2015年榮倉奈々・豊川悦司のW主演映画決定!
大人の恋愛代表、西桐子が描く素直になれない三十半ば独りオンナの恋愛模様ー。
あらすじ
東京の大手会社に勤める堂園つぐみは、長期休暇を田舎の祖母の家で過ごしていた。
そんなある日、入院中の祖母が亡くなってしまう。
つぐみは、そのまま祖母の家でしばらく暮らすことに決めるが、離れの鍵を持っているという謎の男が現れて…!?
このマンガがすごい!2010 オンナ編 第6位
マンガ大賞 2010 第5位
THE BEST MANGA 2010 このマンガを読め! 第5位
続きは感想 ネタバレ注意
同作者、姉の結婚の記事でも書きましたが、私は断然『姉の結婚』派です!!
真木先生がタイプだから!!枯れ専の方は海江田先生がタイプでしょうか!?
タイプではない…だがしかし、この娚の一生が映画化されると聞き、ミーハー魂に火が付き書く事をきめました♡だってね、海江田先生はトヨエツではなーーーい!つぐみも、榮倉奈々ちゃんではなーい!!それが言いたかった!!
もちろん二人とも大好きですが、つぐみは三重半ば設定だし…奈々ちゃんが30代ならまだしも。で、考えました、誰だろうと。
海江田先生は、中井貴一さん!どうどう?なかなかイケてません??
つぐみは…ちょっと年上だけど・石田ゆり子さん、キレイすぎだけど・中谷美紀さん…うーんしっくりこないけどーーー、ちょっと陰がある頭が良くておとなしめだけど、芯の強そうな女性がいいかなぁと思います!!
さ、こんな話は置いといて…
東京の大手会社で働いていたキャリアウーマンつぐみは、祖母の死をきっかけに在宅勤務に切り替え、田舎で生活を始める。なんでも一人ででき、お金もある、だからなのか、幸せな恋愛ができず、自分に自信がない、そんなオンナ。
『私 買います ばあちゃんの土地全部 家も 山も 畑も』
そこになぜか祖母宅の鍵を持つ大学教授・海江田が現れ、鍵を持っている自分にもここに住む権利があると言い張る海江田。つぐみは押し切られ、不思議な二人の共同生活が始まるー。
『ずいぶん不用心やな 戸ぐらい立てて寝たらどうや』
海江田はかつて大学時代につぐみの祖母・十和と出会い、十和の染色作品を見て恋に落ちたが、十和は既婚者であり、片思いに終わっていた。
かつて好きになった女性、もうその人しか愛さずに人生を終えるのだろうと思っていた海江田だけど、その孫・つぐみを見て恋に落ちてしまう。なんかそうゆうスピリチュアル?的なの好きです…♡
『練習相手やと思ってぼく相手に恋愛してみなさい』と言う海江田に対し『それは教師としての指導ですか?』とさらっと流すつぐみ。祖母が死に、人生に疲れ、落ち込んでいるつぐみを救いたいと思う気持ちも隠されているんじゃないかなぁと思うワタシ。
初めてこのマンガを読んだ時、ちょうど祖母の家の長野に来ていて、ゆっくり流れる田舎での時間とこのマンガの設定がとてもマッチした記憶があります。
知的で美人だけれども幸せにはなれないと結婚や恋愛をあきらめて田舎に帰る主人公、姉の結婚と主人公の設定ドンかぶり、絵もとっても似ていますが…需要があるんでしょう♫笑
つぐみも少しずつ海江田に心を開き始めるが、過去の苦い恋愛経験から自分に自信がもてず素直に受け入れられない。そんなつぐみの前で、つぐみの親族にむかい海江田が伝えた言葉。
『恋なので仕方ありませんでした。』
ちょ、50代のおじさんが…とは思わず私はじーんと心に響きました♫
1巻の中で一番好きなシーン。
後は、つぐみの友人・秋本がつぐみに会いに来た時に言ったこのセリフ
『男は戸籍をみるまでわからない』…たしかに!!笑
ゆっくりと進む大人の恋愛模様、さてさて海江田はつぐみの心を開く事ができるのか。2巻では二人の関係はどう変化していくんでしょうか。
《引用元 作品DATA》
出版社:小学館
著者:西炯子
掲載誌:フラワーズ
ご購入はこちら↓amazon
電子書籍はこちら↓
大人買い派の方はこちら↓amazon