太陽が見ている(かもしれないから)7巻20話【感想・ネタバレ】

太陽が見ている7巻

Cookie2017年7月号の太陽が見ている(かもしれないから)20話のネタバレ、感想です☆
20話はコミック7
巻に収録と思われます!

 

太陽が見ている(かもしれないから)各巻ネタバレはこちら

 

続きは感想ネタバレ注意

 

 

太陽が見ている(かもしれないから)7巻19話【感想・ネタバレ】(マーガレットコミックスCookie)

 

出ました〜〜〜〜!!Cookie7月号!!!
仕事中も気が気じゃありませんでしたwww
今回、かなり物語が動きます!!!ずっとずっと知りたかった楡の本心が分かります!!!←これが一番の喜び。

 

久々の5oページ…かなりの読み応えでした♫
ですので…飯島と後輩の絡みとか、色々すっ飛ばさせて頂きますw
ざ〜〜っくりネタバレ&感想です。

 

 

【太陽が見ているかもしれないから20話あらすじネタバレ】

 

 

読者と同じく、岬もあの楡の『ごめんな』の意味を考えていました…。

 

 

 

出ないのわかってるのに電話して『ごめんな』
電話すら出ないのに会いに来て『ごめんな』
会いにきたのに何も話せなくて『ごめんな』

ずっと離れてて『ごめんな』

ないかコレはないか ふふ

 

 

 

(同じく、ずっと離れてて『ごめんな』、希望〜〜〜!もう、泣きそうです(ノД`))

 

 

 

これからずっと『ごめんな』の意味を考えなくちゃならない、“ひどいよ楡”と感じる岬。これが(自分が)何も考えずに過ごしてしまった“報い”なのか…と悩む岬。
“じゃあ楡は?”と考えます…。

 

 

 

その頃日帆が楡の部屋の玄関前で『開けて…』と電話をします。
家から出てきた楡でしたが、日帆を睨むように見つめ早足で外に行ってしまいます。そんな楡を追いかける日帆。

 

 

 

(飯島弟と後輩ちゃんのネコの絡み&岬のバイト先で岬をナンパする客・野村との絡み、すっ飛ばします!)

 

 

 

『もう…私のこと嫌いになった……?』と楡に聞く日帆。
『そういうことじゃない』と楡は答えますが、日帆と飯島兄のラインをほぼ全部読んだ事を日帆に伝え…

 

 

 

 

楡『お前の迷いがわかりすぎた
この便利なツールのおかげでずいぶん助けられたんだなあ
良かったなあ 日帆
あいつに恋愛感情もなんにもなくたって
一度も顔すら見なくたって
助けになってくれてたんだもんなあ 長い間

 

あれは大事な繋がりだよなあ 
そう思った時 
自分のしてきた事が…わかんなくなった』

 

 

 

楡『日帆 俺ね おまえに 俺がこんなに親身になってやってるのに  ーーーーって 思った…』

楡『理不尽じゃねえのかって 思った 大事に してやってるのに 好きに なってやったのに なんのために……そう思ったら……もう………』

 

 

楡の本心に耳を塞ぐような仕草を見せる日帆。
『嫉妬…だよね?嫉妬してくれてるんだ?』と震えながら楡に尋ね、話をごまかそうとしますが

 

 

 

楡『だけどおまえがいびつだと言ったんだ』

 

 

 

という楡の言葉に、『違う』と大声を出す。
いびつじゃない、と楡の言葉を拒否する日帆。
そしてケータイを振りかざし、『捨てる…こんなもの 捨てるから』と…。

 

 

 

飯島兄とのやり取りが映し出される……。
(これ、楡は全て読んだんだよね…。)

 

 

 

 

 

 

 

地面に叩きつけ、日帆の携帯画面はめちゃくちゃに。
『死んだぞマジで』と携帯を拾う楡、その瞬間、立ちくらみをおこした日帆はその場に倒れます。

 

 

 

場面は変わり、バイト先のカフェの客・野村に道端で肩を叩かれる岬。
しつこいしつこ〜いお誘いを受け、飲みに行きましたw彼氏はどんな人だったのかと聞かれ『優しい人です から あたしは間違えてしまって』と答える岬。
本当は昔から好きな人がいるのに優しい人を選んでしまった、と。

