笑が涙した、あの田之倉くんの言葉をみた瞬間『でもあなた、バイトしかしたことないですよね？』って突っ込んじゃった性格の悪いワタシ。
もちろんごもっともな意見だし、大事なことだけど、いろいろ経験した人が語るならジーンとくるんだけど、なんだかな〜といった感じでしたな。
地味で恋を知らないアラサー花笑が年下のイケメン田之倉くんに振り回されてるのが可愛かったんですけどね！１巻から読みなおしてトキメキもらおーっとっ♫
田之倉くんのエプロン×ターバン姿は、良かったw♡
《引用元 作品DATA》
出版社：集英社
著者：藤村真理
掲載誌：ココハナ
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