箱庭のソレイユ2巻【ネタバレ・感想】(マーガレットコミックス)

『宇宙を駆けるよだか』の俊英、川端志季待望の最新作!

 

 

【あらすじ】
事件から5年もの間、消息のわからなかった“天使”が、突然あさひの通う高校に転入してくる。天使への復讐心を隠さない伊月に、あさひはその事実を伝えられずにいた。伊月と天使との狭間で揺れ動くあさひ…。それぞれに複雑な思いを抱えながら、3人の関係は徐々に変化していく…。

 

箱庭のソレイユ各巻ネタバレはこちら

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◀︎◀︎◀︎箱庭のソレイユ1巻ネタバレはこちら

 

箱庭のソレイユ2巻発売しました〜!!
箱庭のソレイユ2巻には5話〜8話が収録されています。
(ってこれから入れていこうかな〜と。でもきっと忘れまくりますw)

 

箱庭のソレイユ1巻ラストで、5年ぶりに再会した宿夜点治(しゅくやてんじ)・通称ー天使があさひの高校に転入してきた!!
驚きながらも、過去のことがバレたら天使がいづらくなってしまう…と女子たちに取り囲まれる(イケメン故に)天使に話しかけないあさひでしたが、逆に天使から連行されたwww
(しかも女子の憧れ第3位!の、女子たちの取り巻きを振り払って自分の元にくるパターンw)

 

向かった思い出のある公園で、天使があの事件以来絵を描いてない事、そして5年前の事件の真相を聞きます。
実は亡くなった有希先生は目の病気で絵が描けなくなり、天使の作品を自分のものとして出展していたという。
天使は『締め切りが増えて先生から逃げたかった』、と言い…

 

 

点治『だから 殺した』

点治『先生を殺したのは間違いなく俺だよ』

 

 

そう聞いて、『半分信じるけど半分信じない』と返すあさひ。
だって天使は昔から嘘をつくとき、じっと目を見て話す癖があるから。

 

天使は続けて『俺 これからはあさひの傍にいたい』と言います。
言葉通り愛犬のごとくあさひにまとわりつく天使に萌え〜〜〜なんですwww

 

 

 

 

 

 

あさひが心配するのは、有希先生の弟・伊月さんのこと。
天使に復讐するという強い意志を持つ伊月さんと天使を合わせない様にしようと、あさひは奮闘します!!
一方、伊月さんは『一緒に真相を探そう』とあさひに約束をしておきながら裏切って利用していたことがバレ、かなり気にしていた様子です。
あさひに会う為に高校に現れた伊月さん。(あさひはかなりテンパって天使を隠してますw)
あさひに会った時の表情がこちら!

 

 


伊月『瀬名さん』

 

 

ちょ、、、。恋する乙女の顔ですやんw伊月に片思いする助手さんも動揺っwww
あさひが怒っているのでは…と心配してた伊月さんでしたが、あさひの伊月の気持ちを考え『信じ続けるより恨み続ける方が辛いと思う』という言葉に救われます。

 

 

伊月:彼女の眼差しは
常識や単純な善悪にとらわれず
まっすぐ相手と向き合って
人の弱いところも汚い部分でさえも
許してくれる
あたたかい人だ

 

 

校内で伊月と天使は顔を合わせる(あさひは不在)んですが、お互い全くわからない状態。(天使の方はあさひと一緒にいる伊月を見てたので、ヤキモチ妬いてる風なのかな?)

 

 

でもその夜、伊月が今まで雇っていた探偵から餞別にと渡された写真が今現在の天使の写真でした!!(ここで、高校で会った男子が姉を殺した天使だと気づきます!!)

 

 

数日後、“腕を怪我させたお詫び”として、伊月とあさひはデートをします♫
おっと、後ろからずっとついてきたり二人の仲を割ったりしてるシロクマぬいぐるみ。の、中身はもちろん天使です〜〜〜www

 

 

そのデート中、通りがかりの女性がひったくりに遭い、その場にいた天使(シロクマぬいぐるみ)と伊月が二人で追いかけます。逃げられてしまうんですがその後、盗られたバックの中に父の形見の定期入れがあると聞いた天使は、ぬいぐるみの頭を取り…犯人の顔やバイクを描写し始めます!!
(ぬいぐるみの中が天使だと知りびっくりするあさひでしたが、伊月の手前何も言えない!)

