世にも稀なる残念な男、三十路にして遅咲きの恋
感涙の完結！！！！
――嬉しくて涙が出ることもある
あらすじ
イケメンエリートのくせに、「鈍感・受け身・器用貧乏」の三重苦がたたってどこかピントのずれた人生を送ってきた関根圭一郎（三十路）。手芸屋の孫娘・サラに対して生まれて初めての恋心を自覚した関根だが、
やることなすことうまくいかず、茫然自失の日々。
すれ違いが続いても、「迷惑だ」と言われても、諦めれない想い――。
涙腺崩壊必至の最終巻！！！
続きは感想 ネタバレ注意
待ちに待った関根くんの恋５巻でしたが、読み終わってみると嬉しいホッコリとした気持ちと、寂しさがまじった感じです！！
さぁ、ではネタバレ開始でございます♫
一度はサラに拒絶されるも、あきらめきれない関根くんは再アタック！サラを食事に誘い待っていると伝えるがなんと、待ち合わせへの電車、バスが遅れ、道もなんと鬼混み状態。(しかも携帯充電切れ)
必死で走る関根くん！！
だが、二時間半の遅刻…関根くんと入れ違いにサラは帰ってしまってた。
電話をかけまくる関根くんだが、サラは出てくれない。
翌日誤りに行こうとする関根くんだが、会社の上司に取引先との会食に呼ばれ、帰り際のタクシーで取引先の女性社員(しかも４巻で堂島と行ったビリヤードで会ったひと)に絡まれている所をサラにみられちゃう。
で、次の日会いに来た関根くんにこの一言。
『電話を夜中までひっきりなしに何十回もかけるっていうのはちょっと 迷惑です』
ちーーーーーーん！！！！
でもでも、サラをあきらめきれない関根くんはanan買ってみたり、社食で女子社員の話盗み聞きしてみたり、かなり必死こいてます笑。
またまた偶然飲食店で堂島に会い、ナンパした？された？女の子達となぜかカラオケに付き合わされる事に。ちょうどサラも関根くんに電話してたけど気づかず、サラからの留守電を何回も聞き直す関根くんがツボすぎる…笑。
堂島がそこにサラを呼んでサラが到着！！ちょーど帰ろうとしていた関根君と女子の会話を聞いてしまったサラ…
『長いコトもうこっちには振り返らないような相手に 手も足も出せない状態だからな』
もっちろんサラの事なのに、サラは数音先輩への気持ちだと勘違い！！！
そして、やっと帰り際２人きりになれた関根くん♡さっきの話を聞いていたというサラに
『どう思うんだ このコトについて 今決まった相手はいるのか？』と聞くと、
『いたとしても 関根さんにはぜーったい教えない』
はい、ちーーーーん！！！笑
いや、もうさ、アンジャッシュのコントレベルじゃない？このすれ違いっぷり。そして関根くんのこの涙…ロウソク…笑？？
それからしばらく時間が経ちまして…サラのアドレスも消去した関根くん、なんと京都に転勤する事に！荷造りをする関根くんのお部屋はこんなんなってました。
俺が誰のコトを考え続けているか知らせてくる
全てサラのための編み物…ほんとかわいいなぁ。もう少し言葉がうまければこんなにスレ違わなかったのに笑。それがまぁ、この関根くんの恋の楽しさですがね♫
荷造りを手伝っていた紺野と偶然あったサラは関根くんが転勤するのを始めて知り、いてもたってもいられなくなり関根くんのおうちへ。キタキターーー！！
大量の編み物、コタロータのお友達、そして、サラに借りた靴のカバーのカバーのカバー…笑。
やっとサラに気持ち伝わりました♡♥！！関根くんの気持ちを知り、サラは…
今度こそきちんと受けとらなくちゃ
『私もおそろいの気持ちだと思います』
きゃーーー♡いい、いい！！！
何が起こったのか分からない関根くんは、確認、確認っっっ笑！
『おそろいというのは本当か？本当か？本当だな？俺は確認したからな』しつけ〜〜〜笑。
そこからはさすが関根くん、ハイスピード！やる事エロイ笑！！！鼻血でそう笑！！
このときのサラが関根くんに言った言葉もほんと、よかった♡関根くんも泣いちゃいます笑。
『好きだと気づく前からどんな形でも関根さんには幸せになってほしかった』
そして翌日サラの為に朝食を作り、サラの名前を呼ぶ関根くん…よかったね〜！！やっと呼べて、返事してもらえて…こっちまでウルウルしちゃいました〜！！！(親戚のおばちゃん気分)
てな感じでハッピーエンドで終わりました〜〜！！あーほんとヨカッタ！！関根くんの空回りっぷりも、サラの鈍感さも、ほんとなんかおもしろいのとせつないのが合わさった感じでヨカッタ！！堂島がシレっと幼なじみの女の子にひたすら片思いしてたりも意外な一面てか、堂島の事めっちゃ好きになった笑♫
願わくば、関根くんの恋も、堂島の恋も、なにかの漫画で続編あってほしいなぁー！！
あ〜久々、ヒットの漫画に出会えてよかったな〜〜♡
もう、絶対絶対読んで下さいーーー！！！！
関根くんの恋買いに行った時に河内遥先生の最新作・文房具ワルツにも出会えましたので、それはのちのちネタバレ書くかもしれません♫
《引用元 作品DATA》
出版社：祥伝社
著者：河内遥
掲載誌：FEELYONG
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