加害者・加害者・まきこまれた男、みんなニーナに夢中!
あらすじ
ニーナの「ボディーガード」から「恋人」に昇格した厚志の前に牛島が現れた! グローイングアップ・ストーリー最新刊!
続きは感想 ネタバレ注意
この巻で、今までそんなに表に出てなかった『被害者』の気持ちが爆発しちゃいます。
まずは厚志とニーナの急展開から♫
ニーナからの嘘の助けてコールにキレた厚志を追いかけたニーナ。
…からの急展開!!なぜかニーナの部屋にあがってる厚志…そしてまさかの…
ニーナ『する?恋愛にしてみる?』
ニーナ『あたしあんたとだったらしてみてもいーよ』
お、お、おーー!!やったーーあっつ!!←マサ風
そんでもって憧れのニーナとキスしちゃったり、有頂天の厚志だけど、ナンパについて行こうとしたニーナに『なにかあってからじゃ遅い!』とつっこむと…ニーナの気持ち爆発。
ニーナ『ハイハイもーわかりました!もーどこにも行きませんっ誰にも会いませんっ 寄り道しないで家に帰るし 困ってる人がいても無視して通りすぎればいいんだし ミニスカートもはかないし化粧もしないし なんだったらもう顔も肌も全部かくして バカでいやらしい男たちを刺激しないように大人しくすればいいんでしょ!』
ニーナ『あたし……が……悪いの…?』
厚志『……違う よ 違う…ニーナ なんにも悪くない』
もぉ、ここ辛くてたまんない。ミニスカートはいてる女が悪い?ほんと、そんな事言う奴許せない!!そしてそして、ニーナを抱きしめたまま厚志の我慢大会は2時間続く…ww。
厚志『うちのクラスに山田さんて女子がいて』
ニーナ『好きなの?』
厚志『違うでショ なんでそうなんの!』
幸せまっただ中でも、2人の会話の中から牛島やそーゆー事件の話はなくならない。
ずっと厚志はニーナを助けた事で次の女性が被害にあったのでは、とかモヤモヤしてた、けどニーナの言葉に厚志は救われる。
ニーナ『あいつらがおかしいの!あたしのせいじゃないし あたしを助けたあんたのせいでもない!』
ニーナ『あたしは眠れない夜に あんたの声を聞いて安心したの それが真実 それでいーの』
ニーナも厚志に救われてたんだな…。そんなラブラブのふたりの前に、親の金の力で出所した牛島が現れる!!
牛島『久しぶり 元気だった? 謝りにきました』
ニーナに謝罪したかと見せかけて、次は“写真を持ってる”と脅してきた。
まじクソだな、この男。
でも、悪は悪で、間違いなく悪なんだけど、悪も全てが悪なわけじゃない…。←何言ってんだ。
そんなトコを書いちゃういくえみ先生も、ずるい。
で、ニーナに聞いた厚志はマサと一緒に牛島宅をたずね問いただすけど、逆切れされて追い返される。
牛島『調子に……のるな……おまえらごときが……俺に…命令などするな……』
そして、翌日厚志とニーナの前に現れたのは、牛島の腹違いの弟だった!
牛島弟『はい…あの…兄がいつも…ごめんなさい…』
ここまでが3巻でした!女としては読んでて辛くて悔しい巻だったな…。
厚志のクラスメイトの山田さんの知り合いが暴行を受けた話だったり、ニーナの友達が痴漢されて勇気を出して言った時の痴漢の投げ捨てた言葉だったり、読んでてこっちまで悔しくなる感じ。
ほんと、被害にあった女の子の人生変わってしまう。大げさじゃなく。命にかかわる事もあると思う。
だから、山田さんの『レイプ犯はチ◯コ切るに一票』にワタシも一票。まじで。
てゆーかさー!そーゆーAVの見すぎ、作りすぎじゃないのか?!女も応じるとかアホみたいな勘違いしてるんじゃないのか!?そーゆーのはお金払ってプロにしてもらいましょうよ!!ほんと!!!と、声を大にして世の中に叫びたい!!!
そして、最終巻・4巻はこの牛島・弟の登場により厚志とニーナの関係が…!?
《引用元 作品DATA》
出版社:幻冬社
著者:いくえみ綾
掲載誌:スピカ