月影ベイベ4巻(フラワーコミックスアルファ)

気になるあいつが好きなのは、俺の叔父さん――
私の好きな人が好きなのは、私のお母さん――

 

【あらすじ】
“おわら”を踊れる転入生・蛍子。
彼女に惹かれていく光だが、彼女が自分の叔父・円に想いを寄せていることを知り、さらに円が蛍子の母と不倫していたと知ってしまい…!?

月影ベイベ各巻ネタバレはこちら

続きは感想 ネタバレ注意

発売からだいぶ遅れちゃいましたが、月影ベイベ4巻ネタバレしていきます♫(電子書籍、もう少し早く配信してほしいわー!)

 

光や里央、浩市と買い物中、光の叔父・円(まどか)と知らない女性が楽しそうに話しているのを見つけた蛍子は円を問いつめる!!

 

蛍子『ねぇ円くん 誰なのその女の人 答えてよ…!』

 

 

が、その女性は富山テレビ番組の制作の人で、“おわら特集”を組みたいと、円に話を聞きにきていただけでした。(←てゆっても、確実に円を狙ってる気配だけど笑。)
そのまま蛍子達は買い物を中止し、円に車で送ってもらう事になる。円の事しか考えてない蛍子、を見つめる光…と、それを見る里央!く〜なんだこの感じ!切ないっ!いいっ笑!!

 

 

 

 

 

 

 

当の光は自分が蛍子に恋してる事に気づいてない様子。

わざと円の車に乗らず光の所に戻ってきた里央は光と食事をしながら、蛍子が“光とは付き合ってるフリをしてるだけで、本当に自分が好きなのは円くんだ”と言っていたと光に言い、『好きながやろ?蛍子のこと』と聞くと、光はガッツリ否定しながらも…

 

 

 

光『いつも…おじさんのことしか…みとらんし』

 

光『好きに なるわけないやろ そんな女』

 

 

 


うん。それを片思いっていうんですよね笑。
自分の気持ちに鈍い光に『ほんっま鈍いねあんたは自分の気持ち位把握しとかれよ』と言い、里央は立ち去る。

私は今でも里央は光のことが好きかと思ってたら、小学生時代の事だったみたい。それでも光には幸せになって欲しい、と思ってるみたい。

そして、ついに演技発表会の練習に参加し始めた蛍子。
緊張する蛍子に対し、なんだか受け入れてる感じではない高校生メンバー。特に鳴美。
一通り踊り終えた蛍子に対し、指導役の杉原はおどりが“古い”と指摘。鳴美に教えるよう言うが、鳴美は蛍子に“笠を取って踊れ”と言い、断ると…

 

蛍子『それは…無理…』
鳴美『あっそ じゃあ私も無理やわ』

 

い、いじわるーぃ…。最初に光とつきあってるか聞いてきたし、蛍子に妬いてんじゃないのか〜??で、傷ついた蛍子を慰めるのは光の役目ですねっ♫

落ち込む蛍子を連れ出し、蛍を見に連れて行く光。蛍に感動する蛍子。…にキューンな光!!

 

 

蛍子『うん すごい…』
光:えっ…!?ちょっと待って…おさまれ心臓!

 

 

その時、蛍子は小さい頃ここで光に会った事があるのを思い出す。光はその事は覚えてないようだけど、3巻で光が思い出した“小さい頃の記憶”がここで繋がるわけですな。幼い光と蛍子、そして円おじさんと蛍子の母・繭子。
おわらに出て来る蛍をつかまえるような仕草を真似し、光の前で踊り始めた蛍子。そんな蛍子を見て自分の気持ちを確信する光。

 

 

ああ里央が言うとったがちゃ
もしかしてこれのことけ

 

 

 

そしてそして!蛍子が笠を被らずに踊れていた事に気づく2人!
翌日、自分の“古い”踊りを直してもらおうと、演技発表会メンバーの前で笠なしで踊ってみる蛍子でしたが…全然ダメでした笑。

が、しかしそこに救世主!!“どうせ笠を被って踊るんだから、笠なしの練習なんか意味がない!それどころじゃない!”と!この子は千夏。自分の父親が蛍子の母・繭子のファンで、その娘の蛍子ならうまいはずだ、と“むしろ古い踊りも見てみたい”と!

 

 

千夏『それどころじゃないが 時間がないがいよ 演技発表会まで』

 

 

それを見てた光は、自分の前では笠なしで踊れる…“蛍子にとって俺は特別?”と素敵な勘違い♫
嬉しさを感じた直後、円の胡弓の音を聞きホホ染める蛍子を見て胸を痛める光。

まぁ蛍子も、自分の母親を思い続けている円への届かぬ想いに胸を痛めてる様子。円おじさんも自分と蛍子のやりとりを見つめる光の様子に気づき…。

そして演技発表会がついに始まる!開始直前に蛍子と円のやりとりを見た光は動揺し、うまく踊れなくなってしまう。そんな光の目に入ってきたのは深呼吸をし緊張をほぐす蛍子、と、光の様子を察した胡弓を弾く円。円は光に合図し、光はいつもの調子を取り戻す!


円:光 耳を澄ませ

 

 

 

 

発表会が終わり、外に出た光を引き止めたのは円の昔からの友人・富樫。富樫おじさんは蛍子に片思いする光を、“繭子のことに悩む円とカブる”と言う。
そして光は…

 

 

 

光『いや…知りたい』

光『なあおっちゃん 話してくれんけ おじさんと繭子さんの若い頃のこと』

 

ついに、次巻で蛍子の母と円おじさんの過去が明らかになるのか…?
楽しみですね♫!蛍子は今の所、全く光の想いには気づいてないようですが一体何巻になったら2人の恋は進展するのか…首をながーくして待つしかなさそうですね。
まぁこんなじーーっくりな切ない片思い(特に光の横顔w)も、悪くないってことですね♫

 

 

《引用元 作品DATA
出版社:小学館
著者:小玉ユキ
掲載誌:フラワーズ

 

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