 

“好きな人”とは『どうもなりません 多分一生』と言う岬でしたが、

 

 

 

野村『はあ…一生 その人生きてんの?』
岬『え はい』

野村『動いてんの?』
岬『え はい』
野村『じゃあ望みはあんじゃない?』

 

 

 

(の、野村〜〜〜〜〜!!!イイやつ決定www)
別れ際もい〜こと言う。

 

 

 

野村『しかしさ 優しい人を選ぶのはふつーだし ハタチで一生とか言ってたら人生損するよ?』

 

 

(の、野村〜〜〜〜!!!イイやつ!!!←二度目。いくえみ先生の作品て超脇役のポロり発言に気づかされる的なの多い、よね???)

 

 

野村(呼び捨て)と別れた後、飯島兄から岬に連絡が!!!
日帆のラインが既読にならない、廣瀬(楡)も通じない、(岬は)連絡取れるか?との事でした。

 

 

 

場面は変わり、楡のマンション。
楡の携帯が鳴る。
画面を見て一旦置いた楡はベッドで眠る日帆の元へ。
日帆のおでこを触ると、日帆が目を覚ます。熱中症だったみたい。
楡が、携帯を修理に出そう、と言いますが、日帆は急に楡の昼間の言葉を思い出したように…

 

 

 

 

日帆『……親身になってやってる?今大事にしてやってる?私のこと…』

日帆『好きに…好きなふりしてやってる?』
楡『ふり じゃないよ』
日帆『このまま…死んじゃってたら…ずっと楡の中に残れたかな……』

 

 

 

そして『私とつきあったのはなんのため?』と聞く…

 

 

 

 

日帆『責任?同情?楡の意志ではないの?』

日帆『私が 周りが そうさせたとでも言うの?そんなのは絶対 許さない』

 

 

 

『本当に……好きな人は……誰……』とベッドにうずくまる日帆に楡は…。

 

 

 

楡『いないよ』

楡『ただ 俺がいなくても 生きていけるようになってほしい』

 

 

 

楡のマンションの下で、楡の部屋を見つめながら電話をかけ続ける岬。

 

 

 

 

岬:ここに 何年も前から住んでいるのは知ってる
一度も入ったことはない
あたしのアパートも玄関までだったね

 

あたしたちには境界線がある
見えないけれど決まっている
多分それが『ごめんな』の意味

 

わかってるよ 一生
『一生』とか言ったら
オトナに笑われるけどね

 

 

マンションから1人出てきた日帆と鉢合わせした岬。

 

 

 

“あたしたちには境界線がある”

 

 

 

ここまでが、太陽が見ている20話でございました。

 

【太陽が見ている(かもしれないから)20話・感想】

 

 

おおおおぉおおおぉおお〜〜〜〜(ノД`)!!!(はい、ここから死ぬほど長い感想です。)
楡と日帆の関係が、ついに…ついに、崩れましたね…!!!

『俺がいなくても生きていけるようになってほしい』は、もう別れの言葉、だよね。

 

でも本当は“自分”という支えがなくても日帆が生きていけると楡はきっと分かっているんだと思う。だって、今まで日帆を支えていた“大事な繋がり”は、恋愛感情もない、顔すら見てもいない“飯島兄”だから。

 

理不尽さに気づいたと同時に、自分の“〜〜してやってる”という本心が浮き彫りになり、日帆が発した“いびつ”という言葉をきっかけに、楡の日帆への気持ちが崩れてしまったんだろうな。

 

 

そして、ラストの岬のモノローグ。泣いた。
楡の『ごめんな』の意味。岬との間にできた、自分が作ってしまった“境界線”。
誰よりも近くにいてずっと一緒だったのに、日帆を選びできてしまった“境界線”。
岬の本当の気持ちは分かっているだろうし、大事な岬との間に境界線を作ってまで選んだ日帆。

 

 

だからこそ、日帆が影で自分ではなく飯島兄に支えられていたという事実が腑甲斐なく、やるせなく、そして許せないんじゃないのかな。考えすぎ?