 

 

 

 

 

そんな天使の姿を見たあさひは涙を流します…。
他人のために鉛筆をとった天使の姿を見て。そんな人が犯人なワケないと確信できる、と感じるあさひ。
本当はこの日、伊月に天使のことを話そうと思っていたあさひでしたが、結局言えませんでした。むしろ、天使に気づいた伊月の表情が怖すぎるよ〜。少女漫画のはずだよ〜。

 

 

一方、天使もあさひと一緒にいた伊月が、有希先生の弟だということを知ります!!
そして自ら伊月の働く大学に行き、『あさひと別れてほしい』と言うんです。(伊月とあさひが付き合っていると絶賛勘違い中。)

 

 


点治『俺の…命で償っても構わない』

 

 

そう言う天使に、あさひと別れるという条件で伊月は自分が作った毒薬を飲ませます。
その瞬間、あさひが現れます!!(友達に聞きました〜。)あさひも天使の残した毒薬を一気に飲みほす!!
慌てて解毒剤を取り出した伊月に向かって…

 

 

 


あさひ『天使に先に打ってください …じゃなきゃ 私も打たない』

 

 

と。
そのままショックで気を失うあさひ。天使は伊月に『毒なんてなくてもいい 償いが必要なら自殺する』とまで言います。そんな天使を伊月は殴り、『お前の軽い命なんて奪う価値もない』…と。

 

 

あさひはその後、伊月に背負われ朦朧としながらも、

 

 

“前にも私…こんなふうに誰かにおんぶされてた…ーあの背中…誰だった…?”

 

 

と感じるんです。
で、目が覚めると伊月のベットの上でした!!
伊月はあさひにまた約束を破った(天使に手を出さないということ)事を謝るんですが、あさひは本当は伊月が殺すつもりがない事に気づいてました。
そして伊月の過去を聞きます。
有名画家の祖父に育てられ、生きていくために姉も自分も絵を描いていた、と。そして姉は自分(伊月)を自由にするために絵を描いて、自分はそれに応えるために必死で勉強をした、と。

 

姉が死んで一度は空っぽになったけど、復讐のために生きてきた、だからそれができないとなると何のために生きているのかわからない、と伊月は言います。

 

生きている意味を探す伊月にあさひは

 

 

あさひ『私…伊月さんが生きていてくれて嬉しい』

 

 

そう言って、伊月を抱きしめます。
翌朝目を覚ましたあさひに伊月は…

 

 


伊月『僕とつきあってくれませんか?』

 

 

と、告白します!!!
ここまでが箱庭のソレイユ2巻でございましたっ!!
うううう〜ン。頑なに『自分が殺した』と言い張る天使。きっと真相は違うと思うんですが、自分の命を簡単に投げ出そうとしてまで、庇いたい人物とは??隠したい真実とは??
大切なあさひが関係してるとしか思えないんだよな〜〜〜。(伊月とあさひが付き合ってると勘違いした途端『まずい』と言って会いに行ったし。)

普段サスペンスとか全く読まない・観ない人間なのでさっぱりでございますが…。
最初は絵が描けなくて追い込まれた有希先生の自殺か?と思ってましたが…、あさひが思い出しかけた“おんぶされた記憶”&事件の日もソファーでうたた寝してたっていうのと、天使と再会したと話した母親の反応のなさも気になるポイントでしたね〜〜。

(サスペンスもののネタバレって難しい!細かく書いてないので是非読んでくださいね^^)

 

事件の真相も気になるし、いきなり大胆にブチ込まれてくる伊月と天使のあさひへの求愛っぷりからも目が離せません!!
個人的には1巻からブレなく天使派です♫きっと天使の今までもこれからの行動も全てあさひのためだと思うから!
箱庭のソレイユ3巻、楽しみに待ってます〜〜〜!!!

 

 

《引用元 作品DATA
出版社:集英社
著者:川端志季
掲載誌:別冊マーガレット

 

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