脳内ポイズンベリー1巻(クイーンズコミックスCocohana)

2015年映画化決定!
これぞ、新感覚ラブストーリー!あなたの中にもあるのでは?!めくるめく脳内会議!

 

あらすじ
櫻井いちこ(29)は、飲み会で会って以来気になっていた男子・早乙女(23)に、偶然遭遇。『話しかける? 話しかけない?』『押してみる? 引いてみる?』いちこの脳内ではめくるめく会議が繰り広げられ――? 怒涛の新感覚ラブ・パニック、開幕!

続きは感想 ネタバレ注意

脳内ポイズンベリー各巻ネタバレはこちら

第1話試し読みはこちらから

↑パソコンだと見れます。

このサイトで初めて、水城せとな先生の作品を紹介させて頂きます♫
個人的には初期の頃の作品は結構読んでて好きだったんですが、最近の作品では“失恋ショコラティエ”とかBLモノとかしか読んでなく、この“脳内ポイズンベリー”も存在は知ってましたが、ぶっちゃけこの表紙…謎すぎてスルーしてました笑。
映画化されるという事で、ミーハー魂に火がつきまとめ買い。読み出したら面白過ぎてちょこっと見て寝ようとしたが1巻一気読み笑。今まで買ってなかった自分を恨めしく思う程、新感覚で面白かった!!

話はいたってシンプル。主人公・櫻井いちこ(29)が飲み会で知り合った早乙女(23)を好きになってアクション?を起こす。これだけなんですが、いちこの中で繰り広げられる脳内メンバー5人のやりとりが、そりゃあ面白くて。文章で説明するのも難しいんで上記の“試し読み”見てみて下さい。
一応、1巻なんで詳しく書きますと…

いちこの中の脳内メンバーは5人。

 

 

左下・吉田・脳内会議の議長であり“理性”担当。上・・脳内会議の“記憶”担当。

 

 

 

左・石橋・脳内会議の“ポジティブ”担当。右・ハトコ・脳内会議の“衝動”担当。

 

 

池田・脳内会議の“ネガティブ”担当。

 

 

 

 

この5人がいちこの頭の中で会議して、いちこの行動や発言を決める、てなわけなんです。
日常でもみなさんありますよね?どうしよ?する?しない?行く?行かない?的な。それが5人キレイに役割分担されてあーでもないこーでもない会議しているんです笑。
そこにはマイクが設置されていて、基本的には議長・吉田が、みんなの言葉をまとめた発言をする=いちこの発言なんですけど、たまーに勝手に石橋やらハトコやらがマイクonの状態で喋ると…

 

 

『おなかすいたなぁ』

 

 

 


こうなります笑。そしてこの女性が主人公・いちこです。(今さらですが)

いちこのキャラ設定的には、おとなしめでそんなに自分に自信があるタイプでもなくて、ふんわりかわいい感じの30歳なんですけど、脳内メンバー5人のそれぞれの個性が表にでると、以外と男性をふりまわす魔性な女なんじゃないかと…?まぁそれが本来のいちこって事になるんですが。

早乙女とも電車で会ったその日に食事(て言っても吉牛だけど)行って、そのまま早乙女の部屋のそうじをするという口実で部屋にあがり…

 

 

まさかのそのままやっちゃうパターン笑。
しかも“今日は帰ろう”と決まった脳内会議に謎のダークいちこ?が現れみんなを眠らせそうなる、という笑。

 

 

 

『なにが限界だよ 限界っていうのはもっとカラダ張ってなりふり構わず全て投げ出して辿り着くもんなのよ』

 

 

 


たしかにいつもとは違う自分が出る日も、そんな衝動を起こしちゃう日もあるはずだ、うん、女もあるさ。

翌朝、冷静になったいちこは連絡先も伝えず退散。気にして友達伝いに連絡してきた早乙女は“自分はヤリ捨てにされたのか”と聞く。テンパったいちこは…

 

 

『こないだはちょっとおかしかっただけです!!あたしほんとにあんな女じゃないですから あの時のことは忘れて下さい!!さよなら!!』

 

 

そして一度はもう止めようと思った早乙女への気持ちだけど、脳内メンバーの多数決により、もう一度会いに行く事に。
そこで素直に『好きです』と自分の気持ちを伝えたいちこに対し、早乙女は

 

 

 

『…んっと…じゃあ付き合う?』

『よろしくね いちこさん』
ハッピー!このままお泊まり〜♫となったトコで、早乙女に年を聞かれ、きのう30になったと答えると…

『えええ…30?うっそ ごめん ないわー』

 

 

 

 

その瞬間早乙女の前から消えるいちこ笑。脳内メンバーも自殺モード笑。
早乙女は“見えないね”って意味で言ってたんですが、思い込んでしまったいちこはそのまま自虐モード突入。そんな時、コンパの主催者の友達から連絡が…
コンパにいた出版社に勤務する越智さん(早乙女とは正反対の結婚相手にはもってこいの男)が、いちこに会いたいと。

 

 

内容はいちこのケータイ小説を本にしないかという提案だったんですが。それから越智さんは相談相手というか、お食事相手になるんだけど、早乙女とも仲がいい人だから早乙女とあった事を話しておく事にした。すると、早乙女はそんな事言うヤツじゃないと言う越智さん。

越智さんとの食事の帰り、早乙女から電話が。(越智さんに教えてもらってたらしい)
会って早々、早乙女に怒りをぶつけ、かばん投げたりわめいたり…

 

 

『ちゃんと口に出して言ってよって 言ったんだけど俺…』

 

 

 

 


でも、なんだかんだケンカしながら誤解がとけて、また付き合う事になったいちこと早乙女だけど、いちこの誤解を招く発言に、越智さんと両方にいい顔をしていると勘違いした早乙女はいちこにブチ切れ。

 

 

『ふざけんのもいい加減にしろよ このビッチ!!』

 

 

 

わービッチとか言っちゃうんだ今の23歳は…で、脳内ポイズンベリー1巻終了。は〜面白かった。こんなに長々と書いといてアレですが、このマンガはまじで読まないと面白さがわかりません笑。
客観的に見ると、いちこが被害妄想炸裂で早乙女を振り回してるようにしか見えないけど笑。気になるのは、越智に、早乙女の部屋に“元カノのカップケーキのピアス”が落ちてたことを言った時の越智の動揺具合と、脳内メンバーが恐れている“いちこの暗黒付箋ページ”が気になりますなぁ。まさかの越智さんと早乙女が…なんてないよね???笑

それにしても映画の脳内メンバーは、西島さんをはじめかなり売れっこさん達の集まりでテンション上がりますが、現実世界の相手の早乙女と越智…。初めて見た方なんですが、どちらさまなんでしょうか??まぁ脳内メンバー推しってことですな。映画も楽しみだなぁ♫

それでは、2巻感想に続きますー!!

 

《引用元 作品DATA
出版社:集英社
著者:水城せとな
掲載誌:ココハナ

 

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