 

 

日帆が『本当に好きなのは誰?』と聞き、『いないよ』と即答した楡。その時岬からの着信画面が写っていて、ドキっとしてしまった。
それが楡の“本当の好きな人”のように見えたから。
ただ、『いないよ』と答えたという事は“日帆ではない”ということですよね。

 

 

岬と鉢合わせた日帆。
感情がグチャグチャにならなければいいけど。ちょっと心配。
(楡にも)死ぬとか、嘘でも言わないで欲しい。強くなって、お願い。と思う。

 

今月号、楡の本心が描かれてて本当に嬉しかった!!
もう少し楡の気持ちを晒して欲しい。過去の事とか、家庭の事とか、きっと楡がまだ誰にも話していない気持ちとか、岬にぶつけて笑いあう日を早く見たい!!

 

 

『ずっと離れててごめんな』がリアルで見たいっっ(ノД`)!!!

 

2ヶ月後も楽しみだっっっ!!!!

 

 

 

太陽が見ている(かもしれないから)7巻21話【感想・ネタバレ】(マーガレットコミックスCookie)

 

《引用元 作品DATA》
出版社:集英社
著者:いくえみ綾
掲載誌:Cookie

 

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12 件のコメント “太陽が見ている(かもしれないから)7巻20話【感想・ネタバレ】

  1. 三人の見ないフリしていた感情が露わになった今回でした。

    岬の「ずっと離れててごめん。」

    楡の「好きになってやった。」

    日帆の「絶対に許さない。」

    そして、最高の境界線という言葉。

    この境界線を楡が越える日が、早く来て欲しい。そう思ってしまいました。

    楡の日帆に言った言葉は、別れの言葉より、辛いものがあるな。と思いました。
    早く続きが読みたいです!

    1. 檸檬さん
      いつもコメントありがとうございます♫
      同じく、楡の日帆への言葉が別れの言葉より辛いと感じました!
      でも、『ふりじゃない』と言った楡の言葉も本当だとすると、楡は日帆の事を好きになったわけですよね。
      その事実にも少し切なく、その気持ちを(悪気はなくても、恋愛感情じゃなくても)裏切るような日帆と飯島兄のやり取りを知った時の、楡の気持ちを考えるともっと切ないです!!!ラインを見たあとも楡は日帆を思いやっていたので…。
      同じく、楡から境界線を超えて行って欲しいです♫

  2. わかるわかる、そうそうと思いながら読ませて頂いています!
    今回は読み応えありましたね!
    楡の気持ち…
    あそこまで言われたら、もう元には戻れないですよね。元々いびつですし…

    日帆には、これ以上嫌いにさせるような言動をとらないで欲しい。(切に)

    境界線…楡から越えて来て欲しい!
    二十歳で一生なんてことはない!(野村ナイス)
    でもこれだけ話が動いても、何故かやっぱり切ないんですよね。

    またまた2ヶ月長い…

    1. 藤きさん
      初コメントありがとうございます♫
      そうなんですよ〜。岬派としてはずっと待ってた展開のはずなのに、切なさだけは抜けません。
      自分は誰の気持ちを考えて切ないんだろう?と思うと、岬も、楡も、そして日帆もなんですよね…。

      本当に野村ナイスです!!!
      むしろ私も野村の言葉に肩の力が抜けましたwww
      次も50ページと記載されていたので、楽しみでたまりません!!
      またコメント頂けたら嬉しいです♫

  3. 今月は悶絶の回でした!終始ジタバタしてました
    やっとやっと!ニレの本心が聞けて、やっぱりそう思ってたんだと安心してしまった自分。だって、普通に考えて日帆いい子だけどめんどくさいもん!っていう私の感想はどうでもよくて…笑
    岬の気持ちに寄り添いすぎて、切なくてうるうるしました(;ω;)
    にしても野村(呼び捨て)いい仕事しますね笑 岬とはいい感じの距離を保ちつつもう少し踏み込んでくれないかなと思っております。

    また2ヶ月。
    長いっす!!!笑

    1. あーにゃさん
      いつもコメントありがとうございます♫
      本心を晒さない楡が吐き出した本音、がすごく嬉しくて同じく安心しました!!!
      岬が“見えない境界線”を守っているのは、楡が決めた決断のためでもあり、日帆のためでもありますよね。ううう〜〜〜。切ないですね。
      めんどくさい女が嫌いじゃない飯島兄、ここで頑張って欲しい!!!
      野村(呼び捨てw)、本当にいい仕事してますね。
      2ヶ月…いつもの事ながら長いですねwwwまたコメント頂けたら嬉しいです♫

  4. コメントありがとうございます。
    気持ちを共感していただけるのは本当にうれしいです。2ヶ月長いですから…

    楡は昔から頑なに岬への気持ちをシャットアウトしてますよね。
    岬の足がつった時に治してあげてお礼を言われた時、わらび餅を取り合ってじゃれてた時…
    でも本当は、とっさに言ってしまった「触るな」が全てなのかと(2巻)
    何も感じていないのならもっと普通に接することできますもんね。
    楡の過去と何か関係があるのでしょうか…

    今回、本当に好きな人は 「いないよ」の後の岬からの着信画…グッときました。
    そろそろ岬への本心もさらけ出して欲しいで
    す!

    1. 藤きさん
      こちらこそありがとうございます♫
      私もあの『触るな』の時の気持ちが、まだ楡の中に残っていて欲しいな、と思います!!
      私の勝手な妄想では、楡は母親関連で過去に何かがあり岬への恋愛関係の気持ちをセーブしてるのでは…なんて思ってますw
      2巻で家に軟禁された時の楡の涙が忘れられないので…。
      藤きさんと同じく岬への本心、楡の口から聞けたら泣いちゃいそうです、ね。その時がくるのを待ちたいです!!

  5. いつも楽しみにしています★

    やっと。動き出しましたね。

    この数年間、日帆のそばにずっとついて(好きになって?)あげてたのに、支えになってなかったと知ったら、やりきれないですよね。

    何のために……岬と離れた?
    とかよぎったのでしょうか。。。

    でも日帆の【このまま死んでたら……」とか「そんなの絶対許さない」とか。
    お願いだから、もう楡を解放してあげて。
    なんて思っちゃいました(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

    次回、楡と岬のお互いの本当の胸の内が見れたらいいなぁと、期待してます♡

    1. まろさん
      いつもコメントありがとうございます♫
      まろさんのおっしゃる様に“なんのために…岬と離れた?”だと思いたいです!そんな気がしますっ!!
      最初の頃の楡や岬を思いやる優しい日帆の印象が消え、楡を苦しめる様な重い言葉がつらいです。解放してあげて欲しいですね。
      そして楡と岬の胸のうち…見たいです!描いて欲しいです!!
      次回も楽しみですね〜〜!!またコメントいただけたら嬉しです♫

  6. さかのぼりコメントすみません!
    このとき私コメントしていなかったですね!だから久々感があったのでしょうか~、やぁ嬉しいです!笑 

    この話のときはとてもコメントまとめられなくて、もちろん読んでいたのですが、うんうんと大きく頷きそのままでした。
    とりあえず野村は今までいなかった冷静?一般的大人ですよね!
    次のお話を読んでまた振り返ると、楡が自分がいなくても~って日帆にも岬にも言ってる気がしてしまいました…もちろんそれは嫌ですが笑 かけたところを補えるのが楡と岬だと願います!
    あぁ…また1巻から読み返すしかないですね、、

    1. とんとんさん
      さかのぼりコメントありがとうございます♫!!
      楡にとっての岬の“存在”を知れた喜びもありますが、読み返すたびに3人の関係を終わろうとしてるのでは?と不安でなりません。
      とんとんさんのおっしゃる通り、楡の欠けたと感じている部分を埋めるのが岬で、日帆のそれを埋めるのが飯島兄だと思います!
      私もさっそく1巻を読み返し、いつからそんな風に岬のことを感じてたんだろう…なんて切なくなりながら読んでます〜!